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日本一周#15諏訪〜湖の街〜


2024年 3月15日

毎日晴れ。良かった〜。雨だったら新潟→富山→石川って行くつもりだったから行けてほんと良かった。
雨の日の長野、山梨はすることないからね。


8:49 茅野駅からすぐの下諏訪で下車。
電車から諏訪湖が見えた時、感動で泣きそうになった。

今日は久しぶりにのんびりする日。
3日前は秋田の横手から出発してるからね。鉄道の発展振りを実感する。

湖畔でパンとヨーグルト

湖の静けさよ。たまにチャプチャプと打ち寄せる、控えめな波の音。海の好きなあの子は、湖も好きなのかな?

朝食を済ませたらレンタサイクルを借りて、出発。

気になってた諏訪大社へ。

諏訪大社の特徴は、祀られてるのが”木”という点だ。
ここは7年に1度の御柱祭が有名だが、霧ヶ峰から持ってきたモミの木を使ってるらしい。
何より不思議なのは、この神社は4つに分かれてて、しかも由来が不明。

湖を挟むように位置する

万治の石仏という、他では見ない仏像があるらしいので、行ってみる。
神社の脇道から歩くこと5分、いた。

意外と小さい、2mも無いかな

隣にいたおじいちゃんの会話が耳に入ってきた。お爺によると、子供の頃、つまり70年前はこれの上に登って遊んでた。観光地化されたのは最近だって。

やっぱ諏訪大社って少し他の神社とは違うよね。 

ギリ諏訪湖が見える

本宮の方も行こうと思ったけど、思ったより時間が無くて、今回は断念。茅野とかどうせまた来るから、その時に。


少し自転車を北に向け、興味ある場所へ。

到着。

歴史系に興味あるから来ちゃった。
養蚕は近代化の鍵だしね。

実は、今日見た諏訪湖と諏訪大社が養蚕に関連してる。

なぜ長野で養蚕が盛んだったか?
それは製紙に使う水が豊富な点、急斜面でも桑が育つ点、燃料の薪が大量に取れた、などなど。

富国強兵を進める明治政府は、生糸を売って金を稼ぐ必要があった。
そこで、1893年、信越本線を通して、長野から横浜まで繋げようとした。
そのルートは今も残ってる。

八王子は中継地として栄えた

鉄道で言うと、
信越本線→八高線→横浜線が、 ”信州シルクロード “と呼ばれてる。

路線にも意味がある


今サラッとスクロールしたでしょ?
これも生糸なんですよ
これも生糸

この施設の素晴らしいところは、工場見学ができるところだ。

これは期待以上に面白かった。
慣れた手つきで機械を操ってる姿がかっこいい。今はナイロンとかがあって衰退したとはいえ、日本の近代化を支えたって思うと、尊敬せざるを得ない。日本を発展させてくれてありがとう。


そろそろ自転車を返さないといけないので、諏訪湖を一周して帰る。

「信濃の国」を口ずさみながら
サイクリング


自転車を返却して、疲れた身体を温泉で癒す。

向かったのは、美肌の湯ロマネットって場所。なんか胡散臭そうだけど、ローマ風呂で綺麗な銭湯だった。
杖ついたままおじいちゃんがお湯に入ってきた時は焦った。え、そのまま入るんだ。

17:05 岡谷から再び中央本線に乗る。
今日泊まるのは、大好きな松本。

どれくらい美味しいかは説明不要

ほんとは駅そばが食べたかったけど、もう閉まってた。

松本駅の駅そばは、
「死ぬ前に最後に食べるとしたら?」でいつも答えてる店なのだ。

まぁまた明日食べよう。
長野に来ると心が喜んでるのが分かる。


おやすみ。


交通費 中央本線       560
    レンタサイクル   400         

飲食費 味噌煎餅      230
    そば 俊      1160
    バナナと信濃スイート1300

観光費 シルク博物館.           510
    温泉ロマネット   600

宿泊費 ゲストハウス松本  3223

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