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弱っちい仔鹿だからこそ、夢は追い続けなければ。【ルヴァンカップ2回戦vs広島戦】

2024年4月24日。
ルヴァンカップ2回戦が行われた。
奈良クラブのホーム・ロートフィールド奈良に、J1の名門・サンフレッチェ広島さんを迎えての一戦。ロートフィールド奈良初のナイトゲームでもある。歴史的一戦になったのは間違いない。
この試合に、私は仕事を終えて駆けつけた。着いたのは18時45分頃。
ゴール裏へ🚶

照明に照らし出された緑のフィールド。美しい✨

スタジアムに入って思ったのは「子供さんが多いな」という事。
平日のナイター、しかも雨☔
それでもこれだけの子供たちが来てくれた。
楽しんでくれるといいな☺️
間際に着いたのでスタグルを楽しむ余裕がなかった😥あらかじめ買っておいたパンを頬張る🥪

今回のお相手はサンフレッチェ広島さん🟣🐻
「オリジナル10」のひとつであり、J1屈指の名門チーム。現状としても日本代表選手を有し、リーグ戦でも好調。攻守共に隙がない、トップ中のトップクラブだ。おまけに今回は、ハードスケジュールにも拘らず全くターンオーバーなしでこの試合に臨んで来た。
対する奈良クラブは半分ほど選手を入れ替え、守備に重点を置いた布陣を敷く。
奈良クラブ史上初めて、J1クラブを本拠地に迎えての対戦は果たして…

試合開始早々から、広島がボールを保持するシーンが多くなる。これはまあ予想通りの展開。
前半は良く守ったと思う。終了間際に失点するが、保持率の割にはよく1失点で済んだと言える内容。
のちょいすさんとも「良くやってるんじゃないですか」と言葉を交わした。この調子で後半も戦ってくれれば、と思ったが。
その後半。
開始早々に失点。これがまずかった。
そして。

この結果に。
まあある程度は予想出来た結果だけど。
6失点中2点がPK。守備が相手のレベルに追い付いていない証左だろう。
関口選手の退場は若さが出た。高校生を使わざるを得ないチーム状況が原因。周りの大人たちはメンタルのケアをしてあげたい。
選手達や監督・コーチ陣に言いたい事はいっぱいあるが。
一言でいいんじゃないかな。
「勝って下さい」の一言で。

さて。
私自身はというと、この結果に対して気丈に振る舞ってはいたものの、正直言って精神的にかなり堪えた。咀嚼して消化するのにかなり時間がかかるな、と思った。
それでも、何とか気丈に振る舞えたのは、ゴール裏で奈良サポーターの皆さんに囲まれていたからだ。

雨の中、熱く応援する人々

途中、名物の「アッコちゃん」を縦移動でやろうという事になって。
半ば試合そっちのけになるけどいいのかな、と戸惑いながら。
そんな中、元気な子供たちの姿を見て。
抜け殻になりそうな自分は彼らに背中を押されてようやく立っているような。
不思議な空気感に包まれて、それでも楽しまなければいけないんだ、と。
リーダーの方々の意図も肌で理解しながら。
何とか声を出し続けた。

試合が終わって。
これで納得も満足も当然しちゃいけないけど、歩みも止めちゃいけないんだな、と。
まず、怒ったからと言ってそれは進歩を生み出さない、逆に退化するだけ。
嘆き悲しんでたら停滞する。
辿るべき道の長さは辟易さえする程だけど、弱いなら弱い者なりのやり方はあるのかな、と。
コテンパンにされてむしろ良かった…などと納得するには私にはサポーター歴が浅すぎる。現時点では。
「それでも」「それだからこそ」続けなければ。
この試合の意味を見出す為にも。

帰り道、たまたま出くわした広島サポの方に、「この道で合ってますよね」的な事を聞かれた。私よりも遥かに人生経験豊富そうな年齢を重ねたご夫婦だった。
そこに広島の方々の歴史というか奥深さというか。そういったものを感じた。
我々は、まだまだ歴史も奥深さも足りない。
だからこそ、まず「私」が歩みを進めなければ。
広島さんには、感謝しかないです🙇

感じるものが多過ぎて。
上手くまとめられませんけど。
この試合の意味は大きい。
それは確かに感じました。

理屈をこねてる場合じゃない。
また試合は3日後にあるんだ。

どこまでも行こう。
道は厳しくとも。






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