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第29回 デジタルとアナログと、AIとライヴ(生)と

こんにちは、stです。

今回は対極的な2つの事象について手短かに書きたいと思います。

たとえば、1973年の当時の人々に向かって、

「今から50年後の 2023年に、数年前に解散したビートルズの新曲が発売されて、ローリングストーンズも新しいフルアルバムを発売するよ」
と言っても、誰ひとり信じないんじゃないかと思います。

「えーー50年後! んなわけないでしょ、ビートルズはすでに解散したんだし、そもそもビートルズもストーンズもメンバーはみんなヨボヨボになってるか死んでるよ」ってね。

たしかにジョンもジョージもチャーリーも亡くなりました。
また、80歳過ぎて2時間もステージでシャウトできる老人なんてなかなかいないでしょう、いや1曲3分間の激しいシャウトでさえ無理でしょう。

ところが、1973年から50年後の 2023年に、

ビートルズは、残されていたジョンのデモテープを元にAI技術で音質をクリアにして、ポールやリンゴがオーバーダブして、最後の新曲 Now and Then をリリースしましたね!

「デジタルとAIのなせる技!」

ローリングストーンズは、80歳を超えた生身のキースがギターを弾きミックがシャウトしてレコーディングされたロックなニューアルバム Hackney Diamonds をリリースしました!

「人間の限界とは何かを考えさせられる作品!」


デジタル&AI技術にびっくり! それ以上に、生身の人間のエネルギーにびっくり!

さて、いまから50年後の 2074年の音楽を取り巻く状況はどうなってるんでしょうかね?


また来週!
Just Rock It !

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