しらいわ よしこ

子どもたちに明るい未来を!いつも心に愛と笑いを! ブログ「次郎とマーマのなんじゃこり…

しらいわ よしこ

子どもたちに明るい未来を!いつも心に愛と笑いを! ブログ「次郎とマーマのなんじゃこりゃ日記」 https://ameblo.jp/shiraiwa824/  白岩佳子FB https://www.facebook.com/yoshiko.shiraiwa

マガジン

  • 次郎に教えてもらったことシリーズ

    IQ18次郎と暮らす中で教えてもらったことのエピソードを綴っていきます

  • 子どもたちに明るい未来を!

    反戦、反核について、 特に、忘れてはいけない日に書いたこと。

  • コロナの混乱の中で書き残こしておきたいこと

    コロナの混乱の中で、声を発しても「混乱を招くだけ」だと叱責される。けれど、覚えておこう。何に困り、何を考え、何を欲したかを。今、間違った政策をとった責任者はじわじわと発言を変えている。そして、どんな中にあっても誠実であった政治家のことを覚えておこう。

  • 相模原障害者施設殺傷事件を忘れないために

    なにも解決しないまま裁判が終わった。彼を生み出した社会を変えなければ。

  • 山本太郎さん応援記事

    なぜ山本太郎さんを応援するのか?

記事一覧

固定された記事

障がい児へのいじめの話しをする前に、話したいのはどんなに愛してきたかということ

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「笑いは世界を救う!かもしれない?(笑)ぜんじろうショー」めっちゃ楽しかったです~!

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太子国際コメディフェスティバル2023に行ってきました!まだ終わってない(11/12まで)けども~(笑)

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私を救ってくれた私の中のコメディアン

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『相模原津久井やまゆり園事件』から7年、私たちはスタンダップコメディアンになった!(笑)

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スタンダップコメディがなければ死んでいた?!(笑)

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2023.4.5参議院憲法審査会の傍聴に行ってきた~山本太郎さんにはスンダップコメディアンになってほしい(笑)~

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「311子ども甲状腺がん裁判・第3回口頭弁論」の応援に行ってきた!

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もういい加減親の所為にするのをやめてくれないか!~本当に障害者の自立を妨げているのは親なのか?~

胸に仕舞っていたエピソードを話す。 ある福祉関係者が冗談で「親はどうせ死ぬんですから、早く死んでください」と言った。 障害者の地域移行(施設から地域へ)の仕事を…

障がい児へのいじめの話しをする前に、話したいのはどんなに愛してきたかということ

障がい児へのいじめの話しをする前に、話したいのはどんなに愛してきたかということ

五輪にかかわる音楽家の過去の障がい児に対するいじめについて、書こうと思った。今年27歳になるIQ18の次郎が、被害者だったかもしれない。訴えることが出来ず、無抵抗の無垢の障がい児になんてことを、、、という思いはつのる。けれど、その悲惨さは、その比較対象を持った時に、浮かびあがってくるものだろうから、私はその正反対の話をしよう。そう、私がいかに障がい児の次郎を愛して育ててきたのかを。

次郎は三番目

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「笑いは世界を救う!かもしれない?(笑)ぜんじろうショー」めっちゃ楽しかったです~!

「笑いは世界を救う!かもしれない?(笑)ぜんじろうショー」めっちゃ楽しかったです~!

2024年4月13日(土)14時~16時 立川市にて

イベントを支えて手伝ってくださった皆さん本当にありがとうございました!お客様35名(うち障害※①のある方7名・18歳以下2名)出演者4名(うち障害のある方2名)記録・音響スタッフ2名で、楽しい時間を過ごさせていただきました。(※①障害は社会の持ち物)

なにより誇らしいのは、障害者率の高さ!(笑) 行政だけでなく、民間事業者にも合理的配慮※②

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映画「〇月〇日、区長になる女。」を観た!これは、おおよそ報われることがないと思っていた市民の思いが報われるドキュメンタリー映画だった!

映画「〇月〇日、区長になる女。」を観た!これは、おおよそ報われることがないと思っていた市民の思いが報われるドキュメンタリー映画だった!

