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【気ままな読書日記】G・ライル 心の概念 / 序

この本って『デカルトの心身二元論への批判の書』なのだそーです。
たしかに、序章にもシッカリとそう書いてある。

デカルトは彼の主要な哲学的遺産として一つの神話を残した。そして、この神話が、この問題に関する大陸地図を大きくゆがめつづけてきたのである。
神話とはもちろんおとぎ話とは異なる。神話とは、ある一つのカテゴリーに関する事柄を、実は他のカテゴリーが適当であるような表現の中で提示することである。したがって、神話をあばくことは、事柄そのものを否定することではなく、その事柄の位置をあらためて正しく定め直すことである。そして私は、まさにこのことを本書の中で試みようとしているのである。

神話、カテゴリ、事柄、実は他のカテゴリが適当ーーー
これってたとえば、結婚詐欺とか割と近くないだろーか。

急に必要になった大金(事柄) → キミが立て替えてくんないか(誤ったカテゴリ:キミのATМ)
急に必要になった大金(事柄) → おまえに必要な金はおまえが用意しろ(正しいカテゴリ:おまえのATМ)
  ↑
詐欺師の繰り広げる神話と、その定めなおし。(・・・・え?違う?)

ーーーハッ、デカルト先生が詐欺師だって言いたいのではありませんよっ。絶対違います。
ライル先生のお言葉を理解しよーと頑張っているだけなのですが、品のない妄想しか浮かんでこないのが私のダメなところで(悲)
てか、この妄想が正解してるかどーかを自分じゃ判別できないってのが一人読書の最大の欠点なのであります。どこかに師匠かセンパイがほしい。


77/200(7ふたつ。いい番号あたりましたね、先生!)

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