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Salesforce に入社して7年。今期も振り返るよ。

本日、Salesforce FY23 最終日となり、しょっさんはSalesforce7周年となります。ラッキーセブン。みなさまのおかげです。みなさまあってのしょっさんでございます、本当にありがとうございます 🙇🏻

前職のIBMでは、21年弱のあいだ勤めていましたから、IBMで働いた期間の約1/3は終了します。とてもじゃないけど、そんなにこの会社にいる気はしない…。妻には年取ったから時間の感覚が早くなったからだろ、とか煽られる始末。個人的には、密度が高かったという印象があるので、時間の進み方自体が全然違っていたんだろうと。コロナ、ということもあるかもですけどね。と言うことで、この1年も振り返ってみます。

Principal Technical Architectへ

職位は変わらずなので、昇進したわけではなく横滑りでの職種変更です。ガバッと昇給したりはしてません。手取りはむしろガバッと下がってます。

6年間続けていたPlatform SpecialistからTechnical Architectに変わりました。Salesforceに入って、初めてのロールチェンジ。しかし我がボスは変わらずですし、同じチームとWeeklyで会議も行っていたので、チーム編成的な変更はほとんど感じていませんでした。

また、お仕事での支援内容も実は大きな変更はありません。元々前職でもアーキテクトだったこともあり、Platform Specialist時代からArhitectのようなお仕事はしていたのです。

じゃぁ名前だけじゃんってコトではなく、担当する範囲と階層が広がって、抽象度も上がりました。Salesforce Platformの特定の機能についてサポートするようなケースではなく、アーキテクチャの設計を支援することに主眼が置かれるようになりました。特定の商談での個別最適化ではなく、企業全体に対しての全体最適なアーキテクチャをデザインする傾向です。担当するお客様は、特定のサービスを担当するLOBや情シスの一担当者から階層が上がって、CxOやそれに準じる人たちが増えてきています。

伴って、大規模な商談をリードするような立場になりやすくなりました。基本原則として、わたしの業務の役割は、アカウントについているPre-Sales SEを支援する立場です。ですが、アーキテクチャの設計をお客様と一緒になって進めたり、企業全体の技術的な議論を行うケースも増えています。弊社製品だけにはとどまらず、多くのベンダー、多くの他社製品とも関わりがあります。以前は裏方のような支援をしていましたが、以上の理由からアーキテクトは表立ってリードする必要性が増えました。

その結果、働く時間が増えました。今までサボってた、ヒマだったというわけではありません。お客様と関わる時間が増えた、と言う方が正しいです。それでいて、これまで同様、教育やマーケティングの支援などもしてるんだから、目の回るような忙しさでした。PTA会長は引退すべきじゃないかと、地味に何度か考えました。そのくらい、今年は忙しくて副業どころじゃなかったです。残念。

とは言え、もともとずーっとアーキテクトしていた身としては、仕事の内容とロールがきちんとマッチして働きやすくなりました。忙しいけど、まぁ楽しくやってます。

勉強会/Webinar

振り返りでも少しまとめていますが、今年はWebinarが3回。

Salesofrce がスポンサードして開催された Qiita さんの Meetup。

パートナーさんたちと、Salesforceのテストについて語り合うパネルディスカッションのモデレータもやりました。

テストに関係したモデレータをやったことから、元弊社の某ばんこさんの所属するAutifyさんにお呼ばれして、Salesforce でのテストについて基調講演いたしました。

年あけて、つい先週末に数年ぶりのオンサイト実施な "Japan Dreamin" にも登壇しました。当日に説明したイベント駆動型アーキテクチャについては、別途まとめ直して補足をめったらつけて公開の予定です。

昨年よりかは外部向けのセミナーできたかなって感じです。

社内向けは少ないです。私の思いつきで始まったITの基礎を学ぶ IT勉強会が、昨年末で終了となりました。わたしは、最後の直前に「コンピュータの動くわけ」という題で、2進数ごときでなぜCPUが正確に動作するのかを紹介しました。えらい。

外部向けの資料提供

外向けにも使うことを想定していた資料を、弊社CSGがユースケースや事例を追記して、サクセスナビにて公開してくれました。この資料自体は2021年に作成したものですが、公開は2022年末ですね。30ページまでと38ページ以降が私の作成物です。

そう考えると、結構がんばってこれ作ったよなーみたいな記憶がよみがえります。

あとは特に外部向けに公開できるような活動はしてませんね。やはり商談への活動が中心で、特定機能のアウトプットが難しい状況です。アーキテクチャデザインはしているので、リファレンス・アーキテクチャを作っては公開していますが、自分で作って再利用することが多いので、新規のリファレンスが増えにくいという謎スパイラルに陥ってます。高効率。

昨今のTech業界は寒風が吹きすさんでいますね。しばらく穏やかに去るのを待ちながら、継続して会社への貢献を地道に努めていく所存です。明日からの8年目も、またみなさま、どうぞよろしくね。

周年記念日なので、しょっさんにお祝いだぜっていうありがたい面々には、投げ銭いただけたら、めっちゃ喜びます。

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