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Twitterでマーケターの名言を100個集めてみたら学びしかなかった話
みなさん、Twitterは好きですか?僕は好きです!
Twitterには色々な使い道がありますが、ビジネスで利用する人も増えていますね。かく言う僕も仕事に使えるネタを日々収集しているのですが、そこで思うことがありました。
Twitterは、知見の宝庫。
Twitterでは、著名人やプロフェッショナルの方も情報を発信しています。はっとするような名言やプロならではの知見も拝見することができ、仕事にメチャクチャ役立ってるんですよね。
これを自分だけのものにしておくのはもったいないので、Noteでまとめて共有してみることにしました。今回は、僕の仕事でもある「マーケティング」にテーマを絞り、賢人たちのつぶやきの中から厳選した100個を、いくつかのジャンルで分けて紹介していきます。
Twitter上の文字数を入れたら4万字の超大作Noteですが、本当に学びだらけなのでぜひ見てみてください!
マーケティング全域に関する名言7つ
まずは、マーケティング全般に関する名言を紹介します。
新卒時代に教えてもらった、「特性」と「価値」を切り分けて考えるっていう視点はシンプルながら今も変わらず常に意識していることの一つ。
— 鎌田@コンバージョンの魔術師 (@kamatec) June 16, 2020
「売れない」と嘆いている商品や営業は、結構な確率で「特性」だけを伝えているケースが多い。 pic.twitter.com/IQQ4PcnwFu
自分でもよく陥っている気がします。特性に価値があると信じたいのもありますが・・・
僕らは服に拘ってたけど、息子には子供の頃からユニクロ着せてた、他の人だってきっとそう。服の原体験がユニクロなんだから、それを超える体験価値を提供出来ないと「ユニクロでいい」を超えられない。ウチの息子なんてユニクロでバイトしてたしね。子供に何を買ってる?それが未来の消費に繋がる。
— jigen_1 (@Kloutter) July 1, 2020
原体験を押さえられたら、それ以上のマーケティングはないのでは?究極のブランディング。
何を食べてもほとんどのものが美味しい高度成熟化した現代において美味しさを決めるのは物理的な味よりも情報や知識かもしれない。同じ刺身でも今朝まで玄界灘を泳いでたとか年に数匹しか揚がらない希少なものと言われた方が美味しく感じる。僕たちは舌ではなく脳で味わってるんだよな。文脈を食べてる
— 池田紀行@トライバル (@ikedanoriyuki) May 29, 2020
私たちは情報を消費して生きています。食のような肉体的な分野においても、情報の付加価値なしでは満足できなくなっているのかも。
マーケティングに携わるものとして意識的にやってるのが、
— 鎌田@コンバージョンの魔術師 (@kamatec) November 11, 2019
「一回口にいれてみる」こと。
タピオカもキャッシュレスもジョーカーも全裸監督もバチェラーも、流行りものは好みに関係なく一回触れる。
これ思ったより周りの人やってないから結構差別化になる。
話の引き出しも増えるしね。
自分でやってみると、肌感覚が全く違いますね。仮に自分には合わなくとも、合わない人の気持ちが理解しやすくなります。
サイゼリヤの1円値上げによる効果が面白い
— 黒澤友貴/マーケティングトレース (@KurosawaTomoki) August 5, 2020
・ミラノ風ドリア299円→300円
→会計にかかる総時間30%減少
・50円や100円刻みの値段設定
→客単価700円前半→1000円近くまでUP
そして知らなかった、
サイゼリヤはずっと"税込み"の価格表示→顧客が会計しやすいようにしていたとのこと
神は細部に宿る。
【世のマーケ本の要約】
— 渋谷で働くCMO@プロマーケター (@shibuyamarketer) March 19, 2020
・顧客と話せ
・ターゲットを絞り込め
・やらないことを決めろ
・ベネフィットを明確に
・マーケティングは経営
・競合の得意領域で勝負するな
・小さな市場でいいからNo1になれ
・まずはトライアルさせろ
・常にテストだと思え
・実行を疎かにするな
これだけ抑えれば大丈夫
簡潔でわかりやすい。本当にこれを全部抑えればいいかは問題でなく、情報整理こそが重要。
連休なので、「戦略って何さ?」という教材資料つくってるなど。 需要あれば公開するかもしれんが、公開しないでクライアント専用にするかもしれん。 pic.twitter.com/sPuVN0kZ6P
— 深津 貴之 / THE GUILD / note (@fladdict) July 24, 2020
広義の意味では戦略設計もマーケティングの一環。とてもわかりやすい解説です。
マーケティングは非常に広い概念であり、専門性も分かれています。その中であえて重要概念の共通項を抽象化すると
・情報を抽出する
・情報を整理する
・情報価値を上げる
この3点になるでしょう。サービスの特性を含む提供価値をまず抽出し、伝えるべき情報と伝えなくてもよいものを整理し、伝えるべき情報の価値・純度を徹底的に上げる。あらゆるマーケティング手法はこのステップで形作られるべきで、成果の出ていない施策はこの3段階のうち、どこかがおざなりになっているのだと思います。
さらに本質を突き詰めると、マーケティングとは結論「情報をコントロールする」行為であり、マーケティングスキルとは「情報の取捨選択を臨機応変に行い、受け手に届く情報価値を巧みに最大化する」技術と言えるでしょう。先に紹介したマーケティングの賢人たち、いずれも言っている内容は「情報をいかに取り扱うか」という点に帰結しています。
SNS・PRに関する名言16個
21世紀のマーケティングに欠かすことのできないSNSについて賢人たちの名言をみていきます。
まじめな話、長文が読めるのは現代においては立派な技能だと思います。長文読めないとか拒絶反応が起こる人は思いのほかたくさんいて、そういう方々がビジネス系YouTuberのコアなターゲット層なのだとYouTuberの方から教えていただきました。 https://t.co/Z3i1h0tHgJ
— えとみほ (@etomiho) May 10, 2020
求められるフォーマットは時代によって変化します。テキストコンテンツ自体がレガシー化していくのかも。
Jリーガーがnote書くケースが増えてきて、ずっと「文章書けるJリーガーは絶対noteやるべき。ブルーオーシャンだから」と言い続けてきた私としては嬉しい限りですが、この労力の対価を得たいと思ったら「続けること」が大事です。殆どの人は続いてないのが超もったいないです。
— えとみほ (@etomiho) May 5, 2020
SNSはとにかく続けることが大事。スポーツ選手に限らずブルーオーシャンな職業分野はまだまだありそうです。
たまにSNSやりたいっていう経営者や政治家の相談に乗ったりしてますが、基本的には「自然体でやってください」とお伝えしています。フォロワーが見たいのはブランディング意識して偽装された姿でなく、その人の「素」だから。ちなみに素がヤバそうな人には「SNSやらない方がいいかも🙄」と言います。
— えとみほ (@etomiho) September 3, 2020
SNSは人柄が出ます。自分を飾りてても、長続きしないでしょう。
5,000フォロワー超え始めたぐらいから「誰にフォローされたか」を都度追うのが厳しくなってしまったんだけど、リアクションやリプライをくださると「存在に気づく→フォロバ」と数千名ほど繰り返してきたので、ホント気軽にコメントや引用RTもらえると助かるのはツイッタラーあるあるだと思う(切実)
— カイマサユキ|Kai Masayuki (@Kai_MSYK) May 8, 2020
私が尊敬するのは“フォロー”数が何千もいるなかでもいいねやリプをしてくださる方。
— 😘きなこ😘 | マーケター (@sooo_hc) August 11, 2020
FF比にとらわれず、たくさんの方とつながって、こまめにいいねをつけてくださる方本当にすごくない?
