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「ワーママに必要なのは脳の整理だった!」(「記憶脳」読書感想文)

ワーママが優先して身に付けるべきものは…


ワーママが自己啓発で優先してやることは、時間術やタスク管理の本を読むことではない。
「記憶脳」を読んで、脳のチカラをうまく使うことを身に付けることだ。

これは、私が「記憶脳」を読み終えてしばらくしてから、ふっと頭にひらめいたことだった。

私は1児の母で、会社員をしている。いわゆる「ワーママ」である。

ワーママは労働者であり、母であり、娘であり…など、役割がいくつもある。それゆえにタスクを常に抱えており、時に分刻みのスケジュールをこなす。繁忙の象徴のようなものだ。

だが、それに伴う諸課題を解決しようと思って、時間術とかタスク管理術などを先にやっても、脳が疲れていては、効き目はないだろう。

逆に、脳をうまく使う方法がわかれば、日々の活動がスムーズに進み、課題の解決にもつながる可能性があると思う。

「記憶脳」ワーママにおススメの個所ピックアップ

以下、「記憶脳」の中から、私が「ワーママにおススメ」だと思うところをピックアップしてみたい。

「脳メモリ解放仕事術」

「気になることはすべて書き出せ」
「書いて忘れる」で脳メモリをセーブせよ

「記憶脳」樺沢紫苑著

私は、気になること、やらなければいけないことは手帳に書き出している。もちろん、仕事に入るときは朝いちばんのTODO作成も欠かさない。
あと、家事でやり忘れて、家人に指摘されたこととかも手帳に書いている。これを1週間に3回見返せば、立派に記憶に残り、漏れ防止につながる。
これだけでも、「ちゃんとやらなきゃ」プレッシャーから解放され、脳のお疲れはだいぶ取れてきた。

「記憶力外仕事術」

「暗記」より「理解」を優先する ~「丸暗記禁止仕事術」~
「対策講座記憶術」
「過去問研究記憶術」
「単語帳記憶術」

「記憶脳」樺沢紫苑著

資格試験、それは、会社員生活で切っても切り離せないものともいえる。
プライベートの状況で猶予されるものでもない。

私自身、子育て、家事のある中で、「証券外務員」「ITパスポート」「MOS Access」「Access VBAベーシック」などの資格を取ってきた。しかもすべて一発合格している。

その時に使った方法は、おおむねこんな感じである。
・対策講座を受講して理解からはじめる。
・暗記は夜寝る前にする。
・睡眠はきちんととる。
・覚えられない用語は単語帳を作る。
これらすべて、「記憶脳」に書かれていたことだった。

資格試験に苦労している方がいたら、ぜひ本書を手に取って、やり方を真似してみてほしい。きっと成果が出るはずだ。

「楽しむ」と記憶は楽になる

子どもがいる親として、気になることの一つは、子どもの勉強のことである。

もうすぐ小4の息子は学校の図書室から借りてくるのは学習漫画ばかり。
しかし、あえて口出ししない。勉強嫌いになってほしくないから。

むしろ、好きなことを楽しんで勉強できるので、記憶に残るようだ。
よく、本から得た知識を私と夫に話してくる。

そんな息子は、最近、自ら、タブレット端末で学ぶ某通信教育をやりたいと言ってきた。
これこそ、楽しんで勉強できるよう工夫が凝らされたものであるので、私と夫は即OKを出した。
彼がもっと勉強の楽しさを味わってくれることを期待している。

最後に

こうやって気づきをアウトプットする=「外化」しているだけで、私の脳の中に「記憶脳」の内容がどんどん記録されていった。

やはり「記憶脳」はワーママにとって最強の「脳を鍛える」ツールだったのだ!







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