しんの(C.Clarté)

外国系メディアのDTPオペレータ。シャルル七世推しをこじらせて英仏百年戦争関連のパブリ…

しんの(C.Clarté)

外国系メディアのDTPオペレータ。シャルル七世推しをこじらせて英仏百年戦争関連のパブリックドメイン未邦訳書籍を翻訳したり、小説『7番目のシャルル』などを手掛けています。コンテンツ紹介と問い合わせ:https://note.com/shinno3cc/n/n3571c20a3488

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    フランス・パリのクリュニー美術館「シャルル七世時代の芸術展」関連まとめ

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    嵐の大野智さん大好き♡な母が2015年夏に指定難病ALSと診断されました。2018年末に死去するまでのファン活動+闘病メモリアルです。

  • アレクサンドル・デュマの戯曲『シャルル七世とその重臣たち』

    アレクサンドル・デュマが作家として駆け出しのころに書いた戯曲(演劇用のシナリオ)を日本語に翻訳した作品です。

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「Tristan le Roux/赤髪のトリスタン」総合目次|アレクサンドル・デュマ・フィス未邦訳小説

アレクサンドル・デュマ・フィス(小デュマ)の未邦訳小説「Tristan le Roux/赤髪のトリスタン」を底本にしています。 Amazon Kindleストア:上下巻 2022年10月21日、シャルル七世即位600周年記念に翻訳をまとめて書籍版を刊行しました。 神がかりのジャンヌ・ダルクと悪魔憑きのトリスタン・ル・ルー(Tristan le Roux/赤髪のトリスタン) あらすじと前置き 第一章〈カルナックの善良な伯爵〉編 #1 リッシュモンの使者 #2 平原の

      • 暗君か名君か、矛盾だらけのシャルル七世:21世紀現在の最新情報

        カクヨムにて『歴史家たちのポジショントーク:暗君か名君か、矛盾だらけのシャルル七世』を新規投稿しました。 あらすじ:各時代の歴史書に書かれている「フランス王シャルル七世」の評価が乱高下しすぎで面白かったので、歴史家たちのポジショントークの移り変わりをまとめました。 * noteでは紹介を兼ねて、今日の更新分から一部引用します。 コンタミーヌの著書は2017年刊行。 つまり、現在の最新情報ですね。 ざっくり読んだけど、どこかの出版社が日本語に翻訳してくれないかなぁ…

        • 暗君か名君か、矛盾だらけのシャルル七世:復権裁判の重要性とシャルル七世が果たした役割

          カクヨムにて『歴史家たちのポジショントーク:暗君か名君か、矛盾だらけのシャルル七世』を新規投稿しました。 あらすじ:各時代の歴史書に書かれている「フランス王シャルル七世」の評価が乱高下しすぎで面白かったので、歴史家たちのポジショントークの移り変わりをまとめました。 * noteでは紹介を兼ねて、今日の更新分から一部引用します。 そんなわけで😂 ボークールが集めた資料と考察に比べると、クオリティが下がるかもしれませんが、やれるだけやってみます。 シャルル七世の名誉回

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          高級な海苔弁当

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          暗君か名君か、矛盾だらけのシャルル七世:膨大な研究と残された仕事

          カクヨムにて『歴史家たちのポジショントーク:暗君か名君か、矛盾だらけのシャルル七世』を新規投稿しました。 あらすじ:各時代の歴史書に書かれている「フランス王シャルル七世」の評価が乱高下しすぎで面白かったので、歴史家たちのポジショントークの移り変わりをまとめました。 * noteでは紹介を兼ねて、今日の更新分から一部引用します。 カクヨムでここまでの話を書くにあたって、大いに頼っているガストン・ボークールが「この不格好な著書は何なんだ!」と叫び散らかしているのがおもしろ

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          ミシュレ著『フランス史』第五巻はシャルル七世が主人公

          カクヨムにて『歴史家たちのポジショントーク:暗君か名君か、矛盾だらけのシャルル七世』を新規投稿しました。 きょうは頭痛がひどく、連続更新16日で途切れそう。 あと少しなのにー!! あらすじ:各時代の歴史書に書かれている「フランス王シャルル七世」の評価が乱高下しすぎで面白かったので、歴史家たちのポジショントークの移り変わりをまとめました。 * カクヨム更新おやすみの代わりに、余談でもしましょうか。 19世紀は『フランス史』が何種類も出版されてますが 現在、日本語で読め

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          暗君か名君か、矛盾だらけのシャルル七世:ゴベール大賞受賞作

          カクヨムにて『歴史家たちのポジショントーク:暗君か名君か、矛盾だらけのシャルル七世』を新規投稿しました。 あらすじ:各時代の歴史書に書かれている「フランス王シャルル七世」の評価が乱高下しすぎで面白かったので、歴史家たちのポジショントークの移り変わりをまとめました。 * noteでは紹介を兼ねて、今日の更新分から一部引用します。 冒頭のシンプルな言い回しがいいですね。まさにこれ! 歴代フランス王の中で、もっともふさわしくない王としてスタートして、 最後にはもっともふ

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          暗君か名君か、矛盾だらけのシャルル七世:救いがたい王