私は負け続けている

私は子ども3人と九州の山間部で暮らし、上の二人が巣立って最後に残った末っ子と上京して住んだ場所は緑豊かな所だった。目に映るほとんどすべてが緑の九州の田舎とは比べようもないけれど、それでも東京の中では緑が多く気に入っていた。特に駅までの用水路沿いの道は木立が素晴らしく「この道があってよかったね~」と毎回言わずにはいられないほど、好きな道だった。イヤな出来事にトボトボ帰る日も、こ

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太子国際コメディフェスティバル2023に行ってきました!まだ終わってない(11/12まで)けども~(笑)

太子国際コメディフェスティバル2023に行ってきました!まだ終わってない(11/12まで)けども~(笑)

兵庫県揖保(いぼ)郡太子町で行われている『第2回大子国際コメディフェスティバル2023』に行ってきました。
開催期間は11月2日(木)~12日(日)です。
多彩なゲストと面白い企画で全日程参加したーい!

私が参加したのは、11月5日(日)に斑鳩(いかるが)寺で行われた『太子!スタンダップコメディ投げ銭争奪戦』です。出演者は、「若手スタンダップコメディアン+ぜんじろう」というわけで、私は若手(笑)

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私を救ってくれた私の中のコメディアン

私を救ってくれた私の中のコメディアン


もう限界!って時は、人生で何度かあった。


私は第一子をアフリカで産むという通常理解しがたい行動をしているのだけれど、出産は何処でだって命掛けだ。当時のパートナーが付き添ってくれて、ケニアの産院で陣痛に耐えていた。周りでは、日本人の私から見たら、それはそれはたくましいアフリカ女性たちが、「ママー」と叫び、「神様ー」と叫んでいた。そんな中私はただただ、襲ってくる痛みに耐えていた。

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『相模原津久井やまゆり園事件』から7年、私たちはスタンダップコメディアンになった!(笑)

『相模原津久井やまゆり園事件』から7年、私たちはスタンダップコメディアンになった!(笑)

何度も言うけれど、うちの次郎があの日『相模原津久井やまゆり園』に居たら刺されていた。次郎は自分の名前を言えないからだ。

これは、次郎が殺されるかもしれない問題なのだ。

現に、その後も、あちこちで知的障害者は、支援者に殺され、親に殺され、そして、小さな記事で、加害者に信じられないくらい軽い刑罰が下ったことを知る。

京都で重度の知的障害のある息子を手に掛けた事件では、加害者の母親に執行猶予

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スタンダップコメディがなければ死んでいた?!(笑)

スタンダップコメディがなければ死んでいた?!(笑)



ひとことで言うと、私の頭がおかしくなったのだ(笑)

どっちに向かって行っても手詰まりで、どこにも道が開かれていなくて、
道がないから作るのだ~とか言う口がむなしくて。

そりゃそうでしょ。
だって、誰も余裕なんてないんだもの。

目の前の生活が大変なのだ。
それほどまでに、人々の生活が壊されている実感はある。

私の声はどこにも届かない。

「別に、私、助けてって言ってるんじゃ

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2023.4.5参議院憲法審査会の傍聴に行ってきた~山本太郎さんにはスンダップコメディアンになってほしい(笑)~

2023.4.5参議院憲法審査会の傍聴に行ってきた~山本太郎さんにはスンダップコメディアンになってほしい(笑)~

※タイトル写真は2022年6月の参議院選挙の時のもの。次郎(中央)は一日チラシ配りをしてくたびれた顔になっているが、太郎さんが次郎を見つけて「おおー次郎元気だった?」と抱き寄せ写真に納まってくださった

2023年4月5日、参議院憲法審査会の傍聴に行く

出かけようとしているところに、88歳母から電話がある。国会に傍聴に出かけるところだと伝えると、母が言う。

「あんたひとりが何をやったころで、な

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次郎という世界を旅する方へのガイドブック~未完・随時更新~

次郎という世界を旅する方へのガイドブック~未完・随時更新~



1.はじめに~そもそもなぜガイドブック?〜

みなさんは、知らない土地を旅する時、予備知識なしでまっさらの状態で旅をしますか?
それとも、下調べをして、ある程度もしくは詳しく調べてから旅をしますか?

