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生きづらさ(HSP|発達障害)

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目に見えない「生きづらさ」に関する記事をまとめます。
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記事一覧

自分の苦難は自分で背負う

私が大切にしていることの一つに「自分の苦難は自分で背負う」というのがある。 なぜなら、これまで生きてきたなかで「安易な道を選ぶと他人のせいにしやすい」という感覚がなんとなく培われてきたからだ。 人間、人に言われた通りに動くのが簡単である。楽である。それは自分の頭を使わなくて済むから。省エネモードで結果を出すことができるからだ。例えば信号機。赤なら立ち止まる。青なら進む。いちいちイアホンを外して聞き耳を立てたり、左右を目視確認したりせずとも、ある程度の安全性を確保して交差点

ジャーナリングはメンタル強化にどう貢献するか

ジャーナリングはメンタル強化やレジリエンス(精神的な回復力)を高めるための非常に有効な方法の一つです。以下、ジャーナリングがどのようにメンタル強化に役立つか、具体的な効果とそのメカニズムについて説明します。 ストレスの軽減:ジャーナリングを通じて自分の感情や考えを言葉にすることで、ストレスや不安を軽減することができます。書くことで自分の感情を整理し、理解するプロセスが進みます。 自己理解の促進:定期的に自分の考えや感情を書き出すことで、自己理解が深まります。自己理解が深ま

『メンタルが強い(弱い)』とはどういうことかAIに聞いてみた

「メンタルが強い」とか「メンタルが弱い」といった表現は、一般的に個人の精神的な強さや抵抗力、ストレスに対する耐性などを指しますが、これを測る明確な基準や単一の方法は存在しません。メンタルの強さを測るために用いられるいくつかの方法や指標について説明します。 メンタルの強さを測る指標や方法 自己報告式アンケート: 心理尺度: 心理学では、精神的な強さやストレス耐性を評価するための標準化されたアンケートがいくつか存在します。例として、以下のようなものがあります。 逆境に対す

あらゆる悩みはジャーナリングで解決できる

私たちの生活には、様々な悩みや問題がつきものです。仕事のプレッシャー、人間関係の摩擦、将来への不安など、悩みの種類は多岐にわたります。これらの悩みを解決するためには、まず自分の心の中を整理し、問題の本質を理解することが重要です。 ジャーナリングは、そのための有効な手段の一つです。今回は、ジャーナリングがどのようにしてあらゆる悩みを解決するのに役立つのかを探ります。 自己理解の促進 悩みや問題を解決する第一歩は、自分自身の感情や思考を理解することです。ジャーナリングを通じて

WHO「2030年頃の人類 最大の敵は”うつ病”」

特に予定を入れなかったGW。家でビジネス系雑誌を読んでいると、「WHOは2030年ごろの人生の健康の最大の敵は”うつ病”と予想している」という一文が目に入った。 「うつ病」「発達障害」「いじめ」「自殺」等のキーワードに私は敏感に反応する。誰にとっても他人事ではないと思っているからだ。 なるべく周囲に迷惑をかけず、噓をつかず、誠実に働いている人がうつ病になる。他人にばかにされていた特性が実は発達障害だった。ちょっとしたイジりのつもりが自然といじめになっていた。自分には縁のな

死を意識するとパフォーマンスが向上するという研究やエピソード

個人的に、人生の早い段階で「死」に考えをめぐらすことは大切なことだと考えている。正確に言えば、そうした”きっかけ”に気づく経験が大事だと思っている。 自ら積極的に考えにいくというよりも、例えば日々のニュースを見て「どうして毎日どこのだれかもわからない人の死亡事故が報道されるのだろう」とか、家族に言われるがまま参列した遠い親戚の葬儀で「どうして普段は関わってなかったのに、死んだときはわざわざ集まってその人について語り合うんだろう」とか、純粋な疑問からでいい。 他にもきっかけ

「自己を経営せよ」

私が自らの人生に期待する成果は「見えない生きづらさと共生できる社会づくりに貢献すること」である。 と、突然己の志について記したが、その目的は自分語りにあらず。本記事は、サムネとして取り上げているように、「死生学」と「企業経営」から得た知見を「人生学」として発展させていく私の試みを記したものである。自らの試みを一例として開示しながら、人生学(或いはそれらしいもの)の必要性および有用性を説くのが、今回の狙いだ。 話は戻り先ほどの私の志、これは企業経営でいうところの「ミッション

