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マジカルアトモスフィアな愚痴

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わたしは手品師であることに優越感を感じ、同時に劣等感も感じている。マジシャンは特別な仕事。わたしにしかできない仕事。そう思い込んでいる。と、同時にこの職業は河原乞食のように水物で… もっと読む
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#マジック

手品を見せて、自分がすごい人間だってことを伝えたくなる欲望。

手品は難しい。手品が好きすぎると「人が見たいと思っている手品」と「自分がやりたい手品」が区別できなくなってくる。

手品は現象が強い。がゆえに、フォーカスがそこに当たりすぎて演者の存在意義が消えてしまう。「わたしの代わりはいくらでもいるもの」的な綾波レイ状態になってしまう。っていうか、現状の手品界隈はそうなってしまっている気がする。

技術的に上手いか下手かで言えばそりゃ上手い方がいいに決まってい

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