50歳になりました

本日12月29日、50歳になりました。
お世話になってる方々、応援してくれてる方々、
生暖かく見守ってくれてる方々、皆さんどうもありがとうございます。
繋がりとか縁とか、本当にそういうモノに支えられて生きてると実感してます。

ちょっと取りとめない自分の思っている事とか
日記がわりに残しておこうかとノートを始めてみました。

今年は年初からずっと何処かで50歳を意識しながら過ごした一年でしたが
その中で自分にとって一番インパクトがあった、というか心にズシンときた事は
ウチの奥さんが40歳になった事でした。
ま、10歳差なんで当然と言えば当然なんですが。。

結婚して15年、きっと女性として一番輝ける時間を
育児や家事や僕の世話に費やさせてしまった
幸せだろうか。だと良いんだけど。何て事を思ったりして。
自分の人生は妥協や自惚れを含めてまぁ、こんなもんかなと納得していても
奥さんや家族の幸せという観点から見つめ直すと、もっと頑張れたかなとか
優しくなかったかなとか、思うところあります。
今後の課題ですね。

あと大きな事としては、
5月に急性胆嚢炎になって手術をして、生まれて初めてお腹を切りました。
それがたまたま自分の故郷の福井で開催されたフェスの時で
不思議な縁を感じる出来事でした。
ライブ本番は何とか頑張って、終了後そのまま福井の県立病院に入院、
うちの両親にも手続きやら着替えやら諸々世話をかけてしまって
なんだこれじゃ立場が逆だな、、なんて思いながら
子供(息子)としての立場を久々に味わうという
49歳のオジサンとしてはかなり稀有な体験をしました。

そう言えば摘出した胆嚢にはかなりの量の石がゴロゴロ入っていて
それがお惣菜のパック的な入れ物に入って謎に貰えるんだけど
その中の一番大きいやつ、結構立派な飴玉ぐらいのサイズのを
うちの母親がこれまた謎に「これちょうだい」って嬉々として持っていったり。
あんなもの持って帰ってどうするんだろうか、変な人だなぁ。。

でも今時の医療は凄くてたった5日ぐらいで退院出来たんです。
とは言えその期間ライブ、リハと各方面ご迷惑をお掛けしてるワケですが
そんな急場でも案外、皆さんどうにかしてくれる、何とかなるもんだなぁ。。
なんて、どの立場から物言ってんだって話ですけども
去年夏にコロナに罹った時も代役がさっと充てがわれたり
当たり前ではありますが、優秀なミュージシャンは一杯いて
自分が居なくてももちろん何とかなる、そんな事実を身を以て体験すると
寂しさや申し訳なさもある一方、何だか気が楽になったのも本当の事。

逆説的に、自分はただ好きな事を一生懸命やる他無いんだなぁって。
それを望んでくれて仕事に呼んで貰えることに只々感謝だなぁと。

なので、50代また新しい気持ちで仕事や音楽に向き合って行けそうです。
若い頃、想像した50歳の自分はもっと色々出来る仕上がった大人だったけど
全然達成できてない伸びしろだらけの50歳がここに爆誕しました。
何してたんだよ?って話でもありますけども、、実際まだまだ時間あるんで。
還暦までの10年間、取り敢えず楽しんでみようかな、と思います。

つらつら書いてしまいましたが、ここまで読んで頂いてありがとうございます。
これからも何卒よろしくお願いします。
皆様もどうか健康で、幸せでありますように。


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