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空間オーディオを楽しみたい!

こんにちはレコーディングエンジニア兼、機材メーカーのShinya's Studioです。

今日は空間オーディオについて。

最近自身のスタジオでAtmosの構築をやっています。

ある程度構築も終わって、制作をするためにも、まずサラウンドからAtmosについて、既存のサービスを気軽に楽しみたい!と思い日々検索、勉強、しかし意外と難しかったのでこちらにまとめることにしました。

サラウンドからAtmosまで、音楽からライブDVD、映画までをなんと表現したらいいか分からなかったので、ひとまず「空間オーディオ」としました。

やる気があるうちに書き上げるのでざっくりになります。
基本的には自分の整理用です。


一番かんたんなのはヘッドホン

一番かんたんなのはApple musicでヘッドホンやイヤホンで聞くことだと思います。バイノーラルってやつです。これはAtmosで、サラウンドでは無理だと思います。

次はサウンドバー

次に簡単なのはサウンドバー

こんなのですが、一体型のものから、スピーカーが徐々に増えていくものまであると思います。

これはFire TVとかのHDMIアウトを繋ぐ形になります。

次はAVアンプとスピーカーがたくさん

最近のAVアンプはHDMI入力があり、スピーカーを7.1chなど繋ぐことができるので、割と本格的にしたい方はこちらかなと。

その次はパソコン直

Netflixに関してはWindows限定だけど、専用のアプリを使ってパソコンから直で出せるみたい。

また、Apple MusicやApple TV(アプリの方)はMac直で出せる。Windowsはやってないから分からない。

AppleのTV(アプリの方)というのを最近知ったんだけど、そんなのがあったのね、、

これで映画とかみつつ、Atmosで聴ける。パソコンの環境が整ってる人はこれが早いかもしれない。でも基本映画しかなくて、音楽ライブとかはない。

あとDVDもパソコンにドライブがついてたら、パソコンで再生すればパソコンからサラウンド/Atmosで楽しめる。

僕はひさしぶりにDVD(ソフト)を買ったw

それもAmazonだけど、昔のやつだったら送料込みで1,000円くらいで買える。

最後は

一番ハードルが高いのはHDMI出力をパソコンから鳴らすこと。

AVアンプはスピーカーがパッシブになります。

普段パソコンに接続したインターフェースからスピーカーを鳴らす場合はスピーカー側にアンプがついているのが一般的かと思います。

基本的にappleのサービス以外、空間オーディオのサービスは専用のHDMIデバイスのHDMIアウトから映像と音を出すことを想定されています。

amazon primeやnetflixなどなど、、DVDやブルーレイもプレーヤーのHDMIアウトから。

だけどHDMIアウトをAVアンプを使わずにスピーカーに繋げるのがかなり難しい!

しかし方法はないことはないです。

方法その1

HDMI音声分離機をつかってアナログで一旦パソコンに入力する。

こういうやつ。なんか一旦DA(デジタルアナログ変換)してADするのが嫌だw

方法その2

HDMIをキャプチャーする

HDMIをキャプチャーする場合はまずHDCPというのが引っかかってくる。
HDCPはコピー防止のために暗号化するやつ。

今回はコピーしたいわけではないんだけど、HDMIアウトをそのままキャプチャーしても無理みたい。

そこでこんなのがある。

HDCP解除w
違法な感じがするのでやりたくない。あと怪しいメーカーしかなくて、本当にちゃんとできるのか謎w

そして、オーディオに関してHDMI出力はPCMとビットストリーム(パススルー)というのがあって、Atmosは必然的にビットストリームになるんだけど、その場合デコーダーが必要みたい。

一旦取り込んで変換すればそんなアプリもあるらしいけど、どんどん違法な方向に、、

PCMだとデコーダーはいらないけど、現状で7.1ch(合計8ch)までっぽいのでAtmos(7.1.4とか)には対応しない。サラウンドとかかな?

HDMIキャプチャは安いのだと音声がモノラルだったりするので、8chまで対応したやつはこんなの。

こういうのを全部買ってうまくいくかは分からないw

方法その3

結局AVアンプのプリアウトを使ってパソコンに入力する。

つまり方法その1のちゃんとした版かな。

AVアンプは基本スピーカー用出力なんだけど、プリアウトがついているものがある。パワーアンプの前という意味でプリアウト。要はラインアウト。他のパワーアンプを使うためとかで。

専用のやつはAVプリアンプというジャンルでアンプがついてなくて、RCAとか中にはXLR(キャノン)のバランスで出ているものもある。でもかなり少なくてかなり高い。

こんなの

ところでYoutube

ところでYoutubeが5.1chに対応しているらしい。知ってました?僕は知らなかった。

以前から対応していればなぁ〜なんて思ってたけど、してたみたい。したのは2022年の8月らしい。

Atmosには対応してないので、界隈の人は5.1chの件は知ってたのかも、、

YoutubeもFire TVとかをAVアンプに繋ぐで5.1chでみれるみたい。

最近検索しまくってて、この方のyoutubeを発見した。

この方は、僕みたいな制作側ではなくて、鑑賞側だとおもうけど、かなり面白いし勉強になる。
(リンクの表示がアレだけど、日本語ですw)

Youtubeが5.1chに対応してるっていうのも、このチャンネルで知った。

あと、Fire TV StickのAtmos関連の仕様はここでわかる↓(公式)

ほとんど日本関係ないデバイスなので、Fire TV StickとかCubeのとこだけ見てください。

僕は2019年に買ったFire TV Stick 第2世代を使ってるんだけど、サラウンドは出せるみたい。Atmosは無理。

まぁAtmosは現状HDMIからは諦めて、Macから出そうかな。

AVアンプを買った

HDMIアウトのデバイスから空間オーディオ?を楽しむために結局AVアンプを買った。

AVアンプは高いやつは20〜30万とかするんだけど、欲を出さなければかなり安くで手に入る。

僕は7.1chに限定して、予算2万円で探した。

結果2006年発売のものだけど、メルカリで1万円ちょっとだった。
当時の定価は8万円だって。
これをAVアンプのスタートとして、欲が出ればアップグレードしようかな。
もうスピーカーとか他で40万円くらい使ったしね、、

AVアンプの選び方としては

1、HDMIインがついていること
(古すぎるとついてないw)
2、中古でもある程度動作チェックされていること
3、パソコンに送るならプリアウトがついていること
(AVアンプでもプリアウトはない、または2chだけとかたまにある)
4、ONKYOは倒産したので、サポートを気にするならONKYO以外をらしい
(逆に気にしないなら安くなってていいらしい)

くらいかな。

それではやる気が尽きたのでみなさんよい空間オーディオライフを!
「ですます」色々混ざっててすみません、、!


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