見出し画像

親が『第二就職氷河期』に出来る支援

この記事は、
「子供が就職できるか心配」
「子供がいい会社に入るにはどうしたらいいの?」
「どこまで、就活に口を出していいかわからない」
という親御さん向けです。

『第二就職氷河期』のはじまり

3月卒業の大学4年生の就職が、決まっていないと話題になっています。知人のお子さんから聞いた話では、2割の学生が決まっていないとのこと。昨年まで好景気で、売り手市場だったのが、いきなり状況が変わり、落ち込んで、状況対応できていない学生もいるようです。
もともと、若手のフリーター化や、新卒から正社員になれず、その後、ずっと非正規社員として働き続けることでの格差は問題になってきました。業務のオンライン化で省人化が進むことや、観光業をはじめとしたサービス業は、人員を削減する流れは、コロナ禍で進みましたが、今後も続くでしょう。

非正規社員の増加

非正規社員の割合は、年々増えています。

非正規雇用者の割合

統計局 最近の正規・非正規雇用の特徴 https://www.stat.go.jp/info/today/097.html#shousai
大卒時に就職できたといっても、4人に1人が非正規社員としての就職という実態があります。今年は、もっとその割合が高くなるでしょう。

正規と非正規の生涯年収の違い

高い学費を払って、大学まで行かせても、非正規社員になると、生涯年収は、9,000万円位と言われています。正規社員は、2億円弱です。1億円以上も違います。
年収だけでなく、仕事の幅や、仕事を通した成長、人間関係の拡がりといったことも違ってくるでしょう。

親として子供の就活に何が出来るか

就活は、受験と同じように、親のきめ細かい支援が必要な時代です。子供は、親の世代よりも、年配者との関わりが少なく、インターネットの世界にいることで、その当人の価値観と似たような人たちとのグループに閉じこもっているケースが多いでしょう。知り合いの大人に引き合わせて、職業観、仕事観を養っていくのも一つの手です。

『親子就活プログラム』もうすぐリリースします!

以前から、提唱している『親子就活』をリニューアルしています。

「子供が3月卒業なのに、まだ就職が決まっていない」
「就職したが、派遣社員としての就職だった」
「子供が希望の就職先じゃない、と、ふさぎ込んでいる」
という親御さんがいらっしゃいましたら、ご相談ください。
就活を取り巻く環境と、これからのどのように働けば、最良なのかをアドバイスします。親子でお越しください。

親子キャリア・カウンセリング

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?