「それぞれの風に吹かれて」心に浮かんできた言葉(009)
こんにちは「てると大吉」です。
雨のあとの薫風にゆれる柿の新葉、その生命力に圧倒されます。
さて、note「小確幸」の記事で
と、書きました。
今日はこの言葉を少し深めてみたいと思います。
例えば、世界各地にはいろいろな紛争があり、災害も発生しています。だけど、僕に何かできることはないかと思ってはみても、具体的な行動はなかなかできません。ささやかな額の募金をすることが、せめてもの行動です。現地からの報道は辛くなるので、正直みたくないと感じることもあります。
そして、同じような気持ちでおられる人もたくさんいらっしゃるのではと思います。
何かの場面で行動するしないという対比だけでものごとを捉えてはいけないのでは。行動できたことが正しくて、行動できなかったことは正しくないなんてことはないはずですから。
いわゆる「*二項対立(にこうたいりつ)の罠(わな)」に気づきたい、気をつけたい。それぞれの事情を抱えて私たちは今を生きているのだから。
この当たり前と言えば当たり前のことが、なかなか分からないで私たちは日々を過ごしているのかもしれません。日々の暮らしの中では、価値観の違いから生まれる感情に、その人間関係に、なぜか悩まされてしまう自分がいます。そんなときの僕は二項対立の罠にかかっているのかもしれません。
それぞれの場所に吹く、それぞれの風。世界とつながっている風。
それを感じるお互いの感性を大切にして、お互いが関わっていけたらと思います。
みなさんのところには、今日どんな風が吹いていますか。
今日も読んでいただきありがとうございます。
どうか良い一日を。
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