そういう方をみると、フォロワー数ってそんな関係ないなって思う。
数よりエンゲージメント。愛だ。
SNSの本質はコミュニケーションであることを考えると、定期的な声がけは大事なのだと思います。フォロワー数も本質的な指標ではないですね。
noteって「自社サービスのリード増やしまっせ」的な使い方だと勿体なくて、スキルシェア・ノウハウシェアが大前提で、読み手が運営する事業やサービスの成長促進に役立つものであって欲しいよね。
— カイマサユキ|Kai Masayuki (@Kai_MSYK) May 30, 2020
ストーリーや取り組みの再現性を読み手は求めているのであって、自分としても気をつけたいところです。
いいねがつかないと嘆いてる人に本当に簡単な小技を教えたい。
— 😘きなこ😘 | マーケター (@sooo_hc) September 7, 2020
それは「タイムラインに行って他の人のツイートにいいねする」
いいねがつかないと言う前に、まずは自分からいいねしよう。ね。
SNSは、原則としてGiveの精神がある人のもとにパワーが集まってくるものだと感じています。
TwitterがURL付き投稿(シェア)よりテキストのみ投稿を優遇するのは、Instagramで画像に文字入れ+カルーセル投稿が伸びるのと似てて、別サイトに飛ばさず投稿単体の滞在時間を長くしたいから。
— みる兄さん(マーケの人ときどき二児のパパ) (@milnii_san) August 26, 2020
SNSプラットフォームは可処分時間を長くして、広告で収益あげるのがビジネスの目的と考えると納得。
仕様変更をプラットフォーマー側の視点で考えることは大事。元締めの思惑が見えれば、対応方法も見えてきます。
前も言ったけど、私は自分のツイートにすぐいいねを押す。
— 😘きなこ😘 | マーケター (@sooo_hc) May 26, 2020
1つでもいいねが押してあると、人はつられて押すものだ。
いいねへの抵抗感をなくすことも、一つの手では?
まあ、自分、良いことつぶやいてるやんって思っている節もあるが…笑
テクニックが全てではありませんが、技を知っておくに越したことはありません。行動心理学は特に必須知識です。
先日アメリカの記事を読んでたら、
— 😘きなこ😘 | マーケター (@sooo_hc) July 25, 2020
企業の公式アカウントよりも従業員のアカウントから共有されたコンテンツのエンゲージメントの方が8倍も高いというデータがあった。
やはり全社員広報時代とはこういうことなんだろう。
逆もまたしかりですね。従業員を大事にしない会社は、どこで足元をすくわれるかわかりません。
今日はオーガニック運用の例を話していましたが、企業アカウントであれば適切に広告を打っていくほうが効率的です。ストーリーズ広告で100万Imp出すのにはCPM300円以内だと30万円くらいで可能です。アルゴリズムハックもあるけれど、適切な施策をきちんと組んで実施していくのも大切かなと思ってます🥳
— 株式会社ライスカレー🍛川上 (@okyaaaann) July 1, 2020
こういった数値の共有はとても参考になり、助かりますね。シンプルに露出媒体としても、SNSは使えます。
SNSは有効なマーケティング手法である一方で、負の側面もあります。
インスタでインフルエンサーと称されているモデルさん。確かにかわいいけど、投稿へのいいねを確認すると5割がオジサン、4割が外国人のオジサンという。闇は深い。
— 池田紀行@トライバル (@ikedanoriyuki) June 6, 2020
SNSで目立つのはSNSがうまいから。メディアにたくさん出るのはメディアや読者のニーズに応えるのがうまいから。本業の事業のマーケティングの腕や成果を保証するものでは全くない。そこを履き違えてしまうと、本当に大きな勘違いの始まりで、SNSやメディアで目立つが社内評価イマイチもあるわけです。
— 山口義宏 / 𝑰𝒏𝒔𝒊𝒈𝒉𝒕𝒇𝒐𝒓𝒄𝒆 (@blogucci) October 2, 2019
フォロワー数やエンゲージメント数は確かにひとつの参考指標ではありますが、それだけを見ていると本質を見誤ります。
「100人に1人しか怒らせない」程度に、すごく配慮した言葉でさえ、100万フォロワーいたら1万人が怒る。怒れる1万人が1ダメージの石を投げるだけで、9999ダメージのオーバーキルが発生する。この怒りへの非対称性が、SNSの最大の課題だなと。有名人が焼かれるところ見ると思う。
— 深津 貴之 / THE GUILD / note (@fladdict) May 11, 2020
SNSの誹謗中傷は社会問題になりました。なぜそのような深刻な事態になるのか、非常にわかりやすい解説です。
Twitterユーザーの意識が低くてわらってしまった
— けんすう@マンガサービスのアル (@kensuu) October 24, 2020
(「アフターソーシャルメディアより」) pic.twitter.com/rsBbYTrYMP
笑い事なんですが、笑い事ではないですね!
Twitterがつまらないと言う人はフォローしてる人を変えればよい。
— jigen_1 (@Kloutter) February 26, 2020
FBがつまらないというなら友達がつまらないってこと。
LINEがつまらないなら家族,友達関係を見直すこと。
Instagram PinterestとTumblrがつまらないなら興味関心がズレてる。#面白いところを見つけられないなら人生は辛いだけ
SNSは自分を写す鏡である、ということでしょうか。
SNSをマーケティングに使う上での要点は「いかにユーザー(ファン)の心をつかむか」という点でしょう。SNSの台頭により、企業から顧客への一方的な情報発信の時代は終わり、双方向のコミュニケーションが当たり前になりました。そして企業の宣伝活動はより嘘の無い透明性の高い発信が求められています。賢人たちの名言をふりかえると、ポイントは
・自分を偽らないこと
・愛を持つこと
・プラットフォームの特質を理解すること
この3点にありそうです。えとみほさんの呟きにあるように、飾り立てた虚像は誰も見たくありませんし、仮に短期的にうまくいっても必ずボロが出るでしょう。目先のフォロワー数やいいね!に踊らされることなく、ファンへの愛情と敬意を持ってコミュニケーションをとっていくのが愛されアカウントになる秘訣のようです。各SNSプラットフォームの性質・特性を把握しておくのも、仕事としてSNSに関わるならば必要なことでしょう。
SNSは強力なツールですが、使い方・使われ方について多くの課題も明らかになってきています。誇大な経歴詐称や、誹謗中傷、フェイクニュースの拡散など、深刻な社会問題も生まれています。SNSをどう使うか、マーケターの良心に委ねられる部分も大きいと思います。
LPO・CVアップに関する名言8つ
続いては、多くのマーケターのミッションであるCVアップについての名言集です。
CV率の話しをするとき、この図を使うことがある
— 鎌田@コンバージョンの魔術師 (@kamatec) June 2, 2020
CVする人の中にも2種類いて、サイト内の施策で動かせるのは②だということ。
CV率をあげるときには「動く人」を増やすよりも「動きたくても動けなかった人」を動けるようにするほうが早いよ
って話しをしたりします pic.twitter.com/XaoebSFA39
どこを攻めるのが一番早く効率的か、という視点は常に持っておきたい。
Webサイトを見直すときは足し算より引き算のほうが重要だと強く感じる中で、大きくは下記6つの視点で考えるようにしている。
— 鎌田@コンバージョンの魔術師 (@kamatec) July 2, 2020
特に1なんかは見直すと無駄にはってることが多い。
