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【アメジスト】心は、ぶどう色

天然石は、強い

 私は頑丈な物が好きだ。
永続性があって、強いから。
劣化して、悲しい思いをしないから。

 なので、本当に大切なコレクションや本は
日に当てないように、箱の中にしまったり、黒い布で覆ったりしている。

 天然石は、適切に管理すれば大抵は
劣化しづらい
(厳密に言えば、大体のものと同じく
紫外線に当てれば褪色するし、
扱いが悪ければ割れるかもしれない)。


私と天然石との関わり

 私は母の影響で、小学生の頃、
たくさん鉱物を集めていた。
今でもたまにミネラルショップに通って、
気に入った石を購入する。

私のコレクションの一部

 そんな天然石や鉱物のコレクションを
夜眠る前に眺めているだけで、
うっとりするし、力がもらえる。

 パワーストーンだなんて、
うさんくさい概念は学生時代は
信じていなかったけれど、
最近はあながち大嘘でもないような
気がしている。


勾玉との関わり

 昨日寄った本屋さんで、
なんと鉱物フェアが行われていた。
店の通路のど真ん中のアルミラックに
定番の天然石が、ずらりと陳列されていた。

 その中で上の方の棚にひっそりと、
天然石でできた勾玉が数種類売っていた。

 「勾玉」とだけ聞くと、ちょっと中二病な
響きもする(笑)が、和風な小物としては
とても良いものだ。

 大学時代、酒蔵の実習で
島根県に行ったとき、
出雲大社のお土産通りでたくさん
メノウのお土産が売っていた。

 そこで緑とオレンジブラウンの二つの
小さなメノウの勾玉がついたストラップを
購入し、財布に付けている。

 3〜4年経った今でも、目に見える劣化は
していないし、財布を取り出す度に
かわいいメノウが目に入り、
テンションが上がる。

この経験から、
「天然石は強くて素敵だ!」
というイメージを持っている。


ぶどう石との出会い

 勾玉コーナーでアメジストの勾玉を
見つけたとき、私が持っている
ピンク色のカバーを付けた
スマホにピッタリだと思った。

 また、お守りとして私の誕生石である
アメジストの指輪がずっと欲しいと
思っていた。
なので、アメジストを身近に感じる、
ちょうど良い機会だと思った。

 その勾玉は私にとっては
少々お値段が高く買うかどうか迷ったが、
直感に従い、購入した。

 購入後、本屋さんの駐車場へ向かい、
車に乗り込んで早速スマホに
アメジストの勾玉を付けた。

 光に透かすと天然石特有のクラックや、色の濃淡が現れ、とても美しい。


まとめ

 最後に、wikipediaからアメジストの
トピックスを紹介して終わりにしたい。

ギリシャ神話では、酒神バッカスが連れている虎に追われたアメシストという女性
(月神アルテミスに仕える女)が神に祈ると
純白の石に姿が変わり、
哀れに思ったバッカスは
その石に葡萄酒を注ぐと紫色の水晶に
変わったと言われている。


 アメジストに酔わされて、
私の心は、ぶどう色。

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