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台北の餃子🥟

 タイトルを「我が家の餃子🥟」にしようと思ったのですが、本文も我が家で作る餃子の話をするにしても、いい感じに茹で上がった餃子の画像がないので、台北の八方雲集さんのガチ美味な茹でニラ餃子の画像をヘッダーにして、この画像を撮った時のことを綴ってみる。
 ちなみに、八方雲集さんは、茹で餃子(水餃子)や焼き餃子の専門店で、台北のあちこちに店があり、私がお世話になったのは、林森北店さん。
 この時の台北旅行は、比較的美味しい食事にありつけていたが、半面、口に合わないものはとことん合わず、ちょうどこの時は現地特有の飯チョイスで惨敗していた時で、「口に合う美味いもの食いてえ」な状況だった。
 宿の近くにあった餃子の看板に目が止まり、ふらりと寄ったのが八方雲集さん。
 テイクアウトのカウンターのメニュー表には、読めそうで読めない漢字の羅列に半分白目を剥いていたが、その中で明らかに漢字で『韮』と書かれた餃子をメニュー表に見つけた瞬間、藁にも縋る思いで、「This one, This one. I want to order This one……Five pieces, please……oh, take out please」と、現地の人と間違えられてもおかしくない格好(短パン+Tシャツ+サンダル)でありながら現地語が喋れない変な東洋人に、店員さんが生温くも優しく見つめる眼差しがただただ辛かったなぁ(苦笑)
 なんとか無事に買えた茹で餃子を宿に持ち帰り、部屋のベッドの上で餃子を一口頬張った瞬間、家で作るニラ餃子と味が酷似しているのもあってか、大感涙。そしてもちもち感が絶品じゃった……ひさびさに美味いものを食った時は、ただただ「うめぇ……」としか言えず。
 だが、だが……。
 食べた直後、実姉のLINEに「あ゛ーっ!我が家のニラ餃子に似た味を食ったが、ワイは家の餃子が食いてえええええええ!」な妄言を吠えるワイ(そして実姉から返ってきた内容は「寝言は寝て言え」だったという……)。
 さらに食べた数時間後の夜中に再び、八方雲集さんに出向き、追加茹でニラ餃子を買いに走った時は、ただの餃子食いでしかなかった……。

 で、帰国後初の晩飯がニラ餃子🥟だったオチですわ。

 また台北に行くことがあれば、食べたいねえ。

#餃子がすき

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