(第13回)障害年金だけで暮らしていけるかの個人的試算

・前置き

こんにちは
今回はタイトル通り、障害年金だけで暮らしていけるかの個人的な試算をお話ししたいと思います。

今回のお話を書いた理由は、「全てを諦めて静かに暮らしたい」と私自身が絶望していた時に考えていた経験が元になっています。
視野も視力も落ちていって、こんなしんどい中で頑張って働いていくのは辛い。もう何もかも諦めて静かに暮らしてしまいたい。でも暮らしていけるだろうか…
という思いがずっと頭にありました。この思いは正直なところ、今でも頭の中の片隅に残ってはいます。
決して諦めることを全肯定する訳ではないですが、失明に至るというシビアな可能性も存在する中で、最悪、何もかもを諦めて静かに暮らすという生き方も選択肢の一つとして検討する事があってもいい。そう思っている方の参考になればと思ってこの記事を書いています。

・結論:障害年金だけで暮らしていくこともできなくはないが…

最初に結論を申し上げます。
「障害年金だけでは暮らしていくことはできるが余裕のある生活とは決して言えない」
が個人的見解です。

・単身者の1ヶ月あたりの生活費は家賃を除いて12万200円程度

1人暮らしの生活費は家賃を除いて平均で12万2000円とのことです。

この数字は賃貸等の情報サイトのSUUMOの記事を参考にしました。リンクは下記のとおりです。

一人暮らしの生活費、いくらかかる? 内訳と月々のシミュレーションを解説 | 住まいのお役立ち記事

この数字は総務省の家計調査からの引用とのことなので情報の信頼性については保証されていると思っていいと思います。

・生活費や家賃を抑えるためにできること(個人的なアイデア)

この数字を元にどうやって生活費や家賃を抑えていくかを個人的に試算してみました。

・家賃は公営住宅で抑える。(障害者世帯や低所得世帯に適応される家賃の減免制度を利用して1万円以内に収めることが可能)
・住民税は非課税
・年金保険料、健康保険料の支払いは免除適用を受ける。
・NHK受信料は障害者世帯に適用される免除制度を利用
・医療費は障害者の医療費助成制度で節約
このあたりを駆使して家賃こみで14万円強に抑えられるかなといったところです。
年間で168万円
障害厚生年金1級と障害者特別手当を受給して年間200万円程度の収入はあると思います。
個人的には「暮らしてはいけるが決して余裕があるとは言えない:」という感想です。

障害厚生年金2級や障害基礎年金の場合は、障害年金以外の何かしらの収入を確保しないと難しいかと思います。
あるいは、生活保護の検討が選択肢に上がってくるかもしれません。

・あとがき(ドロップアウトはあくまでも選択肢の一つとして考えて)

今回のお話は以上になります。
何も鴨を諦めてしまうという選択を無条件に肯定する訳ではないのですが、こういう事を考えるときは、調べたりとかしてると意外に時間がかかってしまうものです。
私の情報を参考にしてもらって、浮いた時間で精神的安定に努める時間に費やしたり、他のことを検討したりする時間に費やしてほしい。そいうった重いからこの記事を書きました。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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