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Digger

音楽は生活の一部。

日常から仕事中までずっと音楽を聴いている。

特に良く聴くジャンルは、”HipHop”
元々ケツメイシが好きだったのが始まりで、日本語ラップにのめり込んでいき、朝からチル系のヒップホップ、徐々にアップテンポになっていく。

特に仕込みの日は、全員が好きな音楽が詰め込んだプレイリストがあり楽しく仕込みながら作業をしている。ビールの仕込みにはそれぞれ工程があるが、気持ちのテンションを上げてくれたり、緊張感ある時には、ゆったりめな音楽にしてくれたりとバックDJ的な存在です。

そのBrew Musicを担当してくれいる男は
“セカさん”だ。彼の音楽のセンスは凄く、日本語ヒップホップの元ネタを探しサンプリングとなる音源を導き出し掘り下げる、通称「Dig」-ディグ-そのdigが原曲を元にビートに乗せてラッパーは歌っている。
ヒップホップは、そのサンプリング文化がとても古くからあり治安の悪いストリート達から産まれたりとストーリーが深かくて面白い。
そこから僕たち醸造チームは元ネタ探りにハマっていったのだ😂

さておきビールの歴史も面白く。
現代では麦100%を使用したビールは当たり前にあるが、戦時中には麦が取れなかったり、酒税の関係で麦は50%以下しか使用できなかった時期もある。あとの半分は、米や小麦、とうもろこしなど穀物を入れて発酵させてものが多かった。それこそ当時は薄っぺらく甘みの無い飲み物だったのだろう。

先日映画のシーンである場面があった
戦時中の軍人たちが仕事を終えタバコと瓶ビールを嗜み仲間達と歌っている。また捕虜にされた人々たちも軍人からこっそりタバコと瓶ビールをもらって軍人も捕虜もワイワイ笑う場面がある。厳しい作業と環境化の中の勇逸の楽しみだったに違いないことだったんだと思った。
映画のシーンからビールの歴史をディグるとその時のビールの麦の配合やレシピ、ストーリーがより詳しく出てくる。

結局言いたいことは、音楽もビールだけでなく全て掘り下げることにより知識が広がりクリエイティブな発想が産まれるということ。
全て知るのことは必要ではなくルーツ(根源)を探ることが大事と思う。結局好きで楽しいことはそれに時間を使うよね!

音楽は偉大で素晴らしいモノ。
日々digって生きていく!
面白いモノに出会うことを願って!

Diggerセカさんに是非音楽のこと聞いてみてね!お気に入りの曲をディグしてくれるはず💪

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