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日本一周#7函館〜青函フェリーで本州へ〜


2024年 3月7日

今日で1週間。早いな、まだ北海道なんだが。

今日も朝日見にいく。毎日
朝日見る→観光→名物→夕日見る
の繰り返し。

そういやYouTubeとかSNS1秒も見てないな。元々そんな見ないけど。

右の山が函館山

立待岬という場所に到着。

視界を遮るものが一切無い。
青色の空が、燃えるようなオレンジ色に染められていく。

朝食食べようと思ったけど、せっかくなら朝日見ながら食べたい。
早く昇って!

いただきます

贅沢だなぁ〜。
朝日と夕日見られれば、その日1日満足できることに気付いてきた。


今日はフェリーに乗る23:30までは自由時間。今日北海道を出たら、40日くらいは帰って来ない。北海道の雪景色は今日が最後だろう。

悩んだ末、久々にゆっくりすることにした。毎日200km以上移動してたもんな。あと、明日は人と会う日だから体力温存。

施設が開く9時まで暇つぶし

9時になったので、旧公会堂へ。

この特徴的な建物、見たことある人も多そう。
最近のコナンの映画で出てきたね。

和風っぽい

ほんとはコナンの映画で演舞してた部屋も撮りたかったけど、小さい子がドレス着て撮影してたからパス。微笑ましい。

バルコニーからの景色


公会堂を出て、散歩してると変わった店が。
チャイカってお店で、ロシアの雑貨屋さん。マトリョーシカとかストールとか売ってた。
日本一周中にマトリョーシカ買うのはさすがに頭おかしいので、紅茶を頂くことに。

ナターシャっていう紅茶
滑って溢さないように

そうだ、フェリー乗るし摩周丸行って予習しよ。


金森赤レンガ倉庫を通過。

東日本大震災の津波が函館にも


摩周丸に到着。

今では本州⇄北海道の移動には、青函トンネルを通るのが一般的だが、それ以前はフェリーで行き来していた。1988年まで運行してたから、結構乗ったことある年配の人も多そう。

自分も歳を重ねるに連れて、色んな乗り物が引退してって、記念館という形で訪れることもあるんだろうな。

艦内は結構広くて、展示も豊富。
見所はこの部屋。

実際にボタン押せる
モールス信号も送れる

この船からしか見られない景色もあるから、天気良い日にぜひ。


今まで特急に乗りまくってきた最強フリー切符も、今日で失効。
もったいないし時間もあるから、少し北上して公園に行ってみようか。


乗ること30分、大沼公園駅に到着。

マップだと島が点々としてるが、橋がかかっているため、グルッと周れる。


かっこいい駒ヶ岳

夏に来たら全然違う景色なんだろうな。山は雪被ってる方が個人的には好き。

お世話になりました

北海道で列車に乗るのはこれが最後。

函館に戻ってきた。

そういえば朝日の時から何も食べてなかった。最後だし奮発しよ。

ジンギスカン

微妙に時間余った。
北海道の〆に実写版ゴールデンカムイ見に行こうと思ったけど、フェリーがギリギリになる。
初めて行くから余裕持っておきたい。


結局散歩しかないのである。

あえて行かなかったけど
復路で来るよ

22時前、フェリーターミナルに到着。

サッポロクラシックを飲みながら、焼き鳥弁当を食べて待つ。
ビール苦手な人でも、サッポロクラシックは飲んでみてほしい!

23:10頃、乗船。

乗る前に青函フェリーに乗った人のブログを読んでみた。そこには、「コンセント少ないから争奪戦になるよ!」と書かれていた。

実際にそうだった。けど最終便だから何とかコンセントは確保できた。

Wi-Fiも使えた。毛布は無いけど、自分のリュックが枕になる。防犯も兼ねて一石二鳥。今日は立待岬からずっと動いてるから、すぐ寝てしまった。だから揺れとかは悩まされなかった。
フェリー苦手な人は、体力限界で乗ると眠れて良いと思うよ。


交通費 青函フェリー   1800   

飲食費 紅茶       350
    五島軒カレーパン&
    クロワッサン   388
    ジンギスカン   2508
    ジンギス丼    1000
    焼き鳥弁当    435
    サッポロクラシック245

観光費 旧公会堂     300
    摩周丸      500

宿泊費           0


おはよう。

3:30  青森港に到着。フェリーでもぐっすり寝れるもんだな、

本州だ〜

フェリーのコンセント争奪戦で負けた人も大丈夫!青森港ターミナルはコンセントがいっぱいあるから、充電できるよ。

みんな地元なのか、迎えの車でどっか行ってしまった。1人取り残される。直立の椅子で1人で2時間仮眠。旅人って感じするわ。


5時半にアラームが鳴る。さぁ出発だ。
今日は人に会うから、フェリーと合わせて5時間は眠れて良かった。

フェリー乗り場か青森駅まで歩いていると、空が明るくなってきた。ここの景色が素晴らしかった。

空の青さに感動

写真だと普通の夜明に見えるな。
でも左手に北海道を見ながら歩いたこの道は、非常に印象に残ってる。あそこに1週間いたからね。そして今日から長い本州編が始まる。

よく「日本のどこ県が良かった?」と聞かれるけど、それに答えるのは難しい。結局印象に残っているのは、観光地ではなく、どこそこで見た朝日とか、なんてことない車窓とかだから。



6時オープンの優秀な銭湯があるので、そこに向かう。

温泉でさっぱり。休憩所で少し横になる。


気付いたら2時間経ってた。何も言われなかったけど、よかったのかな。

申し訳ない気持ちで銭湯を出る。


青森でアップルパイを食べないわけにはいかない。本当はアップルパイ屋巡りをしたかったが、寝てしまったので今日は1店舗だけ。

「赤い林檎パーラー」
この2種類が売りらしい


さすが、レベルが違うね。美味しい。そうだ!お土産に今日会う人に買っていこう。青森なんてすぐ行けるかもしれないけど、近いと逆に買わないでしょ。

食べ終わって、もう一度アップルパイを注文すると、ジブリにいそうなおばあちゃんが

「あらお土産?これおいしいでしょ?」

と自信満々に言ってきた。その通りですと答え、購入。絶対に潰さないようにしないと。喜んでくれたら嬉しいな。

縄文土器だ
こういうのローカルなの好き

12:00 青森駅から青い森鉄道へ。

去年は工事中だったけど
完成したんだ
珍しい表示

八戸駅に到着。

これ「朝方の歌舞伎町かよ...」と思ってた。人形と気付くのに10分要した。
リアルすぎるわ。

八戸線で今日の宿、岩手県の久慈へ。
青森は復路で観光します。

久慈に到着。


緊張する〜。

次回は番外編。
とっても大切な人と出逢うことになるのは、この時はまだ知らない。

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