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第30回 キーボードを捨てて「デスク」を捨てる。本当の「フリーアドレス」や本物の「ワーケーション」を手に入れる方法。

こんにちはstです。
いまはプライベートな野暮用があって鹿児島に来ています。桜島を眺めながらこのブログを書いています。

さて第30回という区切りのブログということもあって、
今回は、確信的に“革新”の核心に関して書きたいと思います。

今回に限らず最近の旅では、デジタルガジェットは、

・ポケットに「iPhone」
・小脇に「10インチiPad Air」
・腕に「Xiaomiスマートウォッチ」

の3つしか持ちません。
つまり日々の生活と同じで、旅も日常も同じなんです。

現在では仕事の大半をメインとなる「ノートPC」と「スマホ」で行っている人が多いでしょうし、
それも「仕事場や自宅やホテルのデスク」や「スタバなどのカフェのテーブル」で、
キーボードを叩く人が多いのかと思います。それはそれでいいかと思います。

しかしながら、僕がなによりも新しいと感じるのは、テクノロジーによってもたらされた「脱デスク」時代の到来なんです。そう、大切なこと書きますよ。

いまから10年ほど前には、Wi-Fiの普及やスマホとノートPCなどのテクノロジーによってもたらされた「脱オフィス」を考える人たちが急増したわけです。
それが今日のデジタルノマドに繋がっているのですが、いまのスタバはさながら「自習室」の様相で、ワーケーションといってもどこかで基本的には「デスク(机)」に向かって作業しているわけです。図書館で勉強しているのと変わらない。
「フリーアドレス」というものの正確には社内であれ社外であれ「フリーデスク」ですよね。
つまり「脱オフィス」と「脱デスク」とはかなり違います。

ところが、音声認識やApple Vision Proは、歩きながらどころか、寝っ転がりながら仕事ができる! お風呂の中でも海辺や森林を歩きながらでも執筆や書類作成が可能なわけです。
スタバじゃ寝転がったり、歩いたりできませんよね?


僕は文字入力することに関して、「キーボード入力」は若い頃から完全タッチタイピングでとても速いですし、スマホやタブレットの「フリック入力」も若い女子とのやり取りで鍛えられているので速いです。
キーボード入力もフリック入力も速度は同じくらいです。
しかし、ある時「脱キーボード」こそ次への進化だと気付いたんです。それをしない人間はおそらく“次の時代の感覚”をつかむことはできないと思っています。

つまり、「脱キーボード」は「脱デスク」を意味し、本当の意味で「フリーアドレス」であり、本物の「ワーケーション」の入り口へとつながります。
このスタイルこそが僕にとって本当に新しく、効率や利便性を高めるAI以上に革新的だということです。
意外とみんなそのスタイルに到達していないのではないでしょうか。

デスクワークと言われる書類やデータ作成ですが、僕はこの数年は外出先で作業することが増えて9割を占めるようになり、iPad を主力マシンにしたことから、MacBook Pro のようにそれを置くデスクやテーブルや台、そして大きな電源も必要としなくなりました。

iPad に関しても7、8年前には iPad mini を使っており、その頃まだタブレットが普及していない風潮に反抗するが如くそれで全ての書類作成やビデオ編集までこなした時期もありました。
しかし、大型スマホに毛が生えた程度の iPad mini ではなく、今ではやはり10インチ以上のiPadでなくては全ての細かい作業をこなすには難しいという結論に至りました。いまや読書も10インチ。
オフィス系の書類の作成・編集ではノートPCはまったく不要なのは当然ですが、クリエイティブな作業も7、8割方は iPad でこなすようなシステムにしています。

現時点では、タイムラインを必要とするアプケーションの最終仕上げ、つまり音楽や映像制作の最終仕上げの部分のみ MacBook Pro を使っています。
その他はすべて、iPad で十分です。
いまや MacBook Pro は僕にとってはデスクトップマシンというわけです。
逆に言えばタイムラインを必要としない執筆やオフィス系のアプリケーションでの作業は、ノートPCを使う理由がありません。タイムラインのない画像加工などもそうです。
文章やブログもすべて iPhone、時々 iPad。 長文であっても MacBook Pro のキーボードで書いたことは一度もありません。音声入力&フリック入力のみ。

そういうこともあって、旅でも日常でも、10000mAhのモバイルバッテリーと3ポート65W電源アダプターを常に持ち歩き、10インチの iPad を主力マシンにすることで、僕のデジタルツールはまさにモバイルそのものなわけです。

ちなみに、カメラにしても長年愛用していたソニーやキヤノンのデジタルカメラはもう年に数回しか使うことがありません。
いまやプロカメラマンでもバックアップカメラとして iPhone15 Pro Max や Xiaomi を使う人が増えてきましたね。そしてついに物理的に絞れる1インチセンサーを積んだ Xaomi 14 ultra の登場などはその最有力候補でしょう。
マイクロフォーサーズセンサーを積んだスマホが登場するのも時間の問題でしょうし、
そして、それは日本でもアメリカでもなく中国メーカーからでしょうね。


いろいろと(ここまで iPad と iPhone で)書きましたが、年々ハイスピードでテクノロジーが進化しているのに、スタバでMacを広げて仕事をする姿は、この10年進化していませんね。
本当の次世代へいち早くトランスフォーメーションするために「脱キーボード」ということが、いかにポイントとなるかお分かりになったでしょうか?

「脱キーボード」による「脱デスク」、そこから本当の「フリーアドレス」による本物の「ワーケーション」へ。
進化して時代を楽しむには、ライフスタイル(人生)をアップデートすべきではないでしょうか。
もちろんアップデートしないという選択もありますよ(^_^) 特に保守的なこの国では。

いまや、チャイを飲むために入ったスタバで、ノートPCを広げキーボードを叩いて仕事をしている人を見ると、どこか懐かしい感じを覚えるこの春です。


それではまた来週!
JUST DO IT (あ、ナイキになっちゃいました)
JUST ROCK IT ! (It's my way)

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