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ゴールデンウイークにプラバンを極める!

小学生向けの企画の中でもビッグイベントといえば「プラバン」!

最近は、大人向けの可愛いアクセサリーも作れるというので、私もコロナの時に本を買ってチャレンジしました。

本を参考に作った作品たち

過去作はこんな感じなんですけど、どれもイマイチな出来栄え。
100均で売ってるアクリルのアクセサリーの方が高価に見えるんですよね。

それで、そのまま買い集めた材料だけが埃をかぶっていたのですが、ここへ来て再びプラバン魂が燃えてきました!

「著作権の侵害だけど、個人で楽しむ分にはオッケーでしょう」と作り始めたらめちゃくちゃハマって。これがもう、楽しいんですよ〜っ

楽しすぎる!

透明なプラバンにヤスリをかけて色鉛筆で彩色したものですが、いかにして歪が少なく色落ちしない作品を作るかを考え出したら止まらなくて。

子供が喜ぶプラバンを作るためのコツ

*ということで、まずはプラバン選びから

最近はどれも0.3ミリと薄いので切りやすいのですが、オススメは100均で売っている0.2ミリのB4版の透明プラバンです。
収縮が均一で歪みが少なく、表裏(プラバンには表と裏があります)のどちらを削っても綺麗に仕上がります。
ただ、収縮したプラバンには薄黒い色が出るので、パステルを使う際にはあらかじめ発色を試した方がいいかもしれません。

サイズは、B5サイズを8当分したくらいがいい感じ。焼くと4×3センチになります。証明写真くらい。
一枚から三つパーツを作って繋げたものも小さくて可愛い。

ヤスリがけ

荒い方がすりガラス感が出て、挟み込まれた色が取れにくいというメリットがあります。
ハンドメイド感を出すなら荒め。しかも、斜めに交差させると布っぽくなります。

細かくかけるのは綺麗な透明感を出したい時。パステルを削って色をつけると綺麗に仕上がります。

左は荒目に色鉛筆、右は細目にパステル

イラストを写す

ヤスリをかけてない面に油性ペンで原画を写します。
幼稚園生や小学校低学年の場合は、ツルツルの表面に油性ペンで描くのは難しいので、やすりがけした方に色鉛筆で直接描いた方が失敗は少ないようです。あるいは、輪郭だけは大人が絵を描いてあげるといいかも。この時、線は細すぎるよりも太い方が可愛いくなります。

100円で2本入りよりも一本が100円するネームペンの方がインクが濃いような気が……
太い方で描けばしっかり、細い方は細かい部分に。

色塗り

色を見せたいならパステルですよね。この場合は薄く。
色鉛筆で塗る場合は、ガッツリ濃く塗った方が綺麗になります。
特に、白はおすすめで、最後に上から塗ると色を滲ませない効果もあります。
ほっぺたの色や水玉模様などをつける場合は、先にほっぺたや水玉を塗っておくのがポイント。

ほっぺやお腹、水玉を先に塗ってから青を塗る

焼き

くしゃくしゃにしたアルミホイルの上に更にクッキングシートにのせて焼くと楽です。手袋でさっと取り出せます。
私自身は、色を塗った方を下にして焼き、小さくなってから2秒くらいで取り出し、さらに2秒くらいしてからクッキングシートで挟んで強く押し付けます。

すぐに圧力をかけて平らにしてしまうと、せっかくのツルツル面がアバタになってしまうんですよ。なので、ちょっと表面を固まらせる気持ちで。
焼きすぎると茶色く変色してくるので注意です。


裏面処理

色落ちしやすいプラバンに裏面処理は重要ですよね!

ネット上では「水性のニスを塗る」というのが多いのですが、これだと、せっかくのすりガラス感がなくなって透明になってしまいます。

⚫️水溶性のニスや透明のレジンは避けた方がいいかも

それよりもおすすめなのは、レジン用のコーティング剤

これがちょっと白いのでマット感が失われないんですよ。しかも、臭いもないし防水性があります。大きめの筆でささっと塗ると早く乾きます。

ただ、広範囲に塗られた色鉛筆は色が滲みやすいので、まず最初に色を固定する必要があります。
その時に使うのが速乾性のネイル用トップコート。

これで、まず、色が塗られている範囲だけをコーティングします。
色鉛筆が滲まない、速乾性なの早く乾く、しかもネイル用なので筆までついてる優れもの。

コツは、黒い輪郭線からはみ出さないこと
ちょっと内側を塗るつもりで。

これが乾いたら、レジン用のコーティング剤を一滴落として筆でサッと広げて全体に薄く伸ばします。

色々と試してみたけど、これが簡単でキレイ

▲レジンはライトを当てればすぐに固まるのですが、固まった後にベタつく感じがイヤ
▲ジェルネイル用のトップコート。マットタイプはいい感じに仕上がるのですが、独特の匂いがあって気になります。
▲デコパージュ用の下塗り、コーティング用も試しましたが、こちらは乾くのが遅い。 色が滲む。

水溶性のアクリル絵の具はどうしても色鉛筆の色がついて塗り広げてしまうので✖️
透明感が出るニスや透明色のトップコート、レジンは色塗りのムラが目立つので✖️
乾いたあとの手触り感。ベタつくものは✖️

ということで、この二つになりました。


速乾性のネイル用のトップコートはマニキュア独特の匂いがありますが、乾いてしまえば気になりません。ただ、塗る時にあまり吸いすぎるのも良くない感じ。

水に濡れても大丈夫だし、色落ちもしないのでバッチリです。

ちなみに、小さいものは100均で売ってる大きめの丸カンでつなげました。アクセサリー用に買っていたのがようやく役に立った……

ヒモは、セリアのラッピングコーナーで見つけた包装用です。イベントで使うため安くあげようとリリアンを探したのですが、売ってなくて焦りました(世代が古いっ)20㎝づつに切っています。100円でかなりの人数分が取れてお得。

ということで、どうでしょう?多少はプラバンの魅力をお伝えできたでしょうか。
もし「プラバンやろうっ」ってことになった際には、ぜひお役立てください😄



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