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for serendipity1008 大正の時代精神は「改造」への意欲であった

関川夏央さんの『白樺たちの大正』(2003)、第6章 彼らが思った「美しい町」より。

大正の時代精神は「改造」への意欲であった。そして、それをになったのは新興する「中流」家庭の息子や娘たちであった。(213p)

参考 
『白樺たちの大正』目次

明治十五年以後生まれの青年
「改造」への衝動
女たちの「大正」
学習院という空間
「友情」のコスモポリタニズム
シベリア出兵と日本社会の変質
彼らが思った「美しい町」
或る青年たちの夢
「大水路」の建設
夫、父、家長としての志賀直哉
実篤、村を去る
ものみな「歴史」となる

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