篠目垂

お寺・神社/美術館/南北朝時代/主に関西圏を散歩しています/ブルスカ:shinotaru

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最近の記事

観光難易度A級シティの「千手」観音、大阪・藤井寺周辺散歩記録〜南北朝時代を添えて〜

※この文章は、日本史の南北朝時代に関係するものを見ると大興奮する人間が書いていることをあらかじめご了承ください。 御朱印集めをしている。とはいっても、行ったお寺・神社全てでもらっているわけではなく、南北朝時代に関係していたり、気に入ったり、生きているうちに二度は行けないだろうと思ったところのものをいただいている。最初にいただいた大覚寺の御朱印の日付が平成28年だったから、もう8年も地道に続いている趣味になる。 気がつけば、3冊目の御朱印帳があと数ページになっていた。新調し

    • ウォンバットと地蔵菩薩の誘惑、大阪・池田散歩記録

      数年前の暮れ、とある美術展に行った帰りのことだった。館内に飾ってある他の美術館のポスターを眺めていると、見たことのない美術館の名前が目に入った。 逸翁美術館…?大阪なら全然行けるし、開催されている展覧会も楽しそうだ!行こう! しかし、問題は会期があと数日しかないことであった。美術館への行き方をGoogleで検索する。最寄り駅は、阪急宝塚線の池田駅。美術館だけを目的に行くにしては、若干遠い。今回は諦めて別の機会にしよう…と、その時はとぼとぼ帰路についたのであった。 そして数年

      • 逃げ若から始まる北畠顕家関連史跡巡りin大阪

        日本史の南北朝時代が好きだ。鎌倉時代と室町時代に挟まれた、政権争いの流れが意味不明な日本史の中でもドマイナーな時代。でも南朝北朝問わずどの人物も魅力的だ。特に足利尊氏については推しを通り越して限界オタクに近い。 にも関わらず、週刊少年ジャンプで連載中の『逃げ上手の若君』を最近まで読んでいなかった。南北朝時代は好きだが、あまり歴史ものに触れたことがなかったため、楽しめるか分からず途中まで読んでそのままにしていたのである(同じ理由で大河ドラマの太平記も鎌倉幕府が滅亡したところで

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