見出し画像

新NISA(資産運用)をはじめようと思う#6-投資信託その4

投資信託の仕組みについて知りたいシリーズ

前回(新NISA(資産運用)をはじめようと思う#5-投資信託その3)の続き

前回は投資信託のバリエーションを整理しその中でインデックスファンドとアクティブファンドといったバリエーションがあることを知った。

そしてインデックスファンドはある特定の指数(基準)と連動するように運用されるものである、ということが分かった。
例えば日経平均を指数としているのなら、日経平均が5%アップしたら5%アップするということだ。
うん、分かりやすい。

一方で、アクティブファンドとは?というところの整理ができてなかったのでそれをまず行い、その両方をあらためて比較してみたいと思う。

ではあらためてアクティブファンドとはなにか?

ものの説明を読むと「特定の指数を上回る運用成績を目指す投資信託」とある。

何言ってるか分かる?
指数とは前回の学びでなんとなく理解したし、指数と連動する、ということもなんとなく理解した。
でも「上回ることを目指す」ってのがイマイチピンとこなくない?
俺はこなかった

これ、「上回る」ではなく「上回ることを目指す」ってのがポイントなんだな。
これを理解するには、じゃあアクティブファンドは具体的にどう運用されるのか、を知るといい感じに理解できると思う。

アクティブファンドは運用会社の中の運用のプロ(ファンドマネージャーと呼ばれる人)がどの資産にどれだけいつ投資しようかを検討して投資してくれるもの。

例えば、日経平均を指数とするインデックスファンドとアクティブファンドがあるとする。
日経平均は日本のトップ225銘柄の平均ということを前回学んだんだけど、トップといえども短期で見れば業績が落ち傾向にある企業もあれば、逆に上向き傾向の企業もある。
でもインデックスはあくまでも日経平均に連動するので平均をとる。
でもアクティブは上回ることを目指している。
じゃあどうするかというと落ち傾向の企業への投資はやめてその分を上向き傾向の企業への投資にまわす。(そんな運用を具体的に考えてくれているのがファンドマネージャーだ。)
そうすることで平均よりも高い運用成績を望めるってわけ。
もちろん未来への投資なわけだから思うようにはいかないこともあると思う。もしかしたら思いっきり投資した企業が一気に落ちたら大損だ。
こんな感じでアクティブファンドは指数以上を目指すのだけどその分リスクも負っているよってこと。

そう、つまり結局そういうこと!

あくまでも「目指す」んだね。
低い目標であればリスクをなるべく抑えた運用をして、目指した結果と運用成績のブレは少なく済むかもしれない。
でも高い目標であれば多少のリスクは覚悟してチャレンジングな運用をしなければならない。その結果、目標を大きく下回ってしまう可能性もある。

(新NISA(資産運用)をはじめようとおもう#3-投資信託その1)でも整理したけど、投資の基本として、リスクとリターンは相関関係にあるからね。
大きいリターンを求めるということは、つまり大きなリスクを背負ってるってことね。

で、アクティブファンドの話であれば特定指数以上を目指すわけだから、一般的にはインデックスファンドよりもハイリターンではあるけどもその分リスクも高い商品だってことが理解できたと思う。

というところでアクティブファンドとは、「特定の指数を上回る運用成績を目指す投資信託」というものだ、ってことがなんとなく理解できたと思う。

前回(新NISA(資産運用)をはじめようとおもう#5-投資信託その3)からここまでで、投資信託には色んな種類があることを整理できたと思う。

あらためて下記に列挙してみる。

・投資対象資産
株式、債券、不動産など商品毎に投資先が色々決められている
場合によっては複合のこともある

・投資先の地域
国内の資産なのか、海外の資産なのか
海外の資産も先進国の資産なのか、新興国の資産なのかによって性質がかわる

・インデックス・アクティブ
インデックスファンド、アクティブファンドという分類がある。

上記を組み合わせると、、、
国内株式インデックス型とか、
先進国株式アクティブ型とか
色んなバリエーションが存在しうるって分かると思う。

今回はここまで
次回は主にインデックスファンドとアクティブファンドを比較しながら、どういう観点で違いを理解すればいいのか、ということを整理できたらと思う。

ちりーん🎵金融リテラシーレベルが上がった
LV5

この記事が参加している募集

仕事について話そう

お金について考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?