決済入力ページなのに、フッターにいろんな導線張っちゃうとか、そんなんを削るだけで結果が出ることもしばしば。 pic.twitter.com/RUAtCj7ooB
情報量が多すぎても、人は判断できません。引き算は勇気がいりますが、結果的には正しいことが多い。
ナノユニの会員登録ページ、項目入れるほどポイント還元率があがってくって新しいな pic.twitter.com/rCWX7LwXf1
— 鎌田@コンバージョンの魔術師 (@kamatec) July 14, 2020
面白い仕組みですね。こういったゲーミフィケーション的な要素もあるといいですね。
かれこれ10年ほど前にLPを設計する際には、この11プロセスをガイドラインとして設計していたが、今見返しても大きく変わってないかも。
— 鎌田@コンバージョンの魔術師 (@kamatec) June 2, 2020
特に8の「理由と言い訳」っていう要素をどう作るかはプランナーとして頭を捻ったポイント pic.twitter.com/g8Y89jYwy4
建前、大事。
LINEからきた厚生労働省のアンケートが、LPの鏡のような設計だった
— 垣内勇威|WACUL 取締役 (@yuikakiuchi) March 31, 2020
体調だけメッセージ内で簡単に答えさせる「フォーム露出」が素晴らしい
これでフォーム完遂率は2倍になる。まず参加させることが重要
入力項目の多いフォームは、全部LPに露出できなくても、デモグラだけ最初に押させるなど有効だ pic.twitter.com/gjtgUnCX1l
デザインはあまり好きじゃないのですが、確かにわかりやすかったですね。
意外に知られていないが、CVする人の約50%は、入口ページからフォームに直行する
— 垣内勇威|WACUL 取締役 (@yuikakiuchi) March 5, 2020
トップでもLPでも、CVボタンをすぐ押す人は多い。回遊してCVする人はわずか半分だ
ユーザは極力情報を見たくない。面倒だ
フォーム直行のボタンを分かりやすく置くことが、何よりも大切な「おもてなし」だと言える
事前に熟考を重ねているケースもありますが、CV導線はシンプルかつわかりやすくしておくべきです。
ECは扱う商材が「感性的」か「理性的」かで勝ちパターンが異なる
— 垣内勇威|WACUL 取締役 (@yuikakiuchi) February 24, 2020
商品一覧の例だと…
理性的に選ぶPC等は、選択肢を減らし、ランキングや診断でオススメする
感性的に選ぶアパレル等は、選択肢を増やし、インスタのようなタイル画像で自ら選ばせる
集客の例だと、理性はSEO、感性はSNSと相性が良い
選ぶという行為が楽しいか、作業的にならざるを得ないか、という点でも考えられますね。
「LPを永遠に直し続けるべき」という発想はとても危険
— 垣内勇威|WACUL 取締役 (@yuikakiuchi) April 10, 2020
LPなんて、定石に沿ってファーストビューだけ直せば、そこからは殆ど伸びない
流入別にCVポイントを2~3回調整したらPDCAは完了する
直し続けるのはコストだけかかって、誰も幸せにならない
唯一FVの画像だけは、思考停止で変え続けても良い
LPだけ直していても効果は頭打ちになるので、カート以降の導線など多面的に改善していくのがいいですね。
CVR改善というテーマは比較的ゴールが単純明快なので、打ち手も自ずと定まってきます。
・適切なセグメント
・わかりやすいLP(フォーム)
この2点がとにかく重要であり、複雑なユーザーシナリオはかえって不要なケースも多いと感じます。とは言え、鎌田さんの呟きにあるように「購入のための言い訳」を何にするかの見定めなど、要所要所で深い洞察は必要になります。
思考は複雑に、しかし打ち手はシンプルに、というのがLPOの極意なのかもしれません。
プロモーションに関する名言7個
広告などを用いたプロモーションはマーケティングの定番です。どんな名言があるのでしょうか。
いまのインターネッツが歪んでる最大の原因の一つは…「品質100で認知10」vs「品質10で認知100」だったら、後者のほうが、ビジネスとして上手くいっててしまうからだと思う。なので、みんな本業の品質をあげるより、燃やしたり裸踊りしてでも認知を取りに行こうとしてしまう。
— 深津 貴之 / THE GUILD / note (@fladdict) October 11, 2020
量が質を凌駕する。そして質が痩せ細る。
サムスンは有名な戦略で、モバイルの広告を世界の先進国の主要な空港に出しまくり、主要な高級ホテルには液晶テレビを戦略価格で卸した。その結果、世界中を飛び回るジェットセッターなインフルエンサー達は「最近はどこ言ってもサムスンばかり」と言うようになったという。
— 山口義宏 / 𝑰𝒏𝒔𝒊𝒈𝒉𝒕𝒇𝒐𝒓𝒄𝒆 (@blogucci) June 10, 2020
Zoomが爆進した広告戦略が面白い。
— みる兄さん(マーケの人ときどき二児のパパ) (@milnii_san) June 9, 2020
商談ブースなどよりも屋外広告を重視し、ゆるい認知(なんとなく聞いたことある)を狙ったらしい。
屋外広告を重視するのはサムスンのマーケティングと似てて、空港や高速道路の看板にドーンとでっかく出す。飛行機や高速を利用する人ってセグメントは上手いな。 pic.twitter.com/Slf2Dmyu1U
リアルな接点というのは、侮れません。
これからオンラインマーケティングに取り組む会社は、いきなり記事コンテンツを作り始めるのではなく、まずはリスティング広告を出稿し、CVするキーワードを特定。
— 栗原 康太 | 才流(サイル) (@kotakurihara) April 25, 2020
CVするキーワードで良質な記事コンテンツを作成した方が良いのではないか、とマクドナルド茗荷谷駅前店で女子高生が会話してました。
その女子高生すごい気になります。
スタートアップの相談に限って言うけど最近よく相談されるのが「広告でトップラインを伸ばしたい」なんだけど9割「広告なんて打つな」と回答してる。広告で前借した信用は金の切れ目がなんとやらとなるので、そうじゃない屈強な文化やプロダクトを成形することこそがスタートアップに必要な事だから
— sem_master (@semlabo) January 27, 2020
広告を出すと、あっという間にお金なくなります。
いままでバーゲンなるものを誤解していたようだ pic.twitter.com/1xuX4F7rRS
— 辻正浩 | Masahiro Tsuji (@tsuj) July 13, 2019
私も誤解していました。
いま書いている本に載せる予定の図表
— 垣内勇威|WACUL 取締役 (@yuikakiuchi) May 16, 2020
「ファネル」という概念は、マス広告時代の遺物である
マスに認知させ取れば、あとは物が売れるという発想は、マス広告を正当化するためのフレームワークに過ぎない
デジタルを使えば、ターゲットを絞れる。そもそも今の時代、「マス向けの商品」なんて限られる pic.twitter.com/uJo35nlxIe
マスはマスで重要なので、考え方をしっかり分けようということだと思います。
短絡的に「いよいよECやオンラインチャネル流れが来る!」と言う意見には懐疑的。むしろ、「本質的な部分をオンラインで実現・カバーできるか?が試されている」と考えた方がいい。だからこそ、オフラインで活躍してた人が、オンラインで活躍する時が来たということ!その出番なのだと思うよ。
— 川添 隆(ゾエ) | ECエバンジェリスト (@tkzoe) April 30, 2020
オンラインとオフラインの融合も大きなテーマですね。
