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音楽のことを中心に据えつつ、雑多に色々書きます。 仕事はJTCでアプリメインの情シスや…

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音楽のことを中心に据えつつ、雑多に色々書きます。 仕事はJTCでアプリメインの情シスやっています。 「音楽・テクノロジー・哲学」

マガジン

  • 日々の記録

    雑記的に書いた、日々の記録をまとめておきます。 書き続けることを目的にしているため、概ね15~30分程度で内容をまとめることを基本方針としています。

  • ライブの記憶

    「ライブの記憶」として、ただただライブに行った感想を書き連ねていくシリーズ。

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    日々の読書に記録を、メモ程度の備忘録として残していきます。

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    諸々の記憶や記録を残しておくもの。

  • Weekly Music Log

    仮想対談方式で、主にその週の新譜を中心に、音楽について緩く書く週刊記事。

記事一覧

「APPLE VINEGAR -Music+Talk- Episode112 AVMA2024報告回」を聴いて

APPLE VINEGAR -Music Award- 2024の大賞が発表になりましたが、その報告会がかなり興味深かったので、踏まえて少し考えてみます。 まずは、選考会に関してですが、 この…

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4時間前
2

自分専用のハッシュタグを作る

そういえばどこにも書いていなかった、自分の備忘含めて書き残しておきます。 https://twitter.com/sho5_midday が私のXアカウントですが、プロフィール欄にも書いている…

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4日前
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【ライブの記憶】【音楽未来会議~"これまで"と"これから"の10年~】Vol.2「ライブとフェスの10年」 2024/05/12

本当は現地参加予定だったのですが、 体調を崩してしまったので、大事をとって、オンライン参加にしました。(イベントの中でも軽く出ましたが、オンラインでも参加できる…

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6日前
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「新しい音楽」が聴けないのではなく、「古い音楽」が聴けない

ずっと悩んでいることを書いておこうと思います。 最近この記事を読みました。 まぁそこそこよく見かける話だと思います。 記事を3行でCopilotに要約させると、こんな感…

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10日前
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「GitLabに学ぶ 世界最先端のリモート組織のつくりかた ドキュメントの活用でオフィスなしでも最大の成果を出すグローバル企業の…

面白かったのは面白かったのだが、個人的には諸々考えて感想を書くことはないかなと思っていた。 しかし、感想などを調べてみると、エンジニア界隈でしか読まれていなそう…

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13日前
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Kindleに生成AIを組み込んで出来るようになってほしいこと(+生成AIによるメディアのパーソナライズ化の話少し)

最近たまに考える話です。こんなポストを見ました。 そうなんだよなぁ、早く出来るようになってほしいなぁと思っているやつです。 前提として、自分は読書のかなりの割合…

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13日前
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『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読んで考えるその先

絶賛話題の三宅夏帆さん著書『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読みました。 労働と歴史を紐解くという視点が非常に面白かったですし、その歴史もいわゆるただの…

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2週間前
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「知識のネットワーク」に入るには、どうすればいいのかという悩み

解がない、ただのお悩み雑記です。 以下の記事を読んで、最近考えていることです。 概要としては、 知識はある一定のしきい値を超えると、あまりに膨大なので、個人で本等…

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2週間前
2

【ライブの記憶】「渋谷キャスト7周年祭」関連特別企画:若林恵×tofubeats「発注向上委員会」立ち上げ!?記念トークイベント a…

突如世に公開された「発注向上委員会」なる謎の委員会。 何なのかさっぱりわからないものの、若林さんとtofubeatsが絡むなら、面白いに違いないということで行ってきました…

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3週間前
5

改めてDXとはなんぞや?を考える 2024

仕事で主にITに関わっているため、DXという単語を聞かない日はありません。 DX=デジタルトランスフォーメーションは、生成AIの登場もあり、なんとなく言葉自体は下火になり…

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3週間前
1

今、メディアが果たすべき役割とは?

最近なんとなく考えていることについて、書き残しておきます。 きっかけは以下ポストです。 めちゃわかる、、、という内容です。 昨今特に、情報と情報が分断されていて…

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1か月前
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【ライブの記憶】SYNCHRONICITY'24 at Shibuya 2024/04/14

行ってきました、SYNCHRONICITY。 こんな記事も書いてまして、例年同様かなりハードルを上げていたのですが、結論としてはやはり最高のサーキットフェスで、全然ストレスが…

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1か月前
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オンラインで話す時に使う資料はホワイトボードツールが最適である

仕事をする中で、自分の思考を深めたり、人とコミュニケーションをする機会が多いと思いますが、そこでのホワイトボードツールの活用について考えてみます。 スライドって…

