徒然夜

自信は無いけど、やってみよう

徒然夜

自信は無いけど、やってみよう

マガジン

  • マイ日記

    日記をつけてみよう

最近の記事

恋ごころ

近づくほどに遠ざかる 君に会えるだけで十分に思える ぼくのこころは家に取り残されて もぬけの身体が自然とうごく これが恋なのか わからない ときめくときを過ごしたい しずかに笑いあえればいい 甘いケーキはひとつでいい 握った手が冷たくてもいい これが恋なのか わからない ぼくたちはどうにも逆らしい あなたは犬派でぼくは猫派で モノクロに落ち着いてカラフルに惹かれて お互いダメなところばかり似ている これが恋なのか わからない

    • ドライブ

      4月20日、車を修理に出して約3週間たった。 社有車は運転しているが、すきなところへは行けない。 やっぱりドライブをしていたい。 遠くの海を走ってみたい。 夜風に吹かれてみたい。 ラジオや音楽を聴きたい。 昼寝をしていたい。 どうせまた休みが無いんだし。

      • 春の空

        春の空は変わりやすい 花粉や黄砂で靄がかっている 芽吹きの薫りが充満して吸い込むとむせる 本当はもっと楽したいのに 誰かの目が邪魔をする 鳥のように空を飛べたら気持ちいいだろうに したり顔で的外れなことを言われるより 黙ってそっとしておいてほしい だれにだって分かるはずはないんだ 自分の時間が進んでいくのが気持ち悪い 止まってしまった時計があるから 巻き戻せるのは音楽のテープだけだ 明日になれば会えるかな 巡り合わせか、打ち合わせか、幸せか、 明日はラーメンを食べに行

        • ピンク色の日傘

          雨あがりの空には大きな虹がかかっている きみが差してきた日傘のピンク色に 空も雲も海も一面染まっている きみと初めて会う約束をした日 ぼくは河津桜の下でガラス男と一緒だった 彼はぼくを指さして「彼女と会え」と言った だけど生来、人を信じるようにはできていない 信じれるモノが欲しかった おみくじをひこう、これに外れたら彼女とは会わない 結果は大当たり 藻黒福造がぼくを指さして言うのだ 「彼女に会いなさい」と きみと初めて会った日 ぼくらは上野のソメイヨシノの下にいた 満開の

        恋ごころ

        マガジン

        • マイ日記
          59本

        記事

          退化

          4月2日、いろいろな変化が面倒くさい。 変化というのか退化というのか。 すくなくとも進化はしていない。 こんな繰り返しでどうしたらいいんだろう。 子供じみた大人の社会で進む道が見えない。 信じるものが救われるように、 騙されるものも救われる。 地球が丸い球体だなんて言ったら死刑だ。

          がんばっぺ

          あの野良猫は片足がないんだ だけど必死で生きている 茂みの中に隠れている 車を避けて道を渡る スズメに向って飛びかかる 仲間はいるのかな 愛する相手はいるのかな 嫌いな奴もいるのかな 今、楽しいのかな どうして片足なのかな 風船の中の猫は膨れてる 鉢の中の猫は窮屈だ 空を飛ぶ猫は見たことない 海を泳ぐ猫には会ってみたい 片足の猫はすぐそばにいる

          がんばっぺ

          春の色

          雨上がりの水たまりでカラスの赤ちゃんが水遊びをしている 「きっと男の子だね」彼女は言う 「そうだね」ぼくはそれが言えない 雨上がりの空は春に着るセーターの色 「きれいな空ね」彼女は言う 「そうだね」ぼくはそれが言えない 虹があちら雲とこちらビルと結んでいる 「写真をとろうよ」彼女が言う 「そうだね」ぼくはカメラをかまえる シャッターを切る音が世界を止めた 「目つぶっちゃった」彼女は頬を染めた 「そうだね」ぼくは春の色に染まった