プロモーションは伝統ある分野であり、知見やノウハウも体系化されています。
深津さんの言うように大金を払い面を押さえる方がビジネスとしては速い側面は否めず、デジタルにおいては全て機械学習で媒体を最適化するという話ばかりで、やや退屈なところもあります。しかしZoomやサムスンの例を見るように、創意工夫の余地はいくらでもあるのだとも思います。
一方で、それらは強者だからこそ取れる戦略であるのも事実です。スタートアップのように資金力の乏しい会社は、そもそもプロモーションに力をいれるべきではないのかもしれません。
いずれにせよ、大金を投入する以上は原則的に失敗は許されません。コスト意識を忘れず、けれどJRのような遊び心も忘れないプロモーションができると最高ですね。
SEOに関する名言4つ
続いてはSEO賢人の名言を見ていきます。
4月下旬の話。
— 辻正浩 | Masahiro Tsuji (@tsuj) May 3, 2020
「コロナ影響で検索傾向が完全に変わってしまってますから。実際のデータを見ましても、例えば大きく影響を受けた『旅行』を含む検索を見ますかね、ほらこんなに減っ……増えてる。。。なんだこの「マイル旅行券」というのは……?」
辻さんと言えばSEOの達人で有名ですが、そんな人でも予測不可能なことがある。それがSEOの醍醐味です。
ざっとだけど
— YUYA|WEB MARKE (@yuya_cmo) May 7, 2020
数百記事あるサイトは
⑴ニュースコンテンツの追加
⑵調査コンテンツの追加
⑶外部流入の調整
⑷コメント欄の賑わせ
⑸内部リンクの横と縦の調整
⑹見出しのシンプル化
⑺古い記事の更新
⑻リライト
あたりをガッツリやらないとなぁというGoogleからのお達しでした。
やらねば。
やることがまとまっていて、わかりやすいです。記事サイトはこれが基本ですね。
PV型メディアを構築する際にエイチレフスを活用してキーワード抜くなら「まとめサイト」や「掲示板サイト」とかがおすすめ。クエリ1000-10000万を狙って5000文字とか作るもの良いけど「勝てるクエリ+VOLUMEが有るクエリ」を見つける事に効率化を図る方が遥かに効果が出る。検索需要を見つけるのも仕事
— YUYA|WEB MARKE (@yuya_cmo) November 15, 2019
検索需要調査は市場調査と同じ。事前に闘うフィールドをしっかり見極めないと、いくらやっても効果が出ないなんてことになりかねません。
オーガニック検索/コンバージョンなんてこの世に存在しません。全ての顧客は必ず何かの施策や体験に影響を受け、検索したり商品を買ったりしており、ある日突然知りもしない商品を欲しくなったりはしないのです。ブランド指名検索を科学する。それがマーケティングROIを解明する深い森への入口です。
— 池田紀行@トライバル (@ikedanoriyuki) October 20, 2020
逆説のSEO。長年経営をやられている池田さんならではの視点で、はっとさせられます。人は検索するのみにあらず。
SEOについてはノウハウや考え方が、それこそ検索すれば山のように出てきますので、いくらでも学びを得ることができます。しかし、実際にやってみると調べてもわからないことだらけで、実際の経験値がないとなかなか成果を出せないと感じる分野です。
辻さんや池田さんのつぶやきは、SEOとは結局どこまでいっても底の見えない深淵を探るようなものだと気づかせてくれます。
UI/UXに関する名言6つ
デザインの重要性は増すばかりですが、UIとUXについての名言です。
確かに読みやすい...
— Go Ando / THE GUILD (@goando) July 10, 2020
行を段階的に下げるので同じ行を何度も読んだりしないし、文節が分断されないように改行されてる。
「DNP、読む速度を約2倍にする自動レイアウト技術」https://t.co/JPze0R4jB9 pic.twitter.com/WkN7WWc3GG
常識を疑えば、また違ったUIが見えてきます。
メルカリで洋服売ろうとすると、サイズ採寸要望の面倒な質問が来る。最初から洋服のタグに、採寸されたサイズを記載しておいてくれたら売るときに測らないで済むから良い。そういうUXの負の解消はアパレルメーカーはちゃんとやって欲しい。売ること前提で買う層は高回転で沢山買う層の上客のはず。
— 山口義宏 / 𝑰𝒏𝒔𝒊𝒈𝒉𝒕𝒇𝒐𝒓𝒄𝒆 (@blogucci) March 24, 2020
UXの探究はまだ歴史が浅く、これから様々な良事例が出てくるでしょう。メルカリは参考になりますね。
プッシュ通知許可は平均で約 41 % 拒否されている🙅♀️🙅
— Kenichi Suzuki💫鈴木謙一 (@suzukik) February 16, 2020
スマホでは 57 %、つまり 2 人に 1 人以上が拒否📱🙅♂️https://t.co/HKcgI1GqPl
ページを表示すると同時にプッシュ通知許可を求めてくるサイトはよく考えたほうがいい😡
プッシュ通知は流行らなくなりましたね。
多くの企業サイトでPV数をKPIにしてはいけないのは、
— sogitani / baigie inc. (@sogitani_baigie) March 18, 2020
・ページを分割する
・UIを改悪して迷わせる
・無駄な広告を打つ
・数だけ取れる無意味なキーワードで上位表示
といった、顧客にも事業にも望ましくないことで簡単に増える数字だからなんですよね。
PV稼ぎのUXは、もはや時代遅れ。
SIerさんに言いたいのは、あるシステムを数十億かけて開発しても、UIデザインが死んでたら、そのうち数千万~数億円の機能がほとんど使われない、使われても文句ばかり、ということが起こるんですよ。なので、予算の数%でもいいのでちゃんとデザインに投資しましょうよ、ということです。
— sogitani / baigie inc. (@sogitani_baigie) May 11, 2020
良いデザインとは使いやすいデザインでもある。
UXとUIの違いは、例えばATMのUI改善とUX改善を対比させると分かりやすいかも
— sogitani / baigie inc. (@sogitani_baigie) July 17, 2020
UI改善
・ボタンを大きくする
・画面レイアウトを変える
・画面遷移を変える
・ATMを使いやすくする
UX改善
・コンビニと連携する
・オンラインバンキング
・キャッシュレス化
・店内サポート強化
・ATMを使う手間をなくす
ATMでの例え。めちゃくちゃわかりやすい!
マーケティングの定義も広いですが、デザインの定義も近年では急激に広がっています。「デザイン思考」「デザイン経営」などの言葉も出てきました。デザインは古来からある視覚情報の伝達からUI・UXを超え、人間の認知を包括して設計するという次元に入ってきています。
とは言えWEBマーケティングの領域においては、もう少しUI・UX中心の時代が続くかなと思いますが、賢人たちのつぶやきは心地良いデザインを模索する際、参考になるものばかりですね。
クリエイティブ・コンテンツに関する名言7つ
Googleが「Contents is King」というメッセージを提唱して以来、コンテンツへの注目度が一気に高まりました。賢人たちはどんなつぶやきを残しているのでしょうか。
「マーケティング資料です。これをクリエーティブに落とし込んでください」と言う人が増えた。
— 田中泰延 大みそかまでチョッピーと対談連載 (@hironobutnk) October 30, 2020
昔は「おもろいこと考えたんや。マーケさん、これ通すためにデータの辻褄合わせてくれや」と言っていた。
昔はバカで今は賢いのか?
