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SIA inc.の建築思想

株式会社石田伸一建築事務所(SIA inc.)と株式会社UC Factoryでは建築思想を大切にしています。

大事にしているのは思想を建築すること。

当事務所にはパンフレットはありません。
正直あったほうが良いのは分かりますが、目の前のクライアントさんに全力でご提案をしたい!ということでこの記事をパンフレットがわりにして欲しいです。

弊社の思想は

地材地建、Long Loved Designで100年後も美しい風景をつくる。

という思想のもと、魚沼の山から木を切り出し製材し設計し建築しまちづくりを行っています。


そして、イニシャルコスト、ランニングコスト、メンテナンスコストの3つのコストを合体したトータルコストが安い暮らしをご提案しています。


新潟市西蒲区にある野きろの杜
2022年グッドデザイン賞を受賞した
古民家リノベーションの陰翳礼讃
古民家の良さを活かし、現代の技術をいれた
リノベーションがこの陰翳礼讃
野きろの杜に建つ2023年グッドデザイン賞を受賞した
『現代土間の家』
野きろの杜のLife Site 野きろ
野遊びのできる広場のあるLife Site 野きろは魚沼杉を含めた県産杉でできた施設。
Life Site 野きろの軒下空間


十日町市で設計した平屋2軒
2軒並び街並みになっている。





地材地建
-地域の建材、人材でその地域に建てる-



Long Loved Design
-長く愛せるデザインー



家と庭で『家庭』をつくる
-家と庭を一体設計する-



HOME SHIFT DESIGN
-今だけでない将来を考えたデザイン-



ものづくりにものがたりを
-魚沼の山から木を切り出し製材し、設計しものづくりをし、山を守り、街並みを整え風景をつくる。


■家づくりはトータルコストで考える
-最初の建設費(イニシャルコスト)だけでなくランニングコストとメンテナンスコストをみた家づくりをご提案。


メンテナンスコストの軽減は外壁材の工夫とこの下記の制度を利用。
建築費に10年分の制度金も入っているので安心です。
一般的な設備保証だけでなく、建物内部の不可抗力でついてしまった傷などにも対応。

構造躯体と地盤については瑕疵保険制度を利用し、天災は火災保険、地震保険を利用し日常の保証はこのおうち安心保証制度を利用。


以上を
掲げ建築設計をしています。




そして、提案している住宅は

①暮らしに心地よさと愛着をご提案
『Long Loved Design』


②注文住宅・自由設計という言葉を使わず家づくりの考え方をシフトさせていきたいという思いをこめた
『HOME SHIFT DESIGN』
どういう意味かというと注文住宅、自由設計、フリープラン、ご要望に全てお答えします。と聞くと耳障りはいい言葉ですが、例えるならこんなレストランです。
「お客様の食べたいメニューをなんでも言ってください。和食、洋食、中華、イタリアン、フレンチ、なんでも作れます。ちなみに食材は何にしましょうか?味付けはどうしますか?」と。

ご要望をカタチにするのは当たり前で何十年も愛して住んでいただきたいから今だけを考えた設計でないご提案をしたい。
ご家族の環境の変化に対応できる可変性のある空間設計をご提案します。注文住宅や自由設計を否定しているわけではなく、単に将来設計も考えた設計を行いたい。という意味です。

たとえば子供室。
子供の未来と子供室の未来は分けて考えることをオススメしています。

これは2007年に建築した石田の自邸です。
新築時は夫婦と子供1人の3人家族。そのため寝室と、子供の遊び場をつくり将来的に仕切れるようにしました。
2019年、長男が中学校2年生、下の子(長女)が小学校2年生のタイミングで間仕切りをし、元々寝室だったROOM1は長男の部屋に。ROOM2は長女の部屋に。夫婦寝室はROOM3です。
2024年時点で長男高校3年、長女小学6年。
来年長男が進学で一人暮らしをしたら、長女が長男の部屋ROOM1を使い、ROOM2は石田の仕事部屋に。ROOM3はそのまま夫婦寝室を予定しています。

全ては、家族の環境の変化に対応できる、可変性がある設計が一番良いと考えています。


③新築住宅の場合、全棟許容応力度計算をし、雪が載ってない状態で耐震等級3の壁量は当たり前で積雪地域では耐震等級2以上をご提案。
『許容応力度計算による積雪1.0mないしは1.5mを考慮した耐震等級2等級以上』




