おかん、心友を亡くす。
おかんの親友が亡くなった。今朝のことだ。
娘同士の我々も仲良しなので、そろそろ危ないことは聞いていたが、
私はそれを聞いても、おかんに伝えることをしなかった。
聞いたとしても、施設へ会いにいくことは叶わなかったから。
この年齢で、心の友を失うことが、如何程のことか想像つかなかったから。
友達の少ないおかんにとって、きこちゃんの存在は本当に心の支えだった。夫に先立たれ、仕事と一族のイザコザだけのおかんの自称つまらない人生に、花と笑いを添えてくれていたのは、きこちゃん一家だっ