          花粉症

          3月28日、ついに花粉ゲージが決壊した。 滝のような鼻水に、ティッシュペーパー1枚では足りない。 1袋では足りない。ゴミ箱からあふれ出す。 眼がかゆい。かいてはならない。 ギュッと瞳を閉じて、涙がこぼれるのを待つ。 少し気分が軽くなった気がした。 こんなとき、味の濃いものを食べたくなる。 魚介ベースの濃厚なラーメンや、 ニンニクの効いたワイルドな丼ものをかきこみたい。

          第四次ゴキブリ戦争

          3月27日、そのときは突然訪れた。 魚をさばいたせいで若干生臭いと注意はしていたが、 この速度で来るとは。天気が悪かったせいもあるだろう。 朝、冷蔵庫のうしろにやつの姿を見つけた。 冷静に目を切らさずに距離を取り、身支度を整える。 戦闘準備もその間に同時進行していく。 スプレーよし。バブルよし。お湯よし。 冷蔵庫のまわりに空間を作りながら、静かにうしろへ回り込む。 そこに奴の姿はすでになかった。 いったいどこへ消えたのか。一瞬のすきに別の場所へ逃げたか。 冷蔵庫のうしろは

          第四次ゴキブリ戦争

          ちょろいなあ

          3月26日、雨が強く降る。傘がないことに気づく。 スーパーの傘は意外としょぼい。 コンビニのほうが種類があってよかった。 ぼくはちょろい。優しくされるとコロッといく。 ぼくは弱い。信じ切ることができないんだ。

          ちょろいなあ

          縁とは何だろう。運とは少し違う気がする。 神様がいるとしたら、彼女はどちらを選ぶだろうか。 賭博師が賭けるとしたら、彼はどちらに身を委ねるだろうか。 心を言葉にする。絵にする。音楽にする。 人の心の安らぎはそんなところにあるようだ。 偽りか真実か、愛か無関心か、光か闇か、それは肝心でない。 彼女は何も聞こうとしない。僕の話にただうなずいてくれる。 笑っているだろうか。怒っているだろうか。 信じるものは何なのか。瞳の奥には海があればいい。 はちみつ色の空の下で、テトラポッ

          Pure

          3月18日、風が強くてダメだ。 眼がいたいよ。鼻水が止まらない。 花粉ゲージが満タンです。 近づくほどに離れていく。 ピュアな気持ちはそういうものだ。 コタツから手を伸ばしても届かない。 真っ白な雪の結晶の先端にあるんだ。

          しばらく

          3月17日、しばらく日記が書けなかった。 一度忘れただけで惰性で書かなくなった。 0が1になるエネルギーは膨大だが、 1を0にするのは簡単だ。 そこにエネルギー保存の法則は適用されない。 ぼくはやっぱり気分屋だし、天気予報なんて当たらない。 今日の事も明日になれば忘れている。 明後日のことは明明後日にならないと分からない。 1か月先の飛行機の予約や 半年先のコンサートの計画なんて立てられない。 そのときにはもう違う自分がいる。 ピュアな奴が好きだ。馬鹿にされている奴が好き

          激しい雨が降る

          3月12日、少し仕事量が減ってきて楽な気がする。 4月から忙しくなるから今のうちに逃げよう。 自動販売機の飲み物が変わっていた。 あきらかに人気のないものだったから仕方ない。 当たり障りのない自動販売機は面白くない。 かといってタガメジュース売ってもね。 ぼくみたいな変な奴しか食いつかないしね。 商売って難しいね。あっさり人情系ってなんだ? パステルカラーが今の気分だったね。

          激しい雨が降る

          靴を履く

          3月11日、あいての立場に立ってみると見えることがある。 なるほどと納得する。 それに対して負けじと挑む自分がいる。 鏡の外は自由なはずなのに。 季節のにおいがした。岩手に行きたくなる。三陸はきれいなんだ。 色々なことがあっても前を向いている。 少しづつでも景色が変わっている。 自然と人間が手を取り合っている。行きたいな。

          来週の目標

          3月10日、誰かとお話しするのは楽しい。 誰かを笑顔に出来たらうれしい。 それが今必要なことなんだ。 ボブディランの突き抜けるハープの音だ。 そのためには、面白いことを貯めないと。 来週は1日1善、面白いことを探すんだ。 これは難しいぞ。ワクワクする。

          来週の目標