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1か月前
5

そろそろ"SYNCHRONICITY"のタイムテーブルと向き合う

気づいたら、今週末の4/13,14がSYNCHRONICITY FESTIVALです。 毎年恒例ですが、ラインナップがえげつないので、タイムテーブルもとんでもないことになっています。 ちなみ…

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1か月前
1

音楽を強制的に聴く"場"が欲しいし、可能性は感じる話

ストリーミングサービスが普及して、好きな音楽が好きなだけ聴けると思いきや、逆に量が多すぎて、むしろ何も聴けなくなってしまったという感覚が芽生えている今日この頃で…

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1か月前
9

"あるべき姿”ではなく、"ありたい姿"を考えたい

最近社内で、"あるべき姿”という文言をよく見かけるのですが、ものすごく気に掛かります。検索すれば同じようなことを書いている方はたくさんいるのですが、自分の考えを…

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1か月前
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「APPLE VINEGAR -Music+Talk- Episode112 AVMA2024報告回」を聴いて

APPLE VINEGAR -Music Award- 2024の大賞が発表になりましたが、その報告会がかなり興味深かったので、踏まえて少し考えてみます。

まずは、選考会に関してですが、
この賞を君島大空にしちゃうかという率直な感想もありつつ、 議論の流れは全く違和感がないので、納得ではありました。

後述にも関係ありますが、Gotchや小熊さんのコメントにもある通り、この賞は「新進気鋭」と言い

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自分専用のハッシュタグを作る

そういえばどこにも書いていなかった、自分の備忘含めて書き残しておきます。

https://twitter.com/sho5_midday が私のXアカウントですが、プロフィール欄にも書いている通り、3つの自分専用のハッシュタグを活用しています。
それぞれの意図・目的は後述しますが、
そもそも自分専用のハッシュタグを活用するメリットは、大きく二つあるかなと思います。

自分専用のハッシュタグを作る

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【ライブの記憶】【音楽未来会議~"これまで"と"これから"の10年~】Vol.2「ライブとフェスの10年」 2024/05/12

本当は現地参加予定だったのですが、
体調を崩してしまったので、大事をとって、オンライン参加にしました。(イベントの中でも軽く出ましたが、オンラインでも参加できる仕組みは本当にありがたいですね)

ただ、イベントページに以下の記載があるので、
内容に触れない形で、ごく簡単なメモだけ残しておきます。(おそらくこの取り組み自体が書籍化を想定しているためと理解しています)

内容としては、概ね予定トピック

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「新しい音楽」が聴けないのではなく、「古い音楽」が聴けない

ずっと悩んでいることを書いておこうと思います。

最近この記事を読みました。

まぁそこそこよく見かける話だと思います。
記事を3行でCopilotに要約させると、こんな感じでした。

似た話は先日全然別の文脈で書いてたりもしてます。

この手の話、頭では全然理解できるのですが、実感が全くないんですよね。
自分は、確実に今が人生の中で最も新しい音楽に触れているという自負があるので。

むしろ自分の

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「GitLabに学ぶ 世界最先端のリモート組織のつくりかた ドキュメントの活用でオフィスなしでも最大の成果を出すグローバル企業のしくみ」~エンジニア界隈に留めておくにはもったいない、組織に関するベストプラクティス~

面白かったのは面白かったのだが、個人的には諸々考えて感想を書くことはないかなと思っていた。
しかし、感想などを調べてみると、エンジニア界隈でしか読まれていなそうな雰囲気で、
もったいない読み方をされている本ではないかと感じたので、簡単に自分の考えを書き残しておこうと思う。
この本は、確かに"リモート組織”というキーワードがありつつも、本質的には、グローバル企業における組織のベストプラクティスに関す

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Kindleに生成AIを組み込んで出来るようになってほしいこと(+生成AIによるメディアのパーソナライズ化の話少し)

最近たまに考える話です。こんなポストを見ました。

そうなんだよなぁ、早く出来るようになってほしいなぁと思っているやつです。

前提として、自分は読書のかなりの割合をKindleに頼っています。
若干変わっている部分もあるので、近いうちにリライトしたいと思っていますが、大体こんな感じで読書しています。

Kindleで複数の本を並列で少しずつ読むというやり方をしていることもあり、生成AIにやっても

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『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読んで考えるその先

絶賛話題の三宅夏帆さん著書『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読みました。
労働と歴史を紐解くという視点が非常に面白かったですし、その歴史もいわゆるただの歴史の羅列にはなっておらず、著者の視点と考えのもとにひとつ一つを繋げて語られていたことにより、最初から最後まで興味深く読むことができました。

とはいえ、新書というフォーマットの制限もあったでしょうし、気になったことはそれなりにあり、それら

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「知識のネットワーク」に入るには、どうすればいいのかという悩み

