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1038: Cyndi Lauper / All Through The Night
こちらも「一晩中」と言う意味(のハズ)。 1983年にリリースされた、シンディ・ローパーの1stアルバム『シーズ・ソー・アンユージュアル』(US4位/UK16位)は、当時、リアルタイムでよく聴いたアルバムでした。 アルバムからの4thシングルとしてカットされたこの曲(US5位/UK64位)、大ヒットしたことは覚えているのですが、この時代の曲にしては珍しく、MVの記憶が全くありません。 なぜだろうと思ったら、何のことは無い、MVが作られていなかったようです。 当時は最先端だったシンセ・ポップ・サウンドが、今ではノスタルジックに感じられるのも、40年と言う月日の為せる業なのでしょう。
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1037: Lionel Richie / All Night Long (All Night)
「一日中」からさらに短くなって「一晩中」です。 コモドアーズのメンバーだったライオネル・リッチーが、1983年にリリースした2ndソロアルバム『オール・ナイト・ロング』(US1位/UK1位)から、1stシングルとしてリリースされたのがこの曲(US1位/UK2位)でした。 このアルバムからカットされた5枚のシングルは、すべてUSトップ10入り。 さらにグラミーでは、『ボーン・イン・ザ・USA』や『パープル・レイン』を蹴落として最優秀アルバム賞を受賞と、この時期の彼は絶大なる人気を誇っていました。 ただ、当時中学生だった私にとっては、「刺激」の足りない音楽で、何でそこまで売れるのか、あまり理解できなかったことを記憶しています。 40年が過ぎた今だと、ちょっとカリブ海風味に味付けされたお洒落なポップスだと、素直に聴けるのですが。
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1034: Peter Nero / Theme From "Summer Of '42"
「××年の夏」シリーズの親玉は、きっとこの曲です。 1971年の映画『おもいでの夏』は、思春期の少年のひと夏の経験を描いた、まあ、ある種「お約束」の作品。(見てないから分かりませんが) この映画のサウンドトラックを手掛けたのは、フランスが誇る名作曲家、ミシェル・ルグランで、アカデミー賞で作曲賞を受賞しています。 映画のエンド・タイトル曲「夏が知っている」は、様々なミュージシャンにカヴァーされ、ポップ・スタンダードになっています。 ピーター・ネロがリリースしたこのヴァージョンもそのうちの1つで、1971年にUS21位のヒットを記録しています。
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1033: Pink Floyd / Summer '68
ブライアン・アダムスより、1年前の夏を歌ったのがこの歌。 ピンク・フロイドが1970年にリリースした『原子心母』(UK1位/US55位)は、彼らをプログレの雄として世に知らしめるきっかけとなったアルバム。 このアルバムで話題に挙がるのは、A面を占める組曲形式のタイトルナンバーか、あとはジャケットの「牛」(名前はルルベル3世)がほとんどですが、B面に収録された曲も、それぞれメンバーの個性が出た、味わい深いナンバーです。 リチャード・ライトが書き、リード・ヴォーカルも自ら歌ったこの曲も、その中の1曲。プログレっぽさがほとんどない、ピアノが印象的なバロック風のポップ・ナンバーでした。
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1029: Peter Gabriel / In Your Eyes
昨日の曲から「ロスト」をロストするとこの曲に。 ピーター・ガブリエルが1986年にリリースした『So』(UK1位/US2位)は、シングルのヒットもあり、世界中でビッグ・セールスを記録しました。 ただ、このアルバム、シングルヒットしたポップなナンバーと並んで、かなり実験的な曲も収録されており、彼が本当に世に問いたかったのは、実はこちらの方じゃなかったのかとも思えてきます。 いわゆる「ワールドビート」のはしりとも言えるこの曲(US26位)には、セネガル人シンガーのユッスー・ンドゥールが参加しています。 2023年12月にリリースした『i/o』で、実に37年ぶりとなるUK1位を獲得するなど、70歳を過ぎた今もアクティブに活動しています。