マガジンのカバー画像

エッセイ、短歌、創作

16
エッセイや短歌など
運営しているクリエイター

記事一覧

中国に引っ越してきました。 ―中国・江蘇省から你好(ニイハオ)!

こんにちは。 岸 志帆莉です。 突然ですが(いつも突然)、この春に中国の江蘇省というところ…

2022年に掲載いただいた短歌・エッセイ作品まとめ

こんにちは。 岸 志帆莉です。 去年は子育てや仕事の合間に短歌やエッセイ等の創作に励んでき…

島々を行く ―予定調和からの脱出

************ この記事はフランス語圏向けウェブマガジン「Japan Stories」に寄…

金継ぎ ―傷あとから生まれる景色

************ この記事はフランス語圏向けウェブマガジン「Japan Stories」に寄…

手仕事のまち、すみだ ―北斎の心を受け継ぐ職人たち

すみだは手仕事の街だ。 浅草の喧騒からひとつ川を隔てた先に、江戸から続く職人の街がある。…

片雲の風に誘われて ―芭蕉の旅心をたずねる

深川は旅心を誘う街だ。 日本橋の賑わいからひとつ川を渡った先に、下町情緒を色濃く残す界…

「自分自身になるために生まれた」

コロナ禍で人と会えない時代、人が装う理由とは何か。 資生堂社長の魚谷雅彦氏が投げかけている問いだ。 この問いを目にして、一瞬時が巻き戻されたような錯覚を覚えた。4年前、ちょうど秋口の今頃、同じようなテーマについて考えていたことがあった。もちろんコロナ禍でも、人と会えない時代でもなかったが、私は当時「人が装う理由」について、地球の裏側であれこれと考えあぐねていたのだ。 事情はこうだ。 当時、私はパリで大学院生をしていた。パリでは教育学、中でも現在注目を集めるオンライン教

ある日突然、ドアを蹴破られても

あなたには、誰かから突然銃口を突き付けられたことがあるだろうか。 私はある。 それはある…

会社員先生、海を渡る。―子どもたちから学んだ大切なこと―

#会社員先生に期待することは何ですか ? というテーマで日経COMEMOが意見募集をしている。 私…

「学ぶことで挑戦し続ける土台ができる」― 育休中の学びを糧に、もっと理想のキャリ…

皆さまこんにちは。 岸 志帆莉です。 いま、私のまわりの素敵なママさんにインタビューする企…

note再開のごあいさつ および近況報告

皆さまこんにちは。岸 志帆莉です。 noteでは随分とご無沙汰していました。最後の更新は昨年2…

ライティングも掛け算 ―留学とガリガリ君の例から―

××××に 蛍が一つ 付いていた 金子 兜太 米光先生:「さて、この××××に入る言葉は何で…

ソリューション・ジャーナリズムの第一歩

宣伝会議「編集・ライター養成講座 即戦力コース」、第2回目。 冒頭で我々は講師の米光氏に対…

プチ専門家としての小さな一歩 | 宣伝会議 米光講座 第一回講座レポート

「半年後までに、めちゃくちゃニッチな分野で世界一詳しい専門家になれ」 開講初日、我々受講生に課せられた課題だ。 9月26日、宣伝会議「編集・ライター養成講座(即戦力コース)」がスタートした。 10年目を迎えた本講座は、多くの編集者やライターを輩出し、これら職業を志す者たちにとって一つの登竜門のような役割を果たしている。ゲーム作家、ライターなど多くの肩書きを持つ米光一成氏が講師を務め、通称「米光講座」とも呼ばれる。 急遽秋からウェブメディアでの執筆が決まった私は、駆け込