free「目頭と目尻にダークブラウン」

 電車の中で発見した今日の芸術。アタイもやったことあるから、どっちかと言うと許容派。でもさ、だいたいが「やっつけ」仕事じゃん。そんな適当ならしなくても良くね?レベル。でも今日のは違ったの。筆が何本も出てくるの。太さ?形状??素人には違いがわからないんだけど、、、。それで、同じ色をアイホールの真ん中だけ残して、丁寧に重ねてく。綺麗な濃茶。それをそんなに広く入れちゃったら、悪役みたいにならんの?って、心配になるくらい。でも筆さばきが、プロのそれ。重ねても太くとか濃くとかならない。アーモンドを真っ二つにして、それを目頭と目尻に置いたような、そのまま絵になるアイメイク完成!...…と思いきや、今度は小さめの丸い筆でサーモンピンクラメをのせていく。真ん中に丁寧に。まじまじ見すぎて、目線が合いそうになるのを華麗にスルーして、慌てて窓の外を見てるフリした。...…いや無理よ?揺れる電車の中でそんな芸術製作過程見せられたら、見ないとか無理だから。本気で、尊敬してるの理解して?

 最後は指で重ねて仕上げたサーモンピンクのラメが、目開けるたびに光る。これなら心配した濃茶も気にならない。ちゃんと影の役割してて、センターの輝きを引き立ててる..…メイクってすごいんだな。舞台や映画一本観た後くらいの感動。私もちゃんとメイク教えてもらおう。そうしよう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?