必ずしもそうではないと思うんですよね。
マーケから先に入ると、どれも似たり寄ったりのクリエイティブになってしまいます。良し悪しはありますね。
ヒット率を高めようと思えばマーケから入った方がいいが、大ヒットはクリエーティブからしか生まれないと思う。 https://t.co/YQfROVM6Aa
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役webマーケッター (@kinoppirx78) October 30, 2020
先のつぶやきに関するレスですが、まさにホームランを狙うかヒットを狙うかの違い。
「他人の心がわかる」「ニーズを掴む」能力が「金儲けできる」「有名になれる」と考えるの、ビジネスでもアートでも変だろ。俺はiPhoneが好きだしミスチルも好きだけど、ジョブズや桜井和寿が俺の気持ちを察して商品や歌を作ってくれた試しがない。自分が欲しいもんやら聴きたい曲やら作ったんやろ
— 田中泰延 大みそかまでチョッピーと対談連載 (@hironobutnk) January 27, 2020
みんなの気持ちを察しながら作ったら、きっとiPhoneは生まれなかったでしょう。
あえて素人がアップした料理動画を観ている女性の話を聞いた。
— 栗原 康太 | 才流(サイル) (@kotakurihara) July 9, 2020
料理動画アプリやYouTuberの動画はキレイにまとまっている一方、細かい箇所(切ったジャガイモの皮はどこに捨てるか、中火ってどれくらい?)は編集でカットされてる。
素人の動画はほぼダダ流しなので、1~10まで知れて良い、とのこと。
受け手は何を求めているのか?という話。
なんでコンテンツマーケティングとかSNS運用が必要かと言うと、認知→検討→購買だったのが認知→情動→検討→購買になってるから。それだけ。
— ふじはらよしあき。 (@yfujihara) June 4, 2020
SNSによって情動がより可視化されやすくなっているのだと思います。
コンテンツ系のSEOの思考ポイントはだいたいこれ。ウェブサイトに限らず、インスタもYouTubeもだいたいこれで割と行ける。 pic.twitter.com/eAm4dHdyGf
— ムロヤ (@rmuroya) June 22, 2020
「人にもロボットにも」というのがミソですね。
ウェビナーはこれからも爆発的に増えオフラインセミナーよりも熾烈な競争環境になる。そこで勝つためには2つの方向性があるのでは。1つは「この会社のウェビナーはいつも面白いから他よりも優先したい」というWHO力の蓄積。2つ目は人気YouTuberのようにハイテンション&短尺で楽しませるWHAT力の凝縮
— 池田紀行@トライバル (@ikedanoriyuki) May 7, 2020
ウェビナーはこれから研究が加速しそうです。
クリエイティブやコンテンツを作る際は、必ず「それはヒットするのか?」という視点が求められます。では、どうすればスマッシュヒットを生み出せるのでしょうか?賢人等のつぶやきを見ていると、
・感性を大事にせよ
・データも大事にせよ
この2点に尽きるのかなと。身も蓋もない感じもしますが、最初から計算してヒットが確実に生み出せれば誰も苦労はしません。かと言って思いつきだけで成功できるかというと、それも不可能でしょう。
先行事例を徹底的に研究し、自分の頭で徹底的に考え抜き、最終的に自分がいける!と思ったものを世に出す。緻密な思考と愚直な努力の行く末に、本当のヒットが生まれるのではないでしょうか。
顧客理解のための名言8個
顧客が何を求めているか、インサイトの洞察についての名言集です。
社内で戦略議論をしている時に
— 田部正樹@テレビCMのDXなら運用型TVCMのノバセル (@tabemasaki1) September 5, 2020
価格や原価
広告や販促
時期や予算
商品やサービス
などの議論に「顧客」の話が無く、自社目線や自分目線の話しかないと危険信号だと思っています
商売は「顧客」がいないと成立しないものです。
「商売は顧客がいないと成立しない」。このテーマの全てを表すような言葉。
鬼滅の刃を子供に見せるか問題。
— みる兄さん(マーケの人ときどき二児のパパ) (@milnii_san) November 5, 2020
これ我が家も死活問題で第1話を一緒に見たら「血しぶきのシーン」で息子はギブアップ。でも小学校では鬼滅の話題ばかりでつまらなそう。悩んだ末に見つけたのが"みらい文庫・鬼滅の刃ノベライズ"。挿絵も振り仮名も入ってて小学校低学年でも読みやすいからおススメ。
鬼滅の刃クラスのメガヒットになると、メイン視聴者である子どもだけでなく、その親のインサイトも重要になります。
これ、後日談がありまして、本日、息子が鬼滅のノベライズ本を学校に持っていったらしく、そしたら同じように「血しぶきのシーン」が苦手だけど鬼滅に興味があった友達が多かったらしく、「みせて!みせて!」とクラスのヒーローになったらしい。小学生にこういうインサイトがあったとは学びが深い。
— みる兄さん(マーケの人ときどき二児のパパ) (@milnii_san) November 6, 2020
まさに隠れたインサイト。
個人的にはマーケティングの定義や施策の知識極めるよりも、顧客理解を極めたほうが成果出ると思います。乱暴に言えば、新しい手法も技術も全てはより深く顧客を理解し、適切なタイミングと接点で価値をデリバリーするためのもの。顧客理解が深く、それに素直に適応すればそこまで間違えないかと。
— 山口義宏 / 𝑰𝒏𝒔𝒊𝒈𝒉𝒕𝒇𝒐𝒓𝒄𝒆 (@blogucci) May 16, 2020
逆に言うと、顧客理解が浅ければ何をやっても間違えるということかも。
これは盲点of盲点。
— みる兄さん(マーケの人ときどき二児のパパ) (@milnii_san) February 2, 2020
ミネラルウォーターは相当な市場規模あるから「白湯」だってニーズはあるはず。オフィスのウォーターサーバーで白湯飲んでる人いるし。こういうインサイトを突く企画は好き。
自販機で「お湯」売ってます! チェリオ、天然水を50℃でテスト販売 - https://t.co/m5rwTcXUs4
隠れたインサイトは大体盲点ですが、その距離感は案外近かったりするように思います。
歯につきにくいガムはガムコーナーにあった時は全然売れなかったけど、入れ歯コーナーに置いたらめちゃくちゃ売れたらしい。有形商材はどういう商品をつくるかと同じくらい、どこで売るかが大事なんだなぁ。
— Yatsuka (@Yatsupon) August 28, 2019
売り場が違ったら気づかないですよね。
【ジャニーズの仕掛けの秘密】
— 木下勝寿/東証1部社長兼現役webマーケッター (@kinoppirx78) December 1, 2020
~デビュー編~
1.ジャニーズは既存グループのバックでジュニアに踊らせる。
2.ファンは何度もコンサートに足を運ぶ内に後ろで懸命に踊るジュニアにも愛着を感じ始め、徐々にジュニアにもファンが付き始める
ファン本人も既存グループが好きなのか、ジュニアが好きなのかわからなくなりそう。
事例くれくれ君って凄い馬鹿にされるんやけど「失敗したくない」「失敗して社内で冷遇されたくない」って焦りのインサイトを見抜ければ、事例以外の案内ができるってことに気付いて欲しい。顧客が本当に欲しいのは「事例」じゃなく「安心」だとワイは思ってる。
— 松本健太郎 (@matsuken0716) July 1, 2020
「安心を求めるインサイト」はすごく多い気がします。
