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<セルフケア>It’s ok to be you.

"100:0で白黒つけられることは殆どない。51:49とか、そういう微妙な差であることが多いのよ。そもそも二つにしか分けられないものでもないかもしれない"

昨日ふと、大学のバスケ部時代にトレーニングを見てくれていた体育科の先生の言葉を思い出しました。
先生とは、きついトレーニングの後にクールダウンのストレッチをしながら色んな話をしました。

理想主義的で、「こう在りたい」と思う姿に向けて確信的かつ直線的な成長をすることがベストであり、その為には日々努力と精進が必要!ネガティブな思考・感情は克服すべき!という思い込みに縛られていた私に、先生が笑いながらかけてくれた言葉の意味は、そのとき分かったようで分かっていなかったような。。
それでも、忘れっぽい私がその後も覚えていたのは、自分にとって大切なことだと感じていたからなのか。

多彩な自分の思考・感情をみとめる

今コーチングやマインドフルネスの学びを通じて感じるのは、その時々に自分の頭や心の中で大きく響く声が必ずしも正しい(自分にとって役に立つ)とは限らない、ということ。
自分の中をよーく覗いてみると、色んな声が浮かんでは消えていて、それがリアルであり、自然なありのままの自分。
そして当たり前だけど、多彩な(時には矛盾するような)自分の思考・感情に直接触れることが出来るのは、自分自身だけ
だから、それらをジャッジせずに一度まるっと受け止めてみることは、自分を大切にする為の大きな一歩になると感じます。

ネガティブな思考・感情が知らせてくれること

 ネガティブな感情は良くない・克服すべきもの、というマッチョリズム(!)な考えは、自分の思考・感情を反射的に選別して分断してしまう。

でも、自分で自分の一部を否定したり無視したりするのではなく、まずは「そっかそっか、そういう気持ちもあるよね」と存在を認める

そして、そのネガティブな感情を引き起こした原因を、親友の悩みを聞くような気持ちで、興味を持って掘り下げて理解していく。そうすると、奥底にある「自分の本当の願い」が見えてくる。
 
ネガティブな感情は、その願いの存在を知らせてくれている大切なサイン

そう気付いて初めて、(自己防衛とかこじつけではない)ごく自然な形でネガティブな感情と向き合い、手放すことが出来ると感じました。
 
・・・とここまで書いて、このプロセス(存在を認める→共感し深堀する→奥にある想いを見つける→想いを満たす方法を考える)は、息子が感情を抑えきれなくなって怒りや悲しみ、悔しさを爆発させたときに、私が意識していることでもあると気付きました。

自分自身にも同じように愛をもって接していけたら、と思います!

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