NHKスペシャル


毎日投稿11日目、今日はなんとか今日中に書けそうだ。(アップ後、修正した関係でまたも日を越しています・・・。)

ここ最近、このnoteでは読書録も兼ねて自分が読んでいる本の紹介をしてきた。今日は気分を変えて視聴したテレビ番組について書こうと思う。

NHKスペシャル「渡辺恒雄 戦争と政治〜戦後日本の自画像〜」


今年の8月15日に日本は終戦から75年という日を迎える。この番組は、記者を70年勤め、94歳の現在も読売新聞社トップにいる渡辺恒雄さんに、独占インタビューしたものである。インタビューアーは大越健介さん。

戦後の歴代大物政治家と非常に深い親交があった渡辺恒雄さんの証言から、戦後の政治がどのようにして作られていったのか、そこにはどのように戦争の影響が出ていたのか、ということを紐解いていく番組だった。

僕の中では”教科書に載っている出来事・政治家”でしかなかったものが、いち新聞記者の目線からリアルに語られるというのは非常に興味深かった。最も驚いたのは、渡辺さん自身が政治家と非常に密接した関係にあり信頼関係を築いていたため、記者でありながら時に政治家に助言をし、政治・政策の当事者となっていたことであった。

インタビューアーの大越さんによる切り込みも鋭く、約70分の番組は非常に濃い内容構成となっていた。

戦後75年。だから、というものでもないが、ここで改めて戦争について、あるいは戦後の日本のあり方について考えてみなければならないと感じた番組であった。

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