顧客インサイトには、顧客自身が認識できているものとそうでないものがあります。マーケターは顕在化したニーズでも隠れたニーズでも、うまく汲み取ってあげなくてはなりません。
顧客理解は一筋縄ではいきませんが、賢人たちのつぶやきを見ていると、決して不可能ではないことはわかります。同時に、隠れたインサイトは決して勝手に導き出されるものではなく、深い観察や、トライアンドエラーを繰り返した末に、ようやく見えてくるものに思えますね。
ブランディングに関する名言4個
企業やサービスのブランディング賢人たちの名言です。
ブランディングはGoogle広告における品質スコアに似ているとも感じる。広告の場合は品質スコアが高ければ入札単価を低くできますが、ブランドの場合は広告やプロモーションの単価がおさえられるよりも、レバレッジが効きやすくなる印象がある(PRももちろんやりやすい)
— 川添 隆(ゾエ) | ECエバンジェリスト (@tkzoe) March 15, 2020
続↓https://t.co/wUKV1wdQ0R
例えが上手い。ブランディングを数式で計算できるようにしたと言えるのかも。。。
モノが売れないと言われる時代に誰も望んで無い差別化という勘違いの弊害が進み、もう一度王道、定番と言うモノが見つめ直されるつつある。実は消費者の欲しいど真ん中を提供してるブランドが支持されてる。奇抜なモノって少ないでしょ。
— ふじはらよしあき。 (@yfujihara) July 12, 2020
「バカなマーケターほど差別化したがるけど、USJに人を呼ぶために一番効果があるのはディズニーと同じにすること。そうすればわざわざ東京に行く必要がないから、名古屋から西に住む人たちが来る。ブランディングとは、決して世に言う差別化ではない。みんな差別化が目的になってしまっている」
— ムロヤ (@rmuroya) June 20, 2020
いき過ぎた差別化の結果。確かに人はまず王道を求めるもの。
現場とマーケがやる事は結構ずれてて「ブランド名+評判」で検索すると嫌な体験があった時ほどSNSやレビューサイトに投稿されるのでリアルの接点の体験までメス入れないといけない。事前期待値上げすぎてリアル体験が酷いと二度と使わないので新規をずっと獲得し続けることになってしまう。 #MA20
— ふじはらよしあき。 (@yfujihara) October 9, 2020
これは結構根深い。現場とマーケの対立はよく聞く話ですが、どちらも自分の仕事を最大限にやっているだけなので、高いレベルので経営戦略性が必要そう。
ブランディングとは、マーケティング2.0と3.0の間くらいに活性化した考え方です。その発祥はまさにふじはらさんの言うように、いき過ぎた差別化戦略の結果、逆に商品が売れにくくなってきたことに起因しているとされています。
しかし強いブランドを確立するためには強力な差別化を図らなくてはならないという鶏と卵のようなジレンマがあり、ブランディングは難しいです。
まずは王道
この言葉は、ひとつのヒントになりそうですね。
データ分析に関する名言4つ
リサーチ・分析も重要な視点のひとつです。
平均とか偏差値とかで何かを語る人をよく見かけるけど、平均とか偏差値で何かを語れるのは、データの分布がある特定の形状をしているときだけ。データの分布もろくに考慮せずに、安易に平均と偏差値で何かを語るとバカ丸出しになりがちので、注意しないとですねー。 pic.twitter.com/56Nla0Hzpu
— ふろむだ@学習効率本Amazon総合1位 (@fromdusktildawn) October 20, 2018
分布を可視化すれば傾向はよくわかります。
「データは新たな石油である」とはよく言ったもので
— マスク・ド・アナライズ 書籍「AI・データ分析プロジェクトのすべて」12月21日発売 イベント開催 (@maskedanl) September 11, 2018
「不純物が多すぎる」
「精製しないと価値がない」
「用途に応じて使い道が幅広い」
「探せば色々な場所から出てくる」
「出てくる量や質はまちまち」
という原油のようなものです。
なお、神ExcelやPDFはただの泥水なので、お引取り下さい。
Excelのデータはすでに加工製品。
いろいろ思うとこはあれど、数字集めてダッシュボードで可視化して意思決定を迅速にするなんて無理だって新型コロナ騒動でようやく伝わった気がする。
— 松本健太郎 (@matsuken0716) August 2, 2020
数字が答えを教えてくれるんじゃないんです。出した仮説が適切か評するのが数字なんです。(大半の場合は)
逆説のデータ分析。結局どんなグラフも、解説されなければわからない(ことが多い)。
東京でマーケティングやってる時点で、相当限られた母集団コミュニティで生きているわけですが、現代では調査で出会う対象者すらすでにネットができるという時点でスクリーニングされており、本当のラガード、後期追随層みたいな人には会えないので、消費者の情報感度を高ぶれ誤解しがちなんですよね。
— 山口義宏 / 𝑰𝒏𝒔𝒊𝒈𝒉𝒕𝒇𝒐𝒓𝒄𝒆 (@blogucci) October 25, 2019
東京という母集団は確かに特殊ですね。しかし、ここの厳密性を求めるとまた大変なことになりそうな・・・
データから新しい仮説を発見する、施策の効果を検証するなど、データ分析の重要性は語るに尽くせません。最近は「データサイエンティスト」というバズワードも生まれデータに対する注目度が飛躍的に高まりましたが、そのぶん、専門家と素人の間で認識の相違やギャップが目立つようにもなりました。
マスク・ド・アナライズさんの「データは石油である」というつぶやきはまさに上手い例え。データは使い方次第でどんなアウトプットが出るかは全く異なり、意外と不純物も多く含まれているものです。決して魔法のような存在ではないのですよね。
BIツールが普及し、データの可視化もずいぶんやりやすくなりましたが、そこから何を読み取るか、読み取れる能力があるかは全く別の問題で、そこにもまだまだ課題がありそうです。
ライティング・メルマガに関する名言5つ
文章の達人達が思うこと。
無印良品の価格設定と伝え方の素晴らしさについて
— 黒澤友貴/マーケティングトレース (@KurosawaTomoki) October 1, 2019
・値引きではなく「価格を見直しました」
・セールではなく「無印良品週間」
・ポイントではなく「MUJIマイル」
↓
衝動買いではなく納得買い
↓
継続的なファンを育成
自分たちのブランドや戦略にあった「言葉を選ぶ」ことが大事だと教えてくれる。
言い方を変えるだけで伝わり方はずいぶん変わる。
昔、コピーライティングを少し勉強してた時に「既存商品の本質的価値が分からない場合は、その商品が存在しない世界を想像しろ。その世界にある不便さ、非合理さ、寂しさの裏返しがその商品の価値だ」って教えてもらった。
— あるマーケティング人の告白 (@markesaiyo) January 11, 2020
コピーの勉強は挫折したんだけど、この考えは今も思考整理する時によく使う。
このアドバイスがまさにコピーライティング。美しい・・・。
メルマガ解除ページを見たときに「人間味」を感じてしまった。これは参考になった。
— 川添 隆(ゾエ) | ECエバンジェリスト (@tkzoe) August 26, 2020
ということで、やっぱりもう少し様子を見ますw#peatix #メルマガ pic.twitter.com/ta424jUIpn
あったかい。
広告は予算を増やしたがるのに、なぜメルマガの配信頻度は増やさないのか?
