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🇨🇳#16 ハルビンで「バレずに中国一周」前半戦を振り返る

ハルビンの顔・ソフィア大聖堂

黒竜江省・ハルビンに到着。
カシュガルからスタートし、なんとか北半分の省級都市を仕事をしながらまわることができた。
今のところ、仕事関係者にはバレていない。
(または泳がされているだけか…)

ハルビンウインナーは最高です

ということで、今夜はハルビンでデリバリーのロシア料理を食べながら、これまでの旅を振り返ってみることにした。
以下がわたしの中国一周前半戦での気づきである。

反省点

1️⃣一気にまわるべきではない

内モンゴルの思い出。仔馬かわいかった

自分で企画しておきながら、元も子もないことをいうが、たくさんの場所を一気にまわるべきではないと思った。
寿司も焼肉もしゃぶしゃぶも、たまに食べるからありがたいわけで、毎日高級料理ばかり食べていたら、一つ一つに対する感動が薄れるだろう。

トルファンの火焔山、敦煌の莫高窟、西安の兵馬俑、一週間で見るのはあまりに贅沢すぎる。

わたしのような愚かな人間はそうそういないと思うが、みなさまには、半年や一年に一度、とびきりの旅行をされることをおすすめしたい。

2️⃣体がしんどい

敦煌〜蘭州の寝台が1番大変だった

わかっていたことではあった。
スタートからしばらくは、移動距離が長く、寝台列車を使ったため、ほとんど体が休まらなかったように思う。
今寝台列車に乗らないのは、省と省の距離が短くなったからではあるが、おかげで夜はホテルで過ごすようになり、だいぶ体が楽になった。

しかし、極力就業時間にかからない移動を選ぶとなると、出発が早朝になるため、四時・五時起きがざらである。
夜は夜で昼の観光時間を補おうと仕事をしているため、この先の睡眠負債が懸念される。

そういえば、わたしはASMRマニアなのに、もう何日も可愛い女の子が食べ物を食べる動画を見ていない。諸々、余裕がないようだ。

3️⃣日本食が食べたい

トゥアルさんと食べたウイグル料理が今のところNo.1

中華は好きだが、さすがに毎日だと、体が猛烈に和食を欲してくるようだ。
今も、口の中が油とニンニク全開、スッキリしたくてたまらない。
全てを終えたら、上海か蘇州で心ゆくまで冷え冷えのざる蕎麦をすすりたいと思う。

良かったこと

1️⃣自己管理能力が磨かれた

電車に乗れなかったのは平遥で迷子になった一回だけ

ぼんやりとした計画は最後まで描いているが、実際に乗る便や宿泊先など、詳細に関しては3〜4日先まで予約するようにしている。
何か一つでも予定通りにいかないと全体に影響が出るため、時間管理にはかなりシビアになったと思う。

2️⃣生きることについて考えた

青海での気づきは大きい

できるだけ面白おかしくいきたいので、シリアスなネタは避けているが、火事や事故現場を目撃することがあった。
また、日本では考えられないような過酷な環境で暮らす人々に会い、今、自分が生きていること自体が「偶然なのだな」という思いが強まった。
自分の存在が当たり前のものではないと思うと、思い通りにいかない時や、他者との衝突の際にも、我を通そうとせず、もっと寛容になれる気がする。

3️⃣笑顔を大事にしようと思った

青海湖で出会ったかもめたち

ぐちゃぐちゃと言葉を書き殴っているわたしだが、ノンバーバルなコミュニケーションというのを案外重視している。
結局人間も動物の一種なので、体から発するシグナルを通して結構な情報を読み取っていると思うのだ。
そのため、出来るだけ悪意なく、素朴なアホであることが伝わるよう、笑顔を大切にしている。
悪いやつではないと思ってもらえれば、余計に勘繰られたりすることはないし、だいたいは優しくしてもらえる。
(あほづらをしていると、ボディチェックも甘い)

ということで、後半戦も笑顔を大切に、体調管理に気をつけて行ってまいります🫡では👋

現在の総移動距離 約13780km
現在の33地域クリア率  33分の14
降り立った都市 18
①上海②新疆ウイグル自治区(カシュガル/ウルムチ/トルファン)③甘粛(敦煌/蘭州)④青海(西寧/海南チベット族自治州)⑤寧夏回族自治区(銀川)⑥陕西(西安)⑦山西(平遙)⑧河北(石家庄)⑨内モンゴル自治区(フフホト/ウランチャブ)⑩北京⑪天津⑫遼寧(瀋陽)⑬吉林(長春)⑭黒竜江(ハルビン)
飛行機  3回
新幹線  8回
寝台列車 4回
普通列車 0回


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