犬猫の高齢による脳障害
犬猫が高齢になると脳に障害が起こって、認知機能が低下することがある。
人のように認知症がアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症、血管型認知症など
詳しく分類されていなくて、認知症とひとまとめになってる。
人みたいにどのタイプの認知症なのかわからんのよ。
犬猫でも認知機能が低下してる子は
脳のMRI検査をすると
脳が萎縮してたり
脳室が拡大してたり
脳の異常がみられる。
ただ、その脳の異常がなんでかまではわかっていない。
血液の量が減ったり
酸素が減ったり
栄養不足になったり
いろんな原因で脳の障害が起きて認知機能が低下していく。
単に何も病気がなくて、高齢でってこともあるけど
心臓病や腎臓病などの慢性疾患を患っていて、それによる循環障害や血圧の変化によって、脳の異常が起きたり
血液脳は脳関門って言うところがあって
細菌やウイルス、薬物、タンパク質などは、脳に入らないようになっているけど
血液脳関門が壊れるとタンパク質や細菌やウイルス、薬物が
脳の中に入るようになって炎症が起きたりして、脳障害が起きたり
蛋白が沈着したりして、認知症になったりする。
脳を健康な状態を保つには、日々の運動と脱水しないようにして、循環をよくして
ストレスを軽減しておくことが大事になる。
高齢になると水を飲む量も減ったり、消化能力も落ちて、脱水を起こしやすくて
血液がドロドロになって、脳への循環が悪くなる。
犬猫は食事と一緒に水分を取っていた生き物なので、ドライフードを食べているならウェットフードに変えるとか
ドライフードにonesさんのドックスープをかけて、ふやかして水分を食事と
一緒に摂って血液をサラサラにして脳への循環を良くすると酸素や栄養が届いて脳の障害を減らす可能性がある。
脱水は、腎臓の機能も低下させるから
高齢の子はなるべく水分を食事と一緒に摂って脳障害や腎臓病の予防をするといいよ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?