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相模原障害者施設殺傷事件を忘れないために

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なにも解決しないまま裁判が終わった。彼を生み出した社会を変えなければ。
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#障がい当事者家族

2020年1月8日

相模原障害者施設殺傷事件の裁判が始まった

2020年1月8日 相模原障害者施設殺傷事件の裁判が始まった

実は、いろいろな人がこの事件を考え、語り、今日ばかりは、報道もいろいろとあったことから、私は、今日この日感じたことを、書いておこうとは思っていなかった。裁判が始まろうと、その内容がどうであろうと、私のすることは決まっている。障がい者と健常者の間にある壁をぶち壊し続けることだけだ。

お風呂に入って、湯冷めしない間に寝なければ!という今になって、ふつふつと湧いてくる感情があった。怒りだ。口に手をあて

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映画「普通に死ぬ」を普通に観てほしい

映画「普通に死ぬ」を普通に観てほしい

泣いた。

映画が終わって、監督挨拶に貞末麻哉子監督が出てきて、しゃべりだしたら、また涙が止まらなくなった。貞末監督にお会いするのは二度目だけれど、生真面目で、不器用で、こだわりが強くて、ご自身も生きづらいだろうに、よくぞ10年もの歳月をかけて、この作品を撮って完成させたと思ったら、熱いものが込み上げてきて、涙があふれて止まらなくなった。

ドキュメンタリー映画「普通に死ぬ~いのちの自立~」は、今

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