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流体力学【Fluid Dynamics】

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流れに任せフラフラと、自由気ままに好きな曲を選曲していきます。
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記事一覧

1046: Blondir / One Way Or Another

今日も「ワン・ウェイ」つながりです。
ブロンディの出世作となったアルバム『恋の平行線』(US6位/UK1位)から、4枚目のシングルとしてリリースされたのがこの曲(US24位)。
大ヒットした「ハート・オブ・グラス」の次のシングルとしては地味なチャートアクションではありますが、迫力ある歌と演奏は当時から評価が高く、ファンの間では非常に人気のある曲です。

1045: Neil Sedaka / One Way Ticket (To The Blues)

「ワン・ウェイ」つながりで、この曲を。
ニール・セダカが1959年にリリースしたこの曲、歌い出しの「ちゅぅ~、ちゅぅ~、とれぃ~ん」はあまりにも有名ですが、意外にも、この曲がヒットしたのは日本だけ。
実はこの曲、日本以外の国では「おお!キャロル」(US9位/UK3位)のB面としてリリースされていて、ヒットしていないのも無理はない話です。
とはいえ、B面にしておくにはもったいないクオリティだと思いま
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1044: Aerosmith / One Way Street

今日も「ストリート」つながりです。
エアロスミスの1stアルバム『野獣生誕』(US21位)がリリースされたのは、1973年のこと。ただ、発売時は酷評されたと言います。
アルバムで最も長い、演奏時間が7分を超えるこの曲は、前半がブラッド・ウィットフォード、後半がジョー・ペリーによる、長めのギター・ソロが聴きどころです。

1043: Prince / Alphabet St.

「ストリート」つながりでもう1曲。
プリンスが1988年にリリースしたアルバム『ラヴセクシー』(US11位/UK1位)は、ジャケットが物議を醸したせいか、セールス面ではイマイチの作品でした。
まあ、あのジャケットを持ってる姿を、友達に見られるのは結構厳しいものがありますし...
アルバムからの1stシングルがこの曲(US8位/UK9位)でしたが、MVにおけるプリンスのちょっと気持ち悪い動きも、「通
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1042: The Cure / Fascination Street

「ストリート」つながりでこの曲へ。
ザ・キュアーが1989年にリリースしたアルバム『ディスインテグレーション』(UK3位/US12位)は、ポップな前作からガラッと変わったダークなサウンドが、古くからのファンのみならず、多くのリスナーから圧倒的に支持されるという、予想外に大ヒットした作品でした。
この曲はUSでのみシングルカット(US46位)され、モダン・ロック・トラックス・チャートで7週1位にラン
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1041: XTC / Respectable Street

「ストリート」つながりで、この曲へ。
XTCが1980年にリリースしたアルバム『ブラック・シー』(UK16位/US41位)は、個人的にはギター・ポップの名盤だと思っていて、好きなアルバムの1つです。
アルバムのオープニングを飾っていたのがこの曲ですが、MVに収められた何ともナンセンスな映像を見ていると、「イギリス人だなぁ~」と微笑んでしまいます。

1040: The Bangles / Walking Down Your Street

アルバム『シルバースクリーンの妖精』からの4枚目のシングルがこの曲。
大ヒットした「エジプシャン」の次ということもあって、US11位/UK16位のヒットを記録しています。MVには、リトル・リチャードが出演しています。
「マニック・マンデー」録音前は、この曲を最初のシングルにする案もあったらしく、たしかにシングル向きの曲ではあります。
それにしても、バングルスって、アルバムでは比較的均等に歌っている
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1039: The Bangles / If She Knew What She Wants

シンディ・ローパー「オール・スルー・ザ・ナイト」のジュールズ・シアーが書いた、もう1曲のUSトップ40入りしたナンバーがこの曲。
バングルスが1986年にリリースしたアルバム『シルバースクリーンの妖精』(US2位/UK3位)からは、「マニック・マンデー」と「エジプシャン」というビッグヒットが生まれていますが、2曲の間にリリースされていたシングルがこの曲でした。
スザンナ・ホフスと他の3人のコール&
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1038: Cyndi Lauper / All Through The Night

こちらも「一晩中」と言う意味(のハズ)。
1983年にリリースされた、シンディ・ローパーの1stアルバム『シーズ・ソー・アンユージュアル』(US4位/UK16位)は、当時、リアルタイムでよく聴いたアルバムでした。
アルバムからの4thシングルとしてカットされたこの曲(US5位/UK64位)、大ヒットしたことは覚えているのですが、この時代の曲にしては珍しく、MVの記憶が全くありません。
なぜだろうと
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1037: Lionel Richie / All Night Long (All Night)

「一日中」からさらに短くなって「一晩中」です。
コモドアーズのメンバーだったライオネル・リッチーが、1983年にリリースした2ndソロアルバム『オール・ナイト・ロング』(US1位/UK1位)から、1stシングルとしてリリースされたのがこの曲(US1位/UK2位)でした。
このアルバムからカットされた5枚のシングルは、すべてUSトップ10入り。
さらにグラミーでは、『ボーン・イン・ザ・USA』や『パ
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1036: New Order / All Day Long

「夏の間ずっと」は結構長いですが、「一日中」だとだいぶ身近になります。
ニュー・オーダーが1986年にリリースした『ブラザーフッド』(UK9位/US117位)は、名曲「ビザール・ラヴ・トライアングル」を収録していたアルバム。
アルバムでは、その「ビザール」の次に収録されていたのがこの曲。
ワーグナー『ラインの黄金』のプレリュードからフレーズを借用しているらしいのですが、残念ながら、私、原曲を知らな
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1035: The Beach Boys / All Summer Long

「サマー」と言えば、日本ではTUBE、USだとザ・ビーチ・ボーイズ!
ザ・ビーチ・ボーイズが1964年にリリースした『オール・サマー・ロング』(US4位/UK9位)からは、「アイ・ゲット・アラウンド」が初のUSナンバー1となり、西海岸の「サーフィン・バンド」から、USを代表する大物バンドへと変貌していく、ターニングポイントとなったアルバムでした。
この曲はアルバムのタイトル曲ですが、完璧なコーラス
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1034: Peter Nero / Theme From "Summer Of '42"

「××年の夏」シリーズの親玉は、きっとこの曲です。
1971年の映画『おもいでの夏』は、思春期の少年のひと夏の経験を描いた、まあ、ある種「お約束」の作品。(見てないから分かりませんが)
この映画のサウンドトラックを手掛けたのは、フランスが誇る名作曲家、ミシェル・ルグランで、アカデミー賞で作曲賞を受賞しています。
映画のエンド・タイトル曲「夏が知っている」は、様々なミュージシャンにカヴァーされ、ポッ
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1033: Pink Floyd / Summer '68

ブライアン・アダムスより、1年前の夏を歌ったのがこの歌。
ピンク・フロイドが1970年にリリースした『原子心母』(UK1位/US55位)は、彼らをプログレの雄として世に知らしめるきっかけとなったアルバム。
このアルバムで話題に挙がるのは、A面を占める組曲形式のタイトルナンバーか、あとはジャケットの「牛」(名前はルルベル3世)がほとんどですが、B面に収録された曲も、それぞれメンバーの個性が出た、味わ
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