— 垣内勇威|WACUL 取締役 (@yuikakiuchi) July 15, 2020
impを増やせば、CV数も増える。ネガティブを感じるまではimpを増やすべき
広告と同じように、メルマガ/line/アプリ通知など上限まで配信するとよい
内容を気にする前に、impが足りてないならそもそも誰にも見られていない
増やしてから減らすのが簡単。
ECのメルマガは、「商品詳細」ではなく「商品一覧」にリンクを張るべき
— 垣内勇威|WACUL 取締役 (@yuikakiuchi) August 13, 2020
商品詳細はその商品に興味がなければ直帰するが、商品一覧は回遊してもらえる可能性が上がる
新着商品ではなく、新着一覧にとばすべき。CVRの高い検索軸を特集に見せて誘導するのも良い
ECに限らずメディアやポータルでも有効
一覧がいいってみんな言います。
言葉だけで言いたいことを伝えなければいけない場合、文字通り「言葉の選び方」で印象が180度変わります。
Peatixのライティングは、機械的な文章で終わりがちな解約ページの言葉の選び方を工夫し、実際に解約防止に成功しています。これは見事な例です。
手法がメルマガに及ぶと、誘導した先のLPも考慮しなくてはいけません。言葉巧みにLPに誘導しても、その先が期待外れであればCVはしないでしょう。一貫したコミュニケーションやUXも求められますね。
マーケターのキャリア・スキルに関する名言13個
自身のキャリアをどう成長させていくべきか?迷った時に参考にしたい名言集。
業界のレジェンドたちに「デジマの知見を最速で身につけるには?」と聞くと
— 栗原 康太 | 才流(サイル) (@kotakurihara) June 22, 2020
・ブログを運営する
・ECサイトを運営する
・アフィリエイトサイトを運営する
・SNSアカウントを育てる
・サイドプロジェクトで事業を立ち上げてみる
など、「身銭を切って自分でやってみる」以外の回答が出てこない。
簡単に手に入る知見は、もはや知見とは言えない。
認知度が上がりました。「売上は?」
— みる兄さん(マーケの人ときどき二児のパパ) (@milnii_san) October 30, 2020
問い合わせ増えてます。「売上は?」
話題になってます。「売上は?」
取材が来ました。「売上は?」
SNSで……。「売上は?」
マーケティングに関わる者であればこれに向き合わなければならない。自分の範囲で成果が出ました!は通じない。全部やるしかない
シビアな現実。
「議事録はスピードが命だ」ってツイートしたら議事録作成のアドバイスをもらったのでまとめ。
— みる兄さん(マーケの人ときどき二児のパパ) (@milnii_san) February 17, 2020
・決定事項と検討事項と次回のアクションを箇条書きする
・始まる前にアジェンダを送ってそこに書き込む。前もって目標決める
・議事録の確認タイムを会議の最後に数分入れる
これは誰でも使えるネタ。
議事録の上手い人はそれだけで評価が上がる。
欲望やトレンドに乗らないマーケターは打ち手が鈍るって話を聞いたんだけど、少し悩んだ結果「そーだな」と納得した。ポケモンGOや鬼滅など世の中のトレンドにはなる早で乗っといて、なんでこんなにブームなのか?を体験し、考察し、言語化する。マーケティングを生業とするなら良い消費者であるべき。
— みる兄さん(マーケの人ときどき二児のパパ) (@milnii_san) October 28, 2020
マーケターにとって一番のリスクは「消費者感覚からズレる」こと。
— 渋谷で働くCMO@プロマーケター (@shibuyamarketer) August 20, 2019
以下のような傾向が強いと危険。
・テレビを見ない
・ニュースを見ない
・同業者ばかり会う
・使うアプリやサービスがずっと一緒
・顧客と話さない
・都会にしかいない
・仕事しかしない
・特定のコミュニティにのみ属する
これも自分でまずやってみよという話ですね。
たとえば、成果をめちゃ出した人が、退職して、顧問とかになり、今までの知見を使ってアドバイスして生きるの、すごい楽でお金もたくさんもらえんですが、賞味期限が3年とかなので、 辛くても最前線の現場に居続けるほうが良いと思ってます
— けんすう@マンガサービスのアル (@kensuu) June 23, 2020
長くて3年かも・・・日々精進。
何度も言うけど、デザイン教育を受けていないビジネスパーソンがパワポで配色とか書体について試行錯誤する時間は本当に無駄だから、悩むんだったら白黒&メイリオで作りなさい。
— sogitani / baigie inc. (@sogitani_baigie) November 25, 2020
白黒&メイリオの汎用感は無敵。
やがてキャリア詰む系
— sogitani / baigie inc. (@sogitani_baigie) October 7, 2020
・明確な指示がないとできない
・自分の役割しかしない
・言われたままするだけ
・自分でゴールを作れない
・自分でやりがいを見出せない
・前提を疑わない
・そもそも論を考えない
・意見や提案をしない
・ルールを変えられない
・期待を超えようとしない
・大きな責任を避ける
このような人材はAIに取って代わられる。
「給料が少ない」って不満を持つ人が多いけど、そんなことより「実績を作るチャンスがもらえない」ことの方が、はるかにヤバいよ。ろくな実績もないまま中年になってしまったら、会社にしがみついても酷い扱いを受けるし、それに耐えかねて会社を飛び出したら、もっと酷いことになる。
— ふろむだ@学習効率本Amazon総合1位 (@fromdusktildawn) October 25, 2018
実績がないと年収は上がらない。リスクを取ってでもチャンスを掴まないと将来更に苦しい事になる。
優秀な人は、失敗が少ないというより、失敗したことに気がつく速度が速い。ダメな人は、失敗に気がついたときには被害甚大or手遅れになっているのだけど、優秀な人は早期発見するからすぐに修正して、被害を最小限にするどころか、失敗から学んで失敗をチャンスに変えるので、失敗したように見えない。
— ふろむだ@学習効率本Amazon総合1位 (@fromdusktildawn) May 1, 2019
失敗を認める勇気が必要だと思います。
答えられないマーケターが多い重要な質問
— 渋谷で働くCMO@プロマーケター (@shibuyamarketer) March 3, 2020
①シェア100%のときの顧客数と売上は?
②今の認知度は?
③最も利益貢献が高いチャネルは?
④広告費をいくらまで使うとCPAが合わなくなる?
⑤自社の商品を買う代わりに顧客は何を我慢してる?
⑥どこまで価格を上げられる?
何問答えられるか自問しよう。
これは答えられるようにしておきたいですね!
プロは「発信」などしたくない。
— 田中泰延 (@hironobutnk) January 22, 2020
プロは「受注」する。
プロには「伝えたいこと」などない。
プロには「技術」がある。
プロは「繋がり」など求めていない。
プロは対価で「生活する」。
こんな当たり前のことがわからない「発信したい伝えたい繋がりたい」素人がプロに無償の仕事を持ちかける。
プロとは何か。常に意識しておきたい。
自分のキャリア成長に関心のないビジネスマンは少ないでしょう。賢人たちの豊富な経験を伴ったアドバイスは参考になります。
マーケティングのスキルは幅広いため、どのスキルを学べば良いかを定めるのも難しいものです。ひとつのスキルを極めれば充分というものでもないようです。
賢人たちが言っている事に共通するのは
・常に自分をアップデートし続けよ
・プロ意識を持て
という点かと思います。日進月歩でテクノロジーが進化するマーケティング領域において、学んだスキルはすぐに陳腐化してしまいます。トレンドの移り変わりも激しいです。現状の自分に満足せず、常に新しい知識を学び、前線で戦い続けることこそがキャリアを極める秘訣なのかもしれません。
厳しい世界ですね!!!
