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別居したら踊る

イタリアは離婚が面倒で。日本みたいに、紙一枚で終わりとならない。(苗字は別姓だからその辺の手続きはイタリアの方が簡単かもしれないけど。それはおいておく。ちなみに国際結婚すると苗字は夫婦別も可能。)

離婚したいカップルは、まず弁護士をたてて別居申請、で別居を数年。それから正式な離婚となります。だから早くて3年。とはいえ、別居始まった途端にシングルライフを、というか、新しいパートナーを探し始める人が多い。って、まぁ離婚の原因って大体が片方に「他に好きな人ができた」っぽいから、そりゃ残された方も次の相手探すよねとは思う。

で、新しいパートナーを探し始めると、てきめん見た目が変わる。変えるのだ。まずシュッとする。日焼けする。タトゥが入る。男性なら筋肉つける。女性だったら化粧が変わる。身なり気にしませんっていう人が革ジャンを着始める感じ。

自分の好きな格好をするっていうのが大前提なんだけど、そこに他者へのアピールというスパイスが入る。ほんと別人ですか?ってくらい変わる。

「今、私はシングルで相手を探しています!」ということをものすごくわかりやすく周囲にプレゼンテーションするのだ。私は狩場にいるぞというアピール。こういうの、私に欠けてるー!と思う。

なんていうか、欲望を表に出すことに躊躇がない。手の揚げ方が大きい。なかなかできない。これが。

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まぁどこでも2人で来てくださいっていう、カップル文化が強い弊害でもあり。常にパートナーがいることが前提なのは、それなりに面倒な時もある。1人でいたい人は「今は1人がいいんで、ほっといてください」と、狩場にいませんアピールがいる。(世界は、場所ごとに違う種類の同調圧力でできている。)

で、別居中。つまり30代以上の男女がどこで出会うのかというとアプリ。ジム。またはダンス教室だ。ソーシャルダンス。タンゴとか。くっつく系。

ダンス教室は大抵女性の方が多いので、男性はだいたいモテる。友人男性も2人ほど離婚後ダンス教室で新しいパートナーを見つけていた。

とはいえ、このソーシャルディスタンス(ディスタンシングって定着した?)の時代。どこで出会うんだろう。アプリ一択なのかな。私だったら。。しばらくひとりでいいな。

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