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【ピアノ独学のための基礎力底上げチェックリスト】

こんにちは!
liber Music Member ピアノレッスン担当の山田志織です。

今回は特別コラムとして、ピアノ独学者の方へ向けた記事を書かせていただきました!
ぜひ参考にしていただけると嬉しいです(^^)


◆不安や疑問は、上達の素!?

突然ですが、ピアノ独学者の方へご質問です!
現在ご自身で練習している中で、疑問や不安はありませんか?

『もっと譜読みを速くしたいな』
『リズム感ないかも・・・』
『音量の差がなくて単調になってしまう』
『姿勢、今のままでいいのかな・・・?』

などなど、何かしらのお悩みをお持ちではないでしょうか。
ご自身なりに試行錯誤するけれど『本当にこのやり方で合ってるのかなぁ・・・』と思ってしまいますよね。
解決できることもあれば、なかなか思うようにいかないこともあると思います。

ですが!正しい解決方法に気づくことができ、
あとはそれを実行すれば、目の前の壁をしっかりと越えられるのです!

ここからは、独学の方が抱えるであろう、もしくは意外と見落としやすい、主なお悩みとそれに対するワンポイントアドバイスをご紹介します。
気づかなかった!やってみよう!という項目をぜひスマホをピアノの近くに置いてチェックしながら実施してみてください。

また、各項目のワンポイントアドバイスについて詳しくお話しした記事を今後改めて書きますので、そちらも参考にしていただければと思います。

◆ピアノ独学者のためのお悩みチェックリスト


①姿勢・手の形

▢ ピアノ椅子に座った時、背中が丸くなっている。
▢ 足が閉じている。
▢ かかとが浮いている。
▢ 鍵盤と体までの距離が近いor遠い。
▢ 鍵盤に置いた指が伸びている。

◆ワンポイントアドバイス◆
・背筋を伸ばし、あごを引く。
・足は肩幅ほど開き、足の裏は地面にしっかりとつける。
・鍵盤と体までの距離は、鍵盤に手を置き肘が90度より少し開くくらい。
・椅子の高さは、手を鍵盤に置いた時に腕が鍵盤と並行になるようにする。
・手を丸めた状態で鍵盤の上に置き、手のひらに玉子が入る形にする。


②脱力・呼吸

▢ 腕や足に力が入っている。
▢ 肩が上がっている。
▢ 弾いている時、気が付くと息を止めている。

◆ワンポイントアドバイス◆
・最初にピアノ椅子に座った状態で肩から腕にかけて脱力する。
・脱力した状態のまま手を鍵盤の上に乗せる。
・足は肩幅に開き足裏を地面につけたまま、踏ん張らない。
・弾いていて呼吸を止めていたら気づいた時に息を吸う→吐く。


③譜読み

▢ 音符を読むのに時間がかかる。
▢ 五線より上の高音域、下の低音域が速く読めない。

◆ワンポイントアドバイス◆
・楽譜全体に目を通し、同じ音形や繰り返し部分をを見つけておく。
・指番号を振って同じ指使いで練習する。
◎こちらの内容はブログNo.5「譜読みをもっと楽に、速くするコツ!」にて詳しくお話ししていますので、合わせてご覧ください。


④リズム

▢ 正しい音の長さが分からない。
▢ 次の音にすぐに入れない。
▢ 音の長さは合っているはずだがかっこよく聞こえない。

◆ワンポイントアドバイス◆
メトロノームを使って一定のテンポを保てるようにする。
・止まりやすい小節の変わり目や、音の跳躍・和音のみを取り出し練習。
・休符が来たらしっかり休む&必要な音の長さ分しっかり伸ばしきってメリハリをつける。


⑤強弱

▢ 曲全体が同じ音量で単調になってしまう。
▢ 強弱記号ごとの具体的な音量が分からない。
▢ クレッシェンド、デクレッシェンドなど、徐々に音量を変えるのが難しい。
▢ 左右の音量バランスが分からない。

◆ワンポイントアドバイス◆
・強弱記号が書かれていたら指示通りに弾いてみる。
・f、mf、mp、pの4段階を決め、fとpの差をはっきりとつける。
・徐々に音量を変える時は、数小節=1小節ごとor拍ごと、数音=一音ごとが大まかな目安。最初から極端に音量を変えないことが重要。
・右手(メロディー)のほうを大きくする。
・メロディーライン、ベースラインを意識して出す。内声は控えめ。


⑥指の動き

▢ 小指が寝てしまいやすい。
▢ 弾いていると指がまっすぐに伸びてしまう。
▢ 薬指や小指が動かしづらく、なめらかに弾けない。

◆ワンポイントアドバイス◆
・手のひらに玉子が入る形で、5本の指が鍵盤上から外れないようにする。
・自分に合った指のトレーニングテキストを使用する。筆者おすすめは「ハノン」
・苦手な指の動きのフレーズを短く取り出し指の筋トレ(休みながら)。

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気づきポイント、見つかりましたか!?

今回ご紹介した内容は文章では伝わりづらい部分があります。
実際に弾く姿をを見させていただくことでどんなお悩みを抱えているかやその解決策をより明確にすることができます。
もしご興味のある方は、ぜひ一度私のレッスンへお越しください!

レッスンホームページには、お試しレッスンのお申し込みフォームの他、レッスンのご相談ができるフォームもございますのでお気軽にお送りください♪

ここまで、ピアノ独学者向けのお悩みチェック項目とワンポイントアドバイスをご紹介しました。
各項目の詳しい解説記事も今後更新していきますのでお楽しみに!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

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