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好きなものはいつもの

こんにちは。しそゆかりです。

駅近のご飯やさんと言えば、大戸屋。
都会の端くれに住んでいた時はそう信じていました。
入りやすいし、落ち着く雰囲気だし、胃にやさしそうなメニューが多いし、白米か五穀米か選べるし、あったかいお茶も無料。

身近すぎてまさに空気のような存在。そういう存在は、そう、なくしてからその大切さに気づくのです。

大戸屋が地元にない。
正確には、あったけどなくなってしまいました。

わたしの地元の片田舎ではフレッシュネスバーガーも姿を消して久しく、なぜわたしの好きな落ち着いた雰囲気のチェーン店は姿を消していくのか。
最後の砦のサブウエイも、もともとの店舗数が少なかったのにさらに店舗が減り、風前の灯といって差し支えない状況。

そのくせスタバは無限増殖を繰り返し、そんな近い距離に新店出す?という話題が店舗を出すたびに出るほど。山ほどスタバができて、しかし山ほどの人が席を埋めているので、スタバは県民性(?)とマッチしている模様。

話を戻して大戸屋。
主に「落ち着くから」の理由で愛好しているのですが、ふと見かけた大戸屋に入ってしまう自分につい、冒険心がないじゃないかと思ったりします。消極的じゃないかと。初めてのお店に入るのってそれなりにエネルギーが必要で、だから安牌な方に流れてるんじゃないのと。

旅行先なら初めての街でひとり居酒屋も楽しめるけど、出張先は体力を温存したくてつい決まったお店です。とか言いつつ、地元でお店を選ぶ時もだいたい決まったお店に行ってるか。

そんなこと考えて、へんに考えすぎるからその分エネルギーを消耗してしまう。店先でもこの思考が台風の中心のように渦巻いて、結局エネルギーを決断力に回せず消耗してしまったり。このあたり、大人なのに人見知りレベルがカンストしていてなかなか成長できないところ。

東京出張で大戸屋にふらりと入って、こんなことを考えてました。
うん、考えすぎ。そんな考えすぎ人間にとっては「いつもの」って大事。何も考えなくても美味しいし落ち着くって最高じゃない。ありがとう、「いつもの」。

ちなみに大戸屋で頼むメニューもだいたい固定だから、今度行くときはその中でちっちゃく冒険してみよう。

* * * * *

あとがき
「好きなもの」をテーマに書いてみよう!と思ったらやっぱり途中から考えすぎてしまった。いつものわたし。

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