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【全席指定の効果】ルヴァン杯2試合の振り返り

松本山雅FCのJリーグYBCルヴァンカップ2試合の振り返りです。
この記事も含めながら書きたいと思います。

改めてになりますが、どこの座席に人が集中するのかがより可視化された2試合だったように思います。

1試合目の山口戦は試合前日の23時、2試合目の福岡戦は試合前日の朝6時に集計したので差異があるのは当然ですが、ただ福岡戦に関しては約2,200枚の発券だったのが最終的には3,281人と、試合前日から当日にかけて約1,000枚近くの発券があったわけですから、なので集客が読めない、読めないから当日の運営にも支障をきたす可能性もある、といったところです。
なのでチケットは早めに買ってもらったほうがありがたいのです。

あといろいろありました福岡戦でのPK戦での出来事ですが、実は過去にも同じことをやらかしたことがありましてまあ歴史は繰り返されるものだなと笑。
まああまり全席指定の試合でご自身の座席以外での観戦はご遠慮くださいなんていう注意書きやアナウンスはあまりにダサいので、もし気になるようでしたら次回は北側ゴール裏を開放しないほうがよいと思いますね。

北側ゴール裏って、2試合とも事前に100枚近くしか売れていないので、まあ残念なことに需要が無いわけです。なのでわざわざ開けておく必要もないんですよね。それに、開放したスタンドはすべて試合後に清掃(ゴミ拾い)に入る必要があるので、たとえ1人のお客様でもやらなくてはいけないのです。そこまで人の作業をかけられますか?ということなんですよ。
なら自由席にすればよいのではと思うかもしれませんが、それだと今度は試合前に待機列ができるので、その列整理に人の作業がかけられるわけです。
要は3,000人程度の試合に費用や人をかけすぎているのでは?と思うんですよね。
なので需要の少ない、もしくはあきらかに不要なところは遠慮なくカットして良いと思いますし、必要なところならお金を払えばよいのです。

それと別件ですが、アウェイ席は完全指定席にできそうな気もしています。
指定席にすることで、お目当ての席が取れるとなるとチケットを買うタイミングが早くなるんですよ。なのでアウェイ席の来場予測を早めに立てることもできるし、売れていれば早めに緩衝帯を動かすことができるかもしれないのです。
なんでチケット前日に買っておきながら当日アウェイ席狭いから緩衝帯広げろと言われなければいけないんですか笑
そういった意味でも全席指定席はやって良かったかなと思っています。

そういえばダイナミックプライシング(DP)もやっていましたが、あまり参考になるような事例は確認できませんでした。唯一なのは試合当日でもDP価格になるので駆け込み来場者を誘えたというところくらいでしょうか。

*****

個人的には福岡戦PK勝利してもう1試合検証したかったところですが、この2試合だけでも得られたものは大きかったと思います。
招待券がほとんどなく、ほぼ有料客だけでのスタンドでしたのでそりゃ応援は盛り上がります。熱い応援するなら金払えとは思っていて、やはり自分でチケット買うと気持ちも違いますからね。そこは大事にしてほしいです。

都会では仕事終わりにそのままスポーツ観戦ができるからうらやましいと思ったことありませんか?
地元で仕事終わりにそのままスポーツ観戦に駆け付けられるのは、その地元にJリーグクラブかあるからこその特権だと思っています。
そんな幸せを改めて感じながら観戦した平日ナイターでした。

以上、ルヴァン杯2試合の振り返りでした。

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