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「雇用調整助成金不正受給」「労働裁判」「妻のがん治療」50代男の誰も得しない話!③

「雇用調整助成金」最初の申請時。
上限がいくら?など決まっていなかったが
上限1日1人15,000円と決まった。

そんな時
専務が休業日は20%の減給を言い出した。
全額補填してもらえるのに何故?
会社の負担は全くないのに
説明しても理解できないのか
最初の1か月は実行された。

専務というのは社長の息子で
親しみを込めて「バカ息子」と呼んでいた。
モチベーションは大いに下がった。
このバカ息子も社長には逆らえない。

会社は売上がない
よって仕事がないスタッフは
どの部門も休業を取っていた。
会社はサービス産業のため
完全休業できない部門もあった。

私の部門も少なくなったとはいえ
問合せや来客・メールや電話…..
業者とのやり取りなど。
勤務先にはテナントなども入っており
誰かは出勤する必要があった。

数か月たっても会社の売上は全く上がらない。
毎月数千万の借り入れ。
(現在は、コロナ前の借り入れ含め
50億以上の借金を抱えているらしい)

ようやく危機感を持ち出した。
社長は休業を取るように強く指示しだした。
雇用調整助成金を活用しようとしているが
中身は全く分かっていない。

当時テレワークなど話題に上がっていたので
仕事は自宅に持ち帰り行うよう指示をしだした。

しかし家で仕事をしたら
休業にならないことを理解できないのか?
何度説明しても聞き入れられず
出社しなければ雇用調整助成金をもらっても
問題ないと考えていたようだ。

どうしても会社に来る必要があるときは
「散歩がてら会社に立ち寄った」
「趣味で会社に来たことにして休業申請しろ」

と言い出した。

こうなると老害まっしぐら
社長は絶対に聞き入れない。
黙っていれば問題ないと思っていた。
(のちに痛い目にあうのだが)


当然、私にも助成金詐欺?
加担するように強要し始めた。
不正受給が始まりだした


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