見出し画像

ひとつのものが同時に善であったり悪であったり、そのいずれでもなかったりすることがある。たとえば、音楽は憂鬱な人には善であるが、喪に服している人には悪であり、耳の聞こえない人にとっては善でもなく悪でもない。by バールーフ・デ・スピノザ

おはようございます!
ドスコイ中原です。

ひとつのものが同時に善であったり悪であったり、そのいずれでもなかったりすることがある。たとえば、音楽は憂鬱な人には善であるが、喪に服している人には悪であり、耳の聞こえない人にとっては善でもなく悪でもない。
by バールーフ・デ・スピノザ

かのソクラテスは『健康が善で、病が悪?それなら病にかかり旅を止めたら、乗船するはずの船が難破して、命を救われた人がいた。それでも病は悪か?』という言葉を残しています。個人的には、「全ての物事を、善悪とか勝敗の価値観で一方的に判断するのは無理がある」のだと勝手に理解しました。「善か悪か」の判断は、わりと普遍的なもののように感じますが、実はその判断基準は、時代や社会の価値観、考え方で大きく異なります。極端な例を挙げるならば、人を殺すことは悪だと、誰が考えてもそういう判断になりそうなものなのに、戦争に行って人を殺すと英雄扱いになったりします。なので、善悪とか勝敗の価値観で判断できないことは沢山あるのだと。

善悪の判断基準はとても曖昧なものなんですよね…😅

貴重なメッセージを頂きました!
本日も宜しくお願い致します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?