④温度のバリアフリーをご提案したいので、『高気密・高断熱』にこだわった家づくりとベストマッチした冷暖房のご提案。
『高気密・高断熱・床下エアコン』
暖かい地方ならまだしも寒冷地で建築する場合、絶対に高気密高断熱は必要です。だって、冬に車に乗りながら窓を少し開けて乗る人はいないと思います。冬の風がひどい時は車に乗っている時と同じことが言えます。ですので気密性能は重要です。




⑤手書きプランやCGを利用し、イメージの共有が図りやすく分かりやすいご提案をいたします。
『スケッチアップを利用したCG提案』

野きろの杜の平屋街区に建つ家。
ファサードは窓がないように見えますが中庭をもうけ開放的な建築としています。



地材地建にこだわる理由は、
未来の子どもたちのために、思いを繋いでいきたい。ということです。

川上(山を知っている木こりさん)と川中(木をどう加工するのがいいかを知っている製材所さん)と川下(住宅をデザインしてつくる設計事務所・工務店)が家を建てる人と一緒に思いを繋いでいったら絶対に愛着溢れるいい家ができると思います。

作り手が自分の仕事に誇りを持ち楽しそうにつくっている。この作り手の思いが家を建てたオーナーさんにもつながっていくと信じでいます。

そして、私たちが大切にしたいのは日常の暮らしをつくることです。
私たちはやみくもにお部屋のサイズをお聞きしたりはしません。
日常の暮らし(平日のルーティーン)からヒアリングいたします。
そしてご家族構成、ご年齢、どうしても叶えたい事とできれば叶えたい事やご趣味やこだわりをお聞きし、5年後、10年後、そして30年後などご家族の環境の変化を一緒に考え、可変性のあるご提案をするためにヒアリングをいたします。

日本の家の平均寿命は約30年。これは、単に住めなくなるから壊すのではなく、ご家族の環境の変化に対応できていない。または使い勝手が悪いという不満から平均寿命が短いと推測されます。
また吹き抜けが欲しいというご要望をお聞きしたとすると、お住まいになる方は吹き抜けが欲しいのではなく、開放感が欲しいから吹き抜けという選択肢にたどり着いていることが多いのです。
そのため、ヒアリングでは、ご要望や思いを深堀りしていきます。

単一な分譲地以外、唯一無二のその敷地に建築をする訳ですから、敷地に素直に建築をしたい!という思いがあります。注文住宅、自由設計って響きはいいのですが例えば結婚したばかりでお子様はこれから。という方は、子供が生まれてからの生活はイメージしづらかったりします。そしてよほどでなければインテリアの趣味も変化して行きます。また、だからこそどうしても叶えたい事とできれば叶えたいことに分けてお聞きし、日常の暮らしを細かくお聞きします。そこから深く隠れたご要望を読み取り、敷地に素直に建築をします。
僕たちは家づくりをしているのではなく、永きにわたって快適に愛着を持って住まうための『暮らしづくり』をしています。だからこそ流行り廃りでなく、永く愛せるデザイン、暮らしであるべきと考えているので自由設計・注文住宅を超えた『HOME SHIFT DESIGN』と暮らしに心地よさと愛着を届ける『Long Loved Design』を大切にしています。

■家づくりの流れについて
続いて家づくりの流れを書きます。
まずは何よりもミスマッチがあってはいけないので、弊社の建築思想をご説明いたします。それがご依頼者(クライアント)の思いと違わないか?を確認し、

1、住みたい場所は?
2、どんな暮らしがしたい?
3、それを無理がない返済で計画をしましょう。

ということを一緒に考えています。その後大体の建設総工費(設計費と建物費、外構、お庭の合計)を今までの事例とともにお伝えをいたします。

建築思想をお聞きいただき、お互いにミスマッチがないかすり合わせした後、社員が建てた住宅、いわば建築に携わっている人間が想いをこめて建てて住んでいる家の見学を3件ほど一気に見ていただきます。
そこで、実際に想いに触れていただきご検討いただいております。ご検討いただき、家づくりのパートナーにお選びいただけたら、建築申し込み金(設計料)として55万(税込)もしくは、規模が大きい場合110万円(税込)を基本設計料としていただき、ヒアリングから基本設計へと入っていきます。なお、このお金はご契約のときにご契約金としてそのまま移行します。

