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北陸旅行記#2 ③ (越美北線・大野)

[前回はこちら↓]

福井駅から越美北線に乗車し、終点までやって来ました。

◇乗車経路
(9/23後半) 九頭竜湖越前大野福井
越美北線・北陸本線

九頭竜湖駅

九頭竜湖駅舎

14:22 九頭竜湖駅に到着。

駅に到着して最初に耳に飛び込んで来たのは、大勢の子供の声。

何の催しがあったのかは分かりませんが、大勢の子供とそのお母さん達が折り返しの列車に流れ込んで来ました。

何故2両で運行しているのか不思議でしたが、これを見越してのことだったんでしょうか。

また、九頭竜湖付近がサイクリングで人気なのか、自転車を持った人たちが駅前に集まっていました。

時刻表(九頭竜湖駅)

九頭竜湖駅の時刻表、スカスカです。
越美北線自体本数は少ないですが、越前大野駅から九頭竜湖駅間は特に少ないです。

九頭竜湖駅ホーム

越前大野駅までの切符と、入場券を購入しました。

九頭竜湖駅発行の乗車券

こういう末端駅で発行した切符を集めるの結構好きなんですよね。

この経路の切符自体は仙台駅でも簡単に買えると思いますが、やっぱり現地発行の切符だからこそ思い入れが強くなります。

綺麗な状態の切符を欲しがる蒐集家もいますが、切符は使った跡が残ってナンボだと思います。

ちなみに、今は亡き留萌本線の留萌駅でも切符を発行したのですが、無人駅で降りた為車掌さんに回収されてしまいました・・・。

車止め

本来なら岐阜県の美濃太田駅まで繋がるはずだった方向には車止めが。

駅名標

14:32 10分間の滞在後、再び列車に乗り込み越前大野駅まで引き返します。

往路は過剰に思われた2両編成の列車の座席は全て埋まり、子供の叫び声で非常に騒がしくなっていました。

列車内は子供が走り回り、車両連結部で遊ぶ子供もいてカオス状態に。

大野到着

越前大野駅

この状態で福井まで乗車するのは地獄だろうな・・・と思いながら、35分乗車して越前大野駅で降りようとすると、この子供達も一斉に下車していきました。

大野市の小学校行事などで九頭竜湖に出掛けていたのでしょうか・・・。

子供達は嵐のように去って行きました。

ホーロー看板

ホームの端に安全を祈願する鐘があり、その下には昔使われていたであろうホーロー看板の駅名標が。

次の福井行きの列車まで2時間ほどあるので、歩いて20分ほどの場所にある越前大野城に行きます。

六間通り(国道476号)

駅前の国道を歩いていくのですが、交差点名を見ていると○番○間という、北海道の○条○丁の様な規則的な区割りがなされているみたいです。

大手門広場

越前大野城の麓に到着すると、「野」の謎のモニュメントが。

大小2つあり、「大きい野」で「大野」なのかなと思いましたが、この横で人が大の字を作る事で大野を表現する為のモニュメントらしいです。

一人でやっても虚しいだけなのでやりませんでした。

柳廼社

越前大野城は山の上にある為、麓から20分ほど山登りをする必要があります。

登山口の近くにある柳廼社で安全祈願をし、坂道に臨みます。

登山口

道中は急な坂道ですが、ショートカット用の階段が所々に用意されています。

往路は階段を使い、復路は坂道をゆっくり下ることにしました。

越前大野城

越前大野城

ひたすら登っていき、結局越前大野駅からは30分ほどで越前大野城に到着しました。

天守は昭和時代に建てられた復興天守ですが、城内には大野城を築城した金森長近や、大野藩主の土井家に関する展示があります。

大野市東部

天守から眺める大野市街。

大野市西部

西側には田畑が目立ちます。

越前大野城碑

城で少し休憩した後、下山します。

登山道(復路)

帰り道も所々景色が開ける場所があり良いですね。

越前おおの結楽座

下山しました。
写真中央に越前大野城が見えます。

福井へ

七間通り

往路の六間通りの隣、七間通りを通って駅に戻ります。

七間通りは朝市で有名らしいですが、夕方の時間帯は歩いている人も居らず閑散としています。

北陸銀行 大野支店

通りの雰囲気は統一されています。
銀行の支店もご覧の通りです。

越前大野駅

16:40頃に越前大野駅まで戻って来ました。

16:38 発の福井駅行きの京福バスもあったのですが、歩き疲れてしまい急ぐ気力も起きず、17:09 発の越美北線の列車に乗ることにしました。

キハ120形気動車(戦国列車)

戦国時代に越前国を支配した浅倉氏の家紋が描かれたラッピング列車「戦国列車」が停車していました。

往路で見た水色の一乗谷ラッピングも然り、越美北線はラッピング列車が多いですね。

越前大宮駅

埼玉県民としては反応してしまう越前大宮駅
本当に越前を冠する駅が多いです。

夕食

18:03 福井駅に到着。
一旦ホテルに戻り、夕食を何処で食べるか考えます。

富山でも食べましたが、福井も勿論寿司が美味しいと思うので寿司屋を探すことに。

良さそうな店を見つけたのでダメ元で電話してみましたが、切られてしまいました。

流石に18時過ぎの忙しい時間帯に電話しても仕方ないと諦め別の店を探していると、西武福井店のレストラン街に良さそうな寿司屋を発見。

地方の百貨店のレストラン街に混んでいるイメージは無かったので予約無しで行ってみることに。

福井鉄道

全然イメージがありませんでしたが、そう言えば福井市も路面電車が走っていましたね。

福井駅に伸びいている路線は支線だそうです。

ほまれ寿司

西武福井店8階のほまれ寿司へ。
空いているわけではありませんでしたが、少し待つと入ることが出来ました。

寿司を食べに来たつもりでしたが、メニューを見ると甘エビの丼ぶりを発見。

調べてみると福井は甘エビも有名らしいので、これを注文することにしました。

およそ2,000円と比較的リーズナブルですが、店は高級感があり、料理も値段以上に綺麗に見えました。

味も勿論美味しかったので、オススメの店です。

想像以上の満足感を得たところでホテルに帰ります。

明日は舞鶴を経由して、一気に姫路まで駆け抜けます。


④に続く・・・


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