解がない、ただのお悩み雑記です。
以下の記事を読んで、最近考えていることです。

概要としては、
知識はある一定のしきい値を超えると、あまりに膨大なので、個人で本等によって学ぶよりも、「知識のネットワーク」を活用して、他人の知識を活用できるようにする必要がある
というものです。(以降、論旨にはほぼ影響ないと思うので、"知識"という言葉に"情報"の意味も含んで書きます。単に両方併記するのが煩雑だから

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【ライブの記憶】「渋谷キャスト7周年祭」関連特別企画:若林恵×tofubeats「発注向上委員会」立ち上げ!?記念トークイベント at SHIBUYA CAST 2024/04/27

突如世に公開された「発注向上委員会」なる謎の委員会。
何なのかさっぱりわからないものの、若林さんとtofubeatsが絡むなら、面白いに違いないということで行ってきました。
結論、やっぱり最高に面白かったので、簡単に内容のまとめや感想等書いておきます。

ことの経緯は「発注」への熱量?ことの経緯は、4/28,29に無料配布されるブックレットでの若林さんのインタビューに書かれているので、これを読んで

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改めてDXとはなんぞや?を考える 2024

仕事で主にITに関わっているため、DXという単語を聞かない日はありません。
DX=デジタルトランスフォーメーションは、生成AIの登場もあり、なんとなく言葉自体は下火になりつつある気がしなくもないですが、
日系大企業では、まだまだ注力しようとしている話でしょう。

経産省のDXレポートが出たのが2018年のようですから、5年ほど経って、各社のDXというのが定まりつつあるように思いますが、
改めて、こ

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今、メディアが果たすべき役割とは?

最近なんとなく考えていることについて、書き残しておきます。

きっかけは以下ポストです。

めちゃわかる、、、という内容です。
昨今特に、情報と情報が分断されていて、特定の情報ソースを追っかけていないと、拾えないものが多くなってきている印象があります。

実体験だと、例えば以下のポストなのですが、
曲のクレジットを確認したく、Googleで検索したのですが、一切出てこず、Xを検索してようやく見つけ

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【ライブの記憶】SYNCHRONICITY'24 at Shibuya 2024/04/14

行ってきました、SYNCHRONICITY。
こんな記事も書いてまして、例年同様かなりハードルを上げていたのですが、結論としてはやはり最高のサーキットフェスで、全然ストレスがなく、ずっと楽しめました。

まずアクトの感想です。
最終的に観たのは以下の通り、チラ見合わせると11組でした。

しっかりと観たアーティストについては、Xで以下のポストに連ねて簡単に感想書きましたので、詳細はそちらで。

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オンラインで話す時に使う資料はホワイトボードツールが最適である

仕事をする中で、自分の思考を深めたり、人とコミュニケーションをする機会が多いと思いますが、そこでのホワイトボードツールの活用について考えてみます。

スライドってそんなに有用か?Web会議時など、オンラインでコミュニケーションする機会も多い世の中ですが、その際に資料などを投影して、議論したりするケースも多いと思います。
この時、パワポなどのスライドツールを利用することが多い印象がありますが、なぜス

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そろそろ"SYNCHRONICITY"のタイムテーブルと向き合う

気づいたら、今週末の4/13,14がSYNCHRONICITY FESTIVALです。
毎年恒例ですが、ラインナップがえげつないので、タイムテーブルもとんでもないことになっています。

ちなみに、ちょっと前にこんなのも書いたのでおいておきます。

開催が今週末に迫り、流石にそろそろタイムテーブルと向き合うことにしようと思い、参加予定の4/14について、タイムテーブルを考える過程を書き残します。

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音楽を強制的に聴く"場"が欲しいし、可能性は感じる話

ストリーミングサービスが普及して、好きな音楽が好きなだけ聴けると思いきや、逆に量が多すぎて、むしろ何も聴けなくなってしまったという感覚が芽生えている今日この頃です。
アルバムなんて、数年前からまともに聴けなくなっている気がします。

そんな中、
"APPLE VINEGAR -Music+Talk- Episode107 後藤正文名義『Recent Report Ⅰ』を話す回"を聴いて、
音楽を強

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"あるべき姿”ではなく、"ありたい姿"を考えたい

最近社内で、"あるべき姿”という文言をよく見かけるのですが、ものすごく気に掛かります。検索すれば同じようなことを書いている方はたくさんいるのですが、自分の考えを書き残しておきます。

"あるべき姿”という、べき論はかなり凝り固まった思考の枠組みになってしまうように感じています。
べき論を語る際、短い時間軸でミクロな話をするのであればそこまで違和感はないのですが、
数年先レベルの未来の話をするときに

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