とりあえずプランや申し込み金の前に設計をしていない理由は、家づくりのパートナーにお選びいただいた方に全力でご提案したいから。という理由です。

スケジュールとしては、最初の出会いからお引き渡しまで早くて1年。
平均で、最初の出会いからお引き渡しまで1年半を見ていただけたら大丈夫です。


■構造材や羽柄材や内装材だけでなく、外壁に魚沼杉を使っている理由。
なぜこれを書くかというと、弊社では外壁にこだわりがあるからです。
あたり前で構造材や羽柄材と呼ばれる構造の付属材も魚沼杉、ないしは県産杉です。

僕たち建築の仕事は風景をつくる仕事だと思っています。首都圏などの都市部ではなく地方での建築が多い弊社は特にそのように思います。

魚沼杉にこだわって家づくりをしているのは、僕がふるさとが大好きで故郷の木を使いたかった。雪が降る魚沼の杉やブナを世の中に広めたい。という思いからと、風景をつくる仕事。だからこそ地方で100年後も美しい風景ってどんな風景だろうと考えると、家の外壁はよくある外壁(窯業系サイディング)ではなく、杉板だ!と思ったから外壁に杉板をメインで使っています。
もちろん、構造材や羽柄材、内装材に至るまで魚沼杉もしくは新潟県産材を利用しています。ちなみに、地材地建の観点から県が違えばその県の木材を積極的に使います。

柱、梁、大引きと土台以外すべて魚沼杉
もちろん構造用合板も魚沼杉合板
最終的に見えなくなるとしても美しい構造をご提案します。
工事中の構造段階から美しくなるように考えて設計しています。
構造が美しいというのは人間でいう骨格が美しいということ。
その美しい骨格にパンパンに断熱材を充填します。
断熱性能にさらにこだわる場合はこの写真の通りグラスウールをパンパンに充填した後、ネオマフォームも利用します。
構造美
パンパンにグラスウール断熱充填
完成
断熱材の室内側にはしっかりと気密フィルムを施工し、その下に電気配線を行う。
野きろの杜に建つ現代土間の家の骨組み段階
完成

外壁は木の外壁をオススメしていますが、外壁の美しさの他、メンテナンスコストも考えてもいます。
また外壁の杉板はなんでも良いわけではありません。
樹齢と同じくらい持つとも言われてもいる木の外壁はメンテナンスを考え、基本的に樹齢80年以上の杉の赤身のみを外壁に使います。
節の有無よりも樹齢と赤身にこだわります。

魚沼杉は雪に埋もれながら育った目がしっかりと詰まった杉。赤身も非常に多いのが特徴です。
古民家の杉板の使い方に学び、杉板を使います。
乾燥機に入れて人工乾燥により腐朽菌を死滅させた、樹齢80年以上の魚沼杉の赤身部分を板にします。
木材保護保持材のウッドロングエコという天然成分のものをジャブジャブとドブ漬けすることで特徴的な色味となります。
樹齢80年などの杉は無塗装でも強いのですが、このウッドロングエコのおかげでさらに腐朽菌の繁殖も抑えることができます。
本物の木ですので色が変わります。ただ色は変わりますが、10年ほどで表面が1mmほど削られ薄くなり水を吸いづらくなります。

ウッドロングエコは経年変化のような雰囲気をかもしだす天然由来の屋外木部用塗料になります。 ウッドロングエコを塗布すると木の表面が酸化し腐朽菌が入りにくい環境を整えます。 ウッドロングエコは、雨などの湿潤の繰りかえしによってウッドロングエコの成分が含浸する木材防護保持剤です。

一般的な外壁は全て塗膜で持たせています。そのため塗膜がダメになったら一気に素材にダメージが蓄積し、結果ボロボロになりメンテナンスをしないといけません。特に寒冷地では凍害というものがひどくこの凍害が外壁の寿命も一気に低くなります。

木の外壁が数年で塗り替えないといけない!というのは、キシラデコールといった塗料で塗膜をつくっているのでその塗料がはげてみすぼらしくなるから塗り