私は若いころは、予備知識なくまっさらな状態で旅することが良いと思っていました。偏見を持たず、人の意見に左右されないで、自分の目で見たいと思っていました。

ところが、歳を取ってくると、もっ

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詩「いいお母さん」

詩「いいお母さん」

私はすこぶる評判のいいお母さんで
私を知る人は口をそろえて息子に
「いいお母さんでよかったね」と言う
「お母さんの子どもでよかったね」と言う

息子の答えは
「ぶー」だ
私の息子が言うのだから
息子が正しいに決まっている
だけど
息子の「ぶー」が届くことはない

ある朝私は、息子をぶった
息子は会う人会う人に
ぶたれたことを訴えた
ある友人は
「そんなはずはない」と言った
ある友人は
「もしそ

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詩「コロナ」

詩「コロナ」

コロナだった
一日で高熱を発した息子28歳と
一日遅れでじわじわと熱が上がり始めた59歳の私は
歩いていけるクリニックで検査を受けた
「やはりコロナですね」
医師はそう言って紙を取り出し説明を始める
私は立っているのもやっとで、これがあの有名な倦怠感なのかと思う
医師の説明は簡単で「ここに登録をして、ここに電話して、8日間は家に居てください」とのことだった
この状態で自分で登録をしろと
コロナでな

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詩「遺書」

詩「遺書」

今、『伊藤比呂美の言葉が鍛えられる教室』に通っています。月一回全6回です。第一回目の授業では、詩はフィクションであること、対話であることを教わりました。なので客観的に書くことや、自分で結論付けしないなどのポイントも教わりました。そして書く時に最も大事なことはジェンダー意識であると、これは口をすっぱくして何度も言われました。

伊藤比呂美さんには、敏感な差別意識センサーが付いていて、人を大切にしない

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今日は海老原宏美さんの話をしたいのにケアラーがコロナになった話しになった

今日は海老原宏美さんの話をしたいのにケアラーがコロナになった話しになった

12月24日は海老原宏美さんが旅立った日だ。もう一年経つ。聡明で明るくて優しかった海老原さんを失って、今も惜しむ声は大きい。海老原さんの意思を継ごうという方も多いしその仕事を応援もしたい。けれど、海老原さん、やはりあなたは唯一無二の人でした。

この一年で私は何度、天を仰いで海老原さんの名前を呼んだだろう。困り事がある度に。

正直に言うと今もそう。

12月21日次郎が39.2度の熱を出し、歩い

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ぜんじろうさんへの詫び状

ぜんじろうさんへの詫び状

↑2022.6.4「れいわ新選組総決起しまくり大会」ぜんじろうさんの登場(1:40:44)切り取り動画の元になった動画

私はずっとぜんじろうさんに詫びなければと思ってきた。

2022何6月4日池袋西口での「れいわ総決起しまくり大会」の会場に私は居た。

ぜんじろうさんは、水道橋博士に呼ばれてネタを披露しに来られたのだ。私は、山本太郎さんがリクエストしたネタで、その後ぜんじろうさんが、大災難

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「311子ども甲状腺がん裁判・第3回口頭弁論」の応援に行ってきた!

「311子ども甲状腺がん裁判・第3回口頭弁論」の応援に行ってきた!

とにかく行くのだ!私は!

前回行けなかった私は、今回は行くのだ!と気合を入れて前日から準備をしていた。朝、次郎が家を出る9時に、次郎にお弁当を持たせ、洗濯物を干し、自分も身支度をして出かけた。駅まで颯爽と風を切って自転車を漕いだ。次郎が居ては出来ない自由を感じながら。でも間に合わなかったのだ。傍聴券配布の締め切り10時40分に。

東京地裁に最も近い出口も把握済みだったのに、千代田線霞が関駅から

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もういい加減親の所為にするのをやめてくれないか!~本当に障害者の自立を妨げているのは親なのか?~

もういい加減親の所為にするのをやめてくれないか!~本当に障害者の自立を妨げているのは親なのか?~

胸に仕舞っていたエピソードを話す。

ある福祉関係者が冗談で「親はどうせ死ぬんですから、早く死んでください」と言った。
障害者の地域移行(施設から地域へ)の仕事をする中で、親の反対が強く、難航することも多いという話の流れから出た冗談だ。
その方は、他の冗談でもすべっていたので、会場の多くの人は、笑えない冗談だと聞き流したことだろう。

「親はどうせ死ぬんですから、早く死んでください」

流れない

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