浅川 修一郎 姿勢治療家®

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浅川 修一郎 姿勢治療家®

https://senakano.jp/staff/asakawa-syuuichirou/ ”疲れないカラダの使い方”を【今のカラダを変えたい人】に届けるためにスタートしました。 姿勢治療家®/鍼灸師/正しい姿勢/疲れる姿勢/疲れないカラダの使い方/暮らしの解剖学

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【簡単解説】疲れない座り方の3つのポイント!!

いつのまにか何となく疲れているカラダ 診療中にこのような会話をしています。 患者さん「最近、座っていると腰が疲れるんです…。」 浅川「普段どうやって座っていますか?」 患者さん「割ともたれかかるような…こんな感じですかね。」 浅川「座っている時に腰を使い過ぎているかもしれませんね。」 患者さん「使い過ぎてるってどういうことですか??」 浅川「座っている時に、身体を支える負荷が腰に集中しているということです!」 患者さん「あぁ~。なんとなくわかるかも…。」 「何となく

    • 安静時心拍数を下げる方法

      以前あげたこちらのブログは読まれましたか? ↓↓↓ からだの疲れチェックに毎朝心拍数を測ってみましょう 朝起きた時の心拍数を測り、からだの感覚、生活での出来事などを照らし合わせることで、からだの状態を把握することが出来ます。 例えば… 安静時心拍数 60回/分  快適 昨日はランニングが出来て、気持ちもからだもすっきりしている  安静時心拍数 80回/分  眠ったけど、寝た気がしない 昨日は飲み過ぎてしまって、深夜に一度目が覚めた。日課のストレッチも忘れてしまった 安

      • ストライドを広げようとして、膝が痛くなる理由

        前回のブログはご覧になりましたか? ランニングでストライド(歩幅)を広げるためには... 今回はストライドと膝の痛みの関係性です。 ストライドを広げようとして、足を遠くに着く 「速く走りたい!」と思った時によく起こるエラー動作ですが… 実はこの動作が膝に負担をかけることがあります。 膝下が振り出され、ハムストリングに負担が…足を遠くに着こうとした時、太ももに対して、膝下が振り出されます。 (*大腿部に対して、下腿が振り出され、膝関節が伸展します) 膝下が振り出され過ぎ

        • ランニングでストライド(歩幅)を広げるためには...

          問題! 速く走りたいので歩幅を広げようと思い、出来るだけ遠くに足を着く。 〇か✕か… 正解は✕です。 ランニングで足を遠くに着くと…地面に伝える力は弱まります。 大股で脚を前後に広げ、足を遠くに着くと、接地時に脚と上半身はくの字になります。 くの字では、重心軸と足の位置関係がズレ、地面に伝える力は弱まり、からだを前方に運ぶ地面からの床反力も弱まります。ストライドは広く見えるものの、思ったよりも速度は出ません。 足をからだの近くに着くと…地面に伝える力が強まります。

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          膝を曲げている時間が膝を痛める

          ”膝の痛み”と聞いた時にどんなことが思い浮かぶでしょうか? ・オスグット ・腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん) ・鵞足炎(がそくえん) ・ジャンパーズニー ・半月板損傷 ・前十字靭帯断裂 ・変形性膝関節症 etc. ざっと挙げるとこのような名前を付けられていますが、これらの”膝の痛み”が出る前段階で、実は膝が動かなくなってしまっていることが多々あります。 膝の動き膝関節の機能は以下のものです。 ・膝を曲げる動作(屈曲)     ・膝を伸ばす動作(伸展)     ・つ

          膝を曲げている時間が膝を痛める

          スクワットを上手に行いたいなら、まずはお辞儀から

          スクワットでよく起こるエラー動作 ・腰を反りすぎてしまう ・上半身を倒し過ぎてしまう ・膝がまえに出ないように固めてしまう 特に”腰を反りすぎてしまう”動作はよく見られ、SNSに投稿されているトレーニング動画でもよく拝見します。サッカーのキーパーをしていて腰を痛めたり、バスケットをしていて腰椎分離症になったりするのは、このエラー動作を続けていることが原因です。 スクワットで”腰を反りすぎてしまう”方は、”お尻を後ろに出す”というキューイングを、腰椎伸展によって実行しよう

          スクワットを上手に行いたいなら、まずはお辞儀から

          からだの疲れチェックに毎朝心拍数を測ってみましょう

          からだの疲れを数値化したことはありますか? ”寝ても疲れが取れない”と症状を訴える方がいらっしゃいます。 「6時間寝ていても、朝起きた時には疲れていて…」 睡眠時間は確保出来ているものの、睡眠によって体力が回復しないと感じられていました。その方はapple watchで睡眠の計測をしており、深い睡眠、浅い睡眠などのスコアは悪くないものの、ご自身のからだの感覚と乖離があることに疑問を持たれていました。 そこで「起床時の心拍数はいくつぐらいですか?」と伺うと… 「78ぐら

          からだの疲れチェックに毎朝心拍数を測ってみましょう

          どうして横向きで寝ていて腰が痛くなるのか...

          横向きで寝ていて腰に痛みを感じる方がおられますが、そのような方の身体にはある特徴があります。 そもそも腰の動きが悪い腰は、椎骨と呼ばれる5つの骨と、クッションの役割をする椎間板が重なり合って、骨盤の上に乗っかり構成されています。 腰には、屈曲(前屈)、伸展(後屈)、側屈(左右)、回旋(左右)という動きがありますが、横向きで寝ていて腰に痛みを感じる方は、これらの動きが制限されています。 例えば、右側屈の制限があると… 左腰の筋肉や筋膜などの軟部組織が硬くなっている場合があ

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          「首が硬いなぁ」と思ったらぶら下がりが意外と有効

          ・首が重い ・首が左右に回しづらい ・寝違えやすい ・首を動かした時にビキっとなる こんな症状を抱えている場合、ぶら下がり運動をすることで意外と解決されるかもしれません。 首の動かしづらさは…多くの場合、首周囲の筋肉や靭帯、筋膜などの軟部組織に負荷がかかり、硬くなり、伸び縮みしづらくなったことに原因があります。 首の筋肉は頚椎(首の骨)同士をつないでいたり、頚椎と肋骨、肩甲骨、鎖骨それぞれをつないでいます。 ぶら下がりはこれらの首の筋肉、特に頚椎と肩甲骨、頚椎と鎖骨を

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          まくらって迷いませんか??

          まくら選びって難しいですよね…。 高さがある方がいいのか、ない方がいいのか 横幅は広い方がいいのか、狭い方がいいのか 柔らかい方がいいのか、硬い方がいいのか まくらが合っているかどうかの判断は朝起きた時。 首が気にならない 首が調子いい 昨日の夜より動きが良い などなど。 このような感覚を得られていれば、枕は合っているでしょう。 ではでは、どのような基準で選べばいいでしょうか。 仰向きでは首とベットの隙間を確認!首の形状は解剖学的には前カーブ(前弯)しているとされ

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          祖父の血圧と股関節の動き

          先日、92歳の祖父のお見舞いに行ってきました。 祖父は心臓に酸素や栄養を届ける血管(冠状動脈)3本の内1本が閉塞しており、残り2本の内1本にステントを入れている状態。その為、心臓の筋肉も徐々に弱化しているようで、心肺機能が低下している中で生活を送っています。 そのような心臓の状態でしたので、2024年、年始に体調を崩し、1ヵ月程入院。その後、自宅療養出来るほどまで回復したので、「そろそろ最後かな」という思いもありながら、2日間だけでしたが会いに行ってきました。 祖父は体

          祖父の血圧と股関節の動き

          脚を組む座り方と仙骨周囲の痛み

          「脚を組むのは良くない。」 なんとなく知っている、というか聞いたことがある。 普段の生活でも脚を組まないように気を付けている。 気がついたら脚を組んでしまっているけど… でも、なんで悪いのかは分かっていない。 今回はそんな方に脚を組んで座っていると起こる可能性についてお伝えします。 脚を組んで座っているとお尻の筋肉は硬くなる”脚を組む”という動作は、股関節を屈曲、内転する動作です。 股関節を屈曲、内転すると、お尻の筋肉には伸展ストレス(引っ張られる力)が働きます

          脚を組む座り方と仙骨周囲の痛み

          ランニング、ウォーキングで骨盤を動かしましょう!

          走る時、歩く時、カラダのどこを意識していますか? 多くの人はこのように答えるでしょう。 「足!」 「足の裏!」 「モモの裏!」 「股関節!」 これらを意識することは間違いではありません。 間違いではありませんが… そこに加えて欲しい部位が”骨盤”です。 骨盤が先行実は歩く為に脚を動かす時、先行して動いているのが骨盤。 右脚を出す前に、骨盤の右側が前に出る 左脚を出す前に、骨盤の左側が前に出る 骨盤の左右への回転に従うように脚が前に運ばれます。 でんでん太鼓のイ

          ランニング、ウォーキングで骨盤を動かしましょう!

          足にはどんな動きがある?【足・膝の痛み】

          足の動かしやすさは歩きやすさ。 以前のブログでも動きやすい足と動きづらい足で歩行にどのような違いが出るのか、私のイメージを交えてお伝えしました。 参考ブログ”ぱたぱた歩き?ころころ歩き?【膝の痛み】” 足の動きには、背屈、底屈、外反、内反、回外、回内という動きがあります。私たちは、それぞれの動きの組み合わせで、歩いたり、走ったり、飛んだり、着地したりという動作が可能になっています。 皆さんの足はいかがでしょうか? ご自身の足を手で動かしながら確認してみて下さい。 足の

          足にはどんな動きがある?【足・膝の痛み】

          手をパーに出来ますか?【手の痛み・腱鞘炎】

          ”カラダを痛めるのはその部位の使い過ぎ”と常々お伝えしていますが、仕事や家事などで日常的に手を使い過ぎている方々は、このような訴えで来院されます。 「マウスを使っていて、手が痛くなっちゃいました。」 「抱っこで手がだる重くて…。」 「朝に手の強張りを感じるんです。」 「手が痛くて洗濯ばさみが開けなくて…。」 「フライパン持つのが痛くて、料理が楽しくないんです。」 「ペットボトルのキャップが開けられないんです。」 「革製品を作る時に、穴をあける作業が辛いんです。」 このよう

          手をパーに出来ますか?【手の痛み・腱鞘炎】

          ぱたぱた歩き?ころころ歩き?【膝の痛み】

          ぺたぺた こつこつ ぱたぱた たったっ ぐいっぐい すっすっ 歩く時の足の接地音としてこんな音が使われますが、姿勢治療家としては”ころころ”という転がるような音を推したいです。 足には片方26の骨があります。 解剖学的な区分は… 前足骨は14本の趾骨(母趾2本、他四趾3本ずつ)→足先あたり 中足骨は5本の骨→足の甲あたり 足根骨は7個の骨(内側楔状骨、中間楔状骨、外側楔状骨、舟状骨、立方骨、踵骨、距骨)→かかとあたり 歩行などの動作はこれらの26の骨が関節し、動作するこ

          ぱたぱた歩き?ころころ歩き?【膝の痛み】