          カクヨムにて『歴史家たちのポジショントーク:暗君か名君か、矛盾だらけのシャルル七世』を新規投稿しました。 あらすじ:各時代の歴史書に書かれている「フランス王シャルル七世」の評価が乱高下しすぎで面白かったので、歴史家たちのポジショントークの移り変わりをまとめました。 * noteでは紹介を兼ねて、昨日と今日の更新分から一部引用します。 まずは昨日の更新分より、アンリ・マルタンの新しい『フランス史』への反論。 反論の弁は、原文を見ていただくとして。 歴史家の権威を使っ

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          4月22日はシャルル七世とマリー・ダンジューの結婚記念日

          4月22日はシャルル七世とマリー・ダンジューの結婚記念日❣️ 1422年だから今年で602周年ですね。 王太子(のちのシャルル七世)は19歳、マリー・ダンジューは17歳。 高位の王侯貴族は、幼児のうちに政略結婚させられたり、親子以上の年の差婚もありがち。当時としては理想的な年齢だったのではないかと。 X(旧Twitter)についたリプライが楽しかったので、noteでまとめてシェアします。 記念日に便乗して、既出エピソードを発掘してみましょうか。 『7番目のシャルル【

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          暗君か名君か、矛盾だらけのシャルル七世:新しい『フランス史』(1)炎上

          カクヨムにて『歴史家たちのポジショントーク:暗君か名君か、矛盾だらけのシャルル七世』を新規投稿しました。 あらすじ:各時代の歴史書に書かれている「フランス王シャルル七世」の評価が乱高下しすぎで面白かったので、歴史家たちのポジショントークの移り変わりをまとめました。 * noteでは紹介を兼ねて、本日の更新分から一部引用します。 エピクロスですって! 本題から外れますが、ジョン・ラボック著『十九世紀の異端科学者はかく語る -The Pleasures of Life-

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          暗君か名君か、矛盾だらけのシャルル七世:歴史家の生贄にされてきた?

          カクヨムにて『歴史家たちのポジショントーク:暗君か名君か、矛盾だらけのシャルル七世』を新規投稿しました。 あらすじ:各時代の歴史書に書かれている「フランス王シャルル七世」の評価が乱高下しすぎで面白かったので、歴史家たちのポジショントークの移り変わりをまとめました。 * noteでは紹介を兼ねて、本日の更新分から一部引用します。 ピエール・クレマンは、私もうっすら思っていたことをはっきり言葉にしてくれました。 その時代の正義に反するからと、歴史家の生贄にされてきた

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          暗君か名君か、矛盾だらけのシャルル七世:近代君主制のアーキタイプ

          カクヨムにて『歴史家たちのポジショントーク:暗君か名君か、矛盾だらけのシャルル七世』を新規投稿しました。 あらすじ:各時代の歴史書に書かれている「フランス王シャルル七世」の評価が乱高下しすぎで面白かったので、歴史家たちのポジショントークの移り変わりをまとめました。 * noteでは紹介を兼ねて、本日の更新分から一部引用します。 原文の著者オーギュスタン・ティエリの影響なのか、今回の文章はいつも以上にカタイな…😅 歴史分野のシャルル七世ってさ… 少なくとも私が日本で見

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          暗君か名君か、矛盾だらけのシャルル七世:褒めているのか貶しているのかw

          カクヨムにて『歴史家たちのポジショントーク:暗君か名君か、矛盾だらけのシャルル七世』を新規投稿しました。 あらすじ:各時代の歴史書に書かれている「フランス王シャルル七世」の評価が乱高下しすぎで面白かったので、歴史家たちのポジショントークの移り変わりをまとめました。 * noteでは紹介を兼ねて、本日の更新分から一部引用します。 ここで言う「現代の歴史家」は19世紀半ばですが、 170年以上経過した21世紀現在のシャルル七世評もそれほど変わってない(高い評価を与えていな

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          暗君か名君か、矛盾だらけのシャルル七世:ミニエ再び…好きと嫌いが両極端すぎる

          カクヨムにて『歴史家たちのポジショントーク:暗君か名君か、矛盾だらけのシャルル七世』を新規投稿しました。 あらすじ:各時代の歴史書に書かれている「フランス王シャルル七世」の評価が乱高下しすぎで面白かったので、歴史家たちのポジショントークの移り変わりをまとめました。 * noteでは紹介を兼ねて、昨日と本日の更新分から一部引用します。 『シャルル七世への賛辞』から23年を経て、フランソワ・ミニエ再び登場❣️ ミニエにしろ、ガストン・ボークールにしろ、シャルル七世を気に

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          暗君か名君か、矛盾だらけのシャルル七世:フランス史ブーム——ラヴァレ、ルロワ、ミシュレ、ローランティ

          カクヨムにて『歴史家たちのポジショントーク:暗君か名君か、矛盾だらけのシャルル七世』を新規投稿しました。 あらすじ:各時代の歴史書に書かれている「フランス王シャルル七世」の評価が乱高下しすぎで面白かったので、歴史家たちのポジショントークの移り変わりをまとめました。 noteでは紹介を兼ねて、昨日と本日の更新分から一部引用します。 『フランス史』ブーム——ラヴァレ、ルロワ 19世紀は『フランス史』と題する本が多すぎる。 noteでは、私の独断と偏見で注目したいところだけ

          暗君か名君か、矛盾だらけのシャルル七世:フランス史ブーム——ラヴァレ、ルロワ、ミシュレ、ローランティ