セールスに関する名言5つ
セールスとマーケティングはかなり近しい関係にあります。この分野の名言もみておきましょう。
決裁者を見つける魔法の言葉
— しげの_インサイドセールス本が発売されました! (@insidesales_job) March 17, 2020
「あなたは決裁者ですか?」
これだけ。とはいえ失礼になるので、
「いつも◯◯様が決裁されてるんですよね?」
と言い換える。回答は以下。
A「そうですよ」
B「私ではなくて上司です」
この情報がSalesには重要なのです。
聞かないなんてありえない。
BtoBではキーマンの発見が、まさにキー。
昨日の名言
— しげの_インサイドセールス本が発売されました! (@insidesales_job) May 28, 2020
「いま私がISだったら徹底的に“筋トレ”する。業界で1社ずついいからとにかくIR資料を隅々まで読んでクライアント、その業界に詳しくなる。仮説は理解度の深さに比例する。良い仮説であれば話を聞こうと思う。それこそ採用したいと思う程に。だからIR資料を読み込んで脳の筋トレをする。」
決算を読み解く財務スキルも重要。
受注率とは?と聞かれて定義を答えられる人はどれくらいいるのだろうか。
— しげの_インサイドセールス本が発売されました! (@insidesales_job) September 6, 2020
・時間軸
・セグメント
・失注の定義
・リードソース
・商談対象や役職
これだけ複雑なものを"受注率"として表現するのはかなり難しい。究極、母数を減らせば率は上がる。見るべきはかけたコスト、計画した予算に対する成果。
受注率は高ければ良い、というものでもない。これはインサイドセールスの商談獲得率や商談化率にも言えること。例えば受注率95%ということは確度の高いものしか訪問していない、とも言える。また、単価との関係性はどうだろうか?大型案件ほど受注率は下がらないだろうか?受注率だけで話すのは危険だ.
— しげの_インサイドセールス本が発売されました! (@insidesales_job) September 6, 2020
CVRも同様ですね。率を上げればいいというものでは、必ずしもない。
すごい売れる営業パーソンに同行し観察していると、相手を感化する啓蒙力が強すぎて、相手の方の質問をまともに聞かず、質問に対応した解答をしていないのに、相手は魅了されているみたいな現実歪曲空間になっていることがある。
— 山口義宏 / 𝑰𝒏𝒔𝒊𝒈𝒉𝒕𝒇𝒐𝒓𝒄𝒆 (@blogucci) September 22, 2020
他人を魅了してしまうとは、ある意味で究極のマーケティングと言えるかも。
「セールスマーケティング」という言葉もあるように、セールスとマーケは連携して動くことが多いですね。特にBtoBの世界では、両者の境目がほぼ無くなる状況もしばしばです。考え方にしても、プロセスを抽象化すると
・ターゲットを見極める
・ターゲットを理解する
・ターゲットに魅力を感じてもらう
マーケターの顧客獲得プロセスと全く同じである事がわかります。
更に、しげのさんの呟きにあるように「受注率だけを追うのは危険」という考え方も「CVRだけを追うのは危険」とそのまま言い換えられます。
マーケティングのスキルがあれば、セールスとの二刀流で活躍する道も目指せるかもしれません。
人間を理解する名言5選
名言100選・いよいよ最後のコーナーです。ある意味全ての基本になるであろう、人間理解のための名言を集めました。
「人間に興味がある」などという者がいる。
— 田中泰延 (@hironobutnk) March 1, 2020
その人は東カリマンタン地域のダヤク族に興味あるか?ない。
「他人に興味がある」などと言う人間は、結局自分に興味があるのだ。他人が自分をどう見るかに興味があるのだ。
他人にも自分にも興味ない状態、真のコミュニケーションは実はそこから始まる。
あらゆる物事は自分の写し鏡。
もう一回言っとくね。「人は強みで尊敬され、弱みで愛される」だよ。
— 池田紀行@トライバル (@ikedanoriyuki) December 26, 2019
何度も聞きたい言葉。
女は写真を盛る。
— 田端信太郎@「田端大学」 塾長 (@tabbata) October 24, 2020
男は経歴を盛る。
なぜ盛るのか、と考えてみると面白い。
感情が制御できない人は、結論ありきで事実の直視ができない。事実と思っていることが相当なバイアスで解釈が入り、それによって結論が最初から決まっている一手にしかならない。これは組織単位でもあって、一度は成功し衰退基調の企業でもあるある。市場顧客の評価という事実を受け止めきれない。
— 山口義宏 / 𝑰𝒏𝒔𝒊𝒈𝒉𝒕𝒇𝒐𝒓𝒄𝒆 (@blogucci) August 30, 2019
感情が制御できれば思考が制御できるわけでもないと思いますが、私たちは意識しないと常になんらかのバイアスにかかっているのは事実。
今の若い人がバブル世代の消費欲を見てもピンとこないように、10-20年後の若い人は、今の人の承認欲求を見てもピンとこないのではないかな?と思う。
— けんすう@マンガサービスのアル (@kensuu) January 5, 2020
未来の若者はどんな欲求を持っているのでしょうか?これも考えてみると面白いですね。
マーケティングとは人の心を動かしてなんぼの仕事です。人の心を動かすためには、人間を理解することが不可欠でしょう。一口に人間を理解すると言っても、それは途方もなく奥深い世界であるため、こればかりは流石にTwitterの言葉だけで全てをまかなうことはできません。そんな中でも、比較的ビジネスの文脈でわかりやすい金言を集めてみました。個人的には、けんすうさんの考察がとても興味深く感じられました。
おわりに Twitterは金言の宝庫である
Twitterのマーケティング名言100選、いかがだったでしょうか。このNoteを執筆していて感じたことは
書いている僕自身が一番学べている!
ということでした。最初は「Twitterの名言をひたすら紹介していくだけでも面白いんじゃないか?」と気軽な気持ちで始めた企画でしたが、賢人たちの名言を見るにつれ
「この言葉の本質や背景はなんなのか」
「なぜこれほどの名言が全くいいね!されていないのか」
など、色々な疑問や考えが頭に浮かび、凄まじく脳のカロリーを消費した気がします。明日から即仕事に活かせるような知識も多く、本にして数十冊ぶんくらいの知見が得られたような気すらしています。
Twitterは、単なるショートメッセージSNSの枠を超えて、実に多様な使い方・活かし方が産まれています。ビジネスの文脈だけで考えても、ここまで各分野のエキスパートが集い、その頭の中や知見・ノウハウを公開している場所は他にないと思います(しかも無料で!!)。炎上の源泉になったり負の側面もあるTwitterですが、ビジネスの文脈で再評価される日も近いんじゃないかと感じました。
Twitterは、本当に色々学べる。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
そして、Twitterで惜しげもなくノウハウや知見を公開されている賢人たちの皆様、本当にありがとうございます!!いつも見てます!!
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