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学生起業の強い味方? ビジネスコンテストのメリットや種類を紹介

学生起業で課題となるのが「資金調達」の方法。資金調達には投資家からの資金援助や補助金のほか「ビジネスコンテスト」に応募し、トップを目指す方法もあります。

今回は、学生起業家が利用できるビジネスコンテストについてご紹介します。

学生起業家が増える一方で、資金調達の方法を考える必要がある

近年は学生起業家がめずらしくない時代です。大学生はもちろん、高校生や中学生で起業し、成功を収める人も出てきました。

ただ、起業には多かれ少なかれ一定の資金が必要になります。

個人事業ではなく「法人(会社)」を立ち上げる場合は、法人登記だけで10~25万円ほどの資金が必要ですし、設備投資などが必要ならばさらにお金はかかるでしょう。

企業や団体の協賛を得ない限り、学生が始めるビジネスの多くはスモールスタートとなります。
規模が小さいうちならまだしも、より事業を発展させるにはやはり資金が不可欠です。

ビジネスコンテストとは


ビジネスコンテストは「起業家向けのコンテスト」のひとつ。

ビジネスアイデアの優秀さを競うコンテストで、もっとも優秀と判断されたアイデアには賞金が出されたり、起業支援が受けられたりといった特典が授与されます。

一般的なビジネスコンテストでは、大賞が賞金50~100万円、それ以下でも相応の賞金や支援サポートの提供などが受けられる特典が設けられています。

ビジネスコンテストでは、エントリー後に書類審査→事業計画についてのプレゼン、という順で審査が行われるのが一般的。多くのビジネスコンテストでは、以下のような審査規準をもとに最優秀者を決定します。

・ビジネスアイデアの新規性(目新しさがあるか)
・課題解決の具体性
・ビジネスの実現に向けた計画性や共感性
・ビジネスに対する熱意

要は「革新的で既存の課題解決につながる、実現可能なビジネスアイデアであること」が最低ラインになると考えて良いでしょう。

ビジネスコンテストには学生が参加できるものも多くあります。ここではその一部をご紹介しますので、参考にしてみて下さい。

・TOKYO STARTUP GATEWAY

・日本アントレプレナー大賞

・全国物流ビジネスコンテスト〜ロジたま〜

・Venture Bank

・立命館大学学生ベンチャーコンテスト

・高校生ビジネスプラン・グランプリ


資金調達方法のひとつに「ビジネスコンテスト」がある


学生が起業する際の資金調達方法を、思いつく限り挙げてみましょう。

・バイトなどで自己資金を貯める
・家族から借りる
・日本政策金融公庫(公庫)から融資を受ける
・クラウドファンディングで資金を集める
・国や自治体の補助金、助成金を利用する
・エンジェル投資家やベンチャーキャピタルから出資してもらう
・ビジネスコンテストに出場し、優勝する

自己資金を貯めて起業するといっても、学生のアルバイトで稼げる額にはやや限界があります。

また家族からの借り入れや公庫の融資に関しては、「借りたお金」であるため返済が必要です。

そのほかにはクラウドファンディングや投資家、VCからの出資を受ける方法があるでしょう。

これらは出資のため返済が不要ですが、何かしらのリターンを設定する必要がある点に要注意です。


そして最後に挙げたのが、ビジネスコンテストです。

ビジネスコンテストはノーリスクで起業資金を獲得できる可能性があるうえ、大賞に輝けば話題にもなります。


大賞受賞の事実を取引などのアピール材料にもできるため、参加する意義は非常に大きいといえるでしょう。

学生が起業する際はビジネスコンテストで腕試し!

資金調達に困りがちな学生起業。
ビジネスコンテストに応募することで、事業資金を獲得できるチャンスが増えます。

また、ビジネスコンテストの中には、一次審査通過者に対しビジネスプラン作成の指導、ブラッシュアップなどの支援をしてくれるところもあります。

仮に大賞を獲得できなかったとしても、起業に関するノウハウを教えてもらえるのはかなり大きなメリットです。

起業を目指している学生さんは、ビジネスコンテストへぜひ挑戦してみて下さい。

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