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もしもあの時

もしもあの時
うつでどん底まで落ちなかったら

もしもあの時
カウンセリングという手段に気づかなかったら

もしも
インターネットが発達していなかったら

もしも
その人に目が留まらなかったら


その人にも
noteにも

出会えていない



その人のことをもっと知りたいと思った
調べるうちに、その人がnoteをしていることが
わかって 
noteの存在に気づいた

その人に出会えて
いろんな気づきを教えてもらって
こうして元気になれた


その人は
私の人生を変えてくれた人




今では日常になったnoteのある生活

たくさんの世界を見る
たくさんの感性に触れる
自分の感性も磨かれていく
言葉を紡ぐ大切さに気づく

そんな世界に出会えたのは
その人に出会えたから


出会いは偶然でも
縁があるから出会っているのだと




過去がとても苦しかった

辛いこと、悲しいこと、涙を流したことは
それだけ人に優しくなれる心が育ったということ

一番愛して欲しかった人に愛されなかったけど
そのかわり自然や音楽に触れて、美しいと思ったり感動したりという感受性が豊かに育ったということ
生身の人間の温かさを感じられなかったかわりに、私の本能が、少しでも幸せになれる方法を
教えてくれたのかもしれない

素直、純粋な気持ちは
時に傷つきやすく
繊細な心はボロボロになったこともあったけど
だからこそ
誰かはわかってくれて
気持ちを救ってくれた



今まで出会ってきた全ての人
(昔では起こり得なかった、SNSを通じて出会えた人も含めて)
今まで経験した全てのこと
たくさんの選択肢の中で
最後は自分で選んできたことで

今に繋がっている



そんな奇跡のような
今この瞬間に
今まで出会えた全ての人、出来事に

たくさんのありがとうを伝えたい




さなさんも、きっと変われますよ
一緒に頑張りましょう

そんなふうに声をかけてくれた
画面越しに見た
少年みたいな笑顔の素敵なその人は
きっと今日も
誰かのために
頑張っている


#創作大賞2024 #エッセイ部門

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