人生学をつくりたいと考えて4年が経過したので一旦振り返る

2020年の1月、私は、生きづらさを乗り越える術を身につけるための学問「人生学」をつくりたいという記事を書いた。あれから4年間、自分なりに色々行動した。全然まだまだ道半ばであり大きな成果はないが、一度振り返ってみようと思った次第。 この記事は、VUCA時代(物事の不確実性が高く、将来の予想が困難な時代)に個人が力強く生きていく術を養う学問の必要性を説いたものだ。そしてそれは、現代の企業経営(特に企業倫理やIRの観点)から波及して生み出せそうだという個人的な意見だ。 記事を

自分で自分を評価してもあまりいいことないんじゃないか。特にHSPとか発達障害とか

昨年末にインスタグラムをアンインストールした。時間の浪費を減らすことで必然的に自己研鑽のウエイトを増やす狙いだが、これまで何度もアカウントを削除したり作ったりを繰り返しているので、気が向いたらまた浮上するのだと思う。完全にしないとか、絶対に継続するとか、0か100かのルールは自分に課さない。自分一人で完結する習慣ならいいかもしれないが、SNS等外部との接点に関しては極端な行動を取らないようにしている。なるべく自分の生活に不必要と思われる情報からは離れながらも、連絡が取れないな

大人の発達障害どう向き合うか

暑い日が続いていますが、関東はここ数日雨模様。徐々に秋を感じる気温になりそうです。 しばらくぶりの投稿です。記事を書くときは思考が整理されている状態で集中して書きたいので、タイミングを見計らっていました。ですが、待っていても難しいですね。自分から時間を作りにいかなければ体は動きません。 今日は、私が見ていいなと思った動画の内容を要約してみようと思います。タイトルの通り、発達障害(そうでなくても、何かしらの生きづらさ)をかかえる方のお役に立てれば幸いです。 *** 先に

「死にたいと思う=不健康」ではないという考え

死にたいと思うことで得られる満足感がある 私は「死にたい(消えたい)」と思うことがある。 しかし、その思いを他人に話すことはほぼない。 理由はいくつかあって、例えば「話したところでその気持ちは変わらないし、変えたいわけでもない」「”病んでいる奴”や”かまってちゃん”というレッテルを貼られ、その後の社会生活に悪影響を及ぼしそう」「過剰に心配されるため、こちらも気を遣うことになる」などである。 こういう理由で、死にたいと思っても気軽く周囲には漏らさないわけだが、この本質は「死

初めて精神科に行った、発達障害だった。②~ASDに向いている職業・働き方まとめ~

以前、精神科で診療を受けたことを記事にしました。今回はその続き。「発達障害であることが判明した。そのうえで、どう身を振っていくか」という視点で記事を書きます。 1、発達障害とは?一言で「発達障害」といってもその中身は様々です。 自閉スペクトラム症(ASD)、注意欠如・多動症(ADHD)、学習障害(LD)、チック症、吃音などが含まれます。また、同じ発達障害でもその症状には個人差があり、日常生活に大きな支障が出ていなくても本人が困難を感じているケースが多々あるようです。 自

初めて精神科に行った、発達障害だった。①〜症状とか向き合い方とか〜

久しぶりの投稿になります。 6月も半ば、梅雨入りし2022年も折り返し地点になりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。春と夏の間、体調を崩しやすいのでお気をつけてくださいね。 さて、今回は表題通り、初めて精神科・心療内科に行った話。結論から申し上げれば、発達障害(自閉症スペクトラム障害)でした。症状があることは1年ほど前から自覚していたため、さほど驚くことなく先生の話を聞くことが出来ました。 ただ、初めて正式な診察を受けたため自分の中でも変化はありました。例えば「やっぱりそ

アスペルガー症候群について

【精神科の先生と話してみた】先日、精神科の先生にお話を聞いてもらう機会がありました。病院ではない場所で軽くお話しした程度なので正式な診察ではありませんが、結果としては、やはりパーソナリティ障害やアスペルガー症候群らしいとのこと。 そして、いくつか助言をいただきました(以下は特にアスペルガーについて)。 ・対人関係が苦手。 ・興味のある一つの領域に特化し、その分野においては記憶力も優れている。 ・日々書いている日記の終わりは、嘘でもいいからポジティブな言葉で締めくくるよ