見出し画像

侍の血を持つ女の覚悟

相手の命がとれるなら相討ちになってもかまわない。


根底に流れる意識の謎が解けたのは御先祖の事から。
私は武家の子孫だった。


刀がギラギラしてカタカタ音を鳴らしてる気配を感じる私なのだ。
令和の今。
私には家系の影響があると知ったのだった。


受け継がれたモノは良い物ばかりではない。


家系の悪い物の流れを止めるために随分苦労もした。
それは今も終わらずに継続している。


記憶にはないが、 命を授かる前にこの家系を選んだ私。
この際怨みつらみ妬みに育てない作法が必要となるのだ。


悪い物の流れを止めるには葛藤と怒りをとことん味わうのだ。
そのたまった負の遺産が決壊しないよう、葛藤と怒りを収めつつ心を保つ。 これにて本星が見つかれば、それを癒やし良き方向へと育て直すのだ。
時はかかるが、やるしか無いのだ。


負の遺産を決して子孫へ持ち込んではならないのだ。
こんな私に沸き立つモノを他人様に擦り付けないでいた幾年幾月だった。
自己の美学は連綿と続く命のまつり由来でもある。
これは見えもしない努力と生き様の結果。


御先祖をたどれば美学の謎が解けるやも知れない・・・。



三週連続コングラチュレーションありがとうございます❢

よかったらサポートをお願い致します。 私の励みと活動資金にいたします。