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【働き方】自分がソフト老害になっていると感じた時
最近読んだ本で、放送作家の鈴木おさむさんが書いた「仕事の辞め方」という本がとても共感できる部分がありました。彼はSMAPxSMAPを代表とした有名作家です。その彼が51歳で今の仕事を辞めることを決断した背景が書かれています。
年齢は私と同い年。
同じ時代を生きてきて、がむしゃらに仕事をしてきたから来た点では、業界は違いますが、とても書かれている内容に共感しました。
本の中で出てきたのが「ソフト
【コラム】コーチングから学ぶ、人からの相談の聞き方
コーチングやキャリコンについて学ぶ機会があり、重要と言われるこの3つの習得を練習してるのですが、難しいです。
(1)傾聴(けいちょう)する
(2)主訴(しゅそ)を捉える
(3)沈黙を大切にする
(1)傾聴する
人からの相談を聞くときに、何に意識を向けるかです。
それは人が話す「出来事や事柄」ではなく「感情や価値観」に、焦点を当てて「聴く」ことが大事だと教えられます。
これが難しい!
仕事を
【働き方】私が仕事でキレないようにしたワケ
若手だった私はいつもキレていました。
そんな私も最近知り合った方からは、今は温厚に見えるそうです(笑)
・意味不明な指示
・決まらない会議
・ムダな書類作成
どれも不条理なことが多くて、先輩に食ってかかってました。
「なんでこんなことのために残業しなきゃいけないんですか」
「なんでこんな意味の無いことを続けるんですか」
「なんでもっと効率的にやらないのですか」
また、私より給料を倍以上も
【教育】ネット危険はもう古い?デジタルシチズンシップとは
私自身がITに興味をもち、それを仕事にしてから、ずっと関わりたいことがありました。
それは子供達に「情報モラル」を伝えることでした。
インターネットとの付き合い方、注意点を伝えるような事です。
インターネットは、ナイフのように便利な道具にも、人を傷つける武器にもなるものだからです。
そんな中で知ったのがアメリカで生まれ実践されている「デジタルシチズンシップ」という概念でした。それは「情報モラ
【教育】多数決は多い方が正解ではない?
仕事で知り合った校長と飲みながら話していた時でした。
私
「日本は高齢化社会だから、年配の人たちが手を上げたら、人数の少ない若者の意見は負けます。多数決だと老人のための国になってしまいますよね」
校長
「鈴氏さん、多数決は本来は意思決定をするものではないです」
私
「え?よく意見が割れたときに”では多数決で決めましょう”といって手を上げて多い方に決めたりしますよね」
校長
「まあ、そういう
【働き方】技術職から営業職になって変わった人との距離
私の経歴を見返すとIT営業職が長くなりました。
営業はやりたくない職種でした。
どっちかというと人と接するのがあまり好きでは無かったからです。
しかし営業職をやってみて、周りの人との関わり方がずいぶん変わりました。
それは「自分と他の人との距離が近くなった」ということです。
営業をしていると日々新しい人と会い、多いと年間に何百人と会います。
だんだんとこう感じるようになりました。
・私の価
【メンター】くだらない仕事に意味を見いだす(新人時代の教え)
新入社員で入った人生最初の課長は、バリバリエリートで厳しい方でした。
以前、彼から「礼節を持つことの大切さ」を教えてもらったことを記事にしました。
今回も彼から教えてもらった話です。
今回は、「くだらないと感じる仕事にも意味を見いだせ」と言われたことです。
10年以上たってから後日に彼から聞いたのは「当時はくだらない仕事が多かった、本当は新人にさせたくなかったが慣習化していた。だからそこに
【メンター】礼節を持つ(新人時代の教え)
今回は私が新入社員時代に教えていただいたことです。
私が最初に入った会社は、昭和体質まみれの超超日本企業でした。
・先輩社員が来る30分前に出社し、全員の机を掃除。
・先輩社員のお茶やコーヒーを入れる
・代表電話を一番先に取る新人は一目を置かれる
・先輩の酒の好みを覚え、飲み会ではグラスが空く前に注文する
今の時代の新人なら3日で転職するかもしれません(笑)
もちろん当時の私を含めた同期も「
【働き方】週休3日はハードだった
以前に働いていた会社は、積極的に働き方改革をしていました。
ある年の夏に1ヶ月間、週休3日が実施されました。
当時は「先進的な働き方だ」とメディアに取り上げられていましたが、実態はまったく逆で、週休3日ではなく、稼働日がたったの4日しか無い、そして、非効率な働き方を強制的に変革させる取り組みだったのです。
短期で結果を出す、働き方改革ライザップだったのでした。
背景
生産性や効率性を高め、ム
【メンター】意識が高くて何が悪い
古くは若手だった私も気が付けばベテラン(おじさん)社員になり、メンターとして、新入社員や中途社員の方のサポートをする機会が増えてきていました。およそ20名以上の方とメンターとして関わりました。
メンターをしていた時、若手に必ず伝えていたことがあります。
それは
「意識が高くて何が悪い」
です。
最近の若手は「あの同期は意識が高い」という言葉で、冷やかしているように感じることが多かったです。
【働き方】ハードな外資系で働くための自分をいたわるメンタルケア(2)
前回、私がメンタルケアを考えるようになったきっかけを書きました。
私がメンタルケアを考えたきっかけは
「非常に面倒な体質」と「メンタルブレイクの経験」です
そして行きついたのは「治すのではなく、うまく付き合っていく」でした。
自分のメンタルをケアするって何??
自分のメンタル(心・感情、~したい)なんて考えても見なかったです。
いつも頭(論理・問題解決、~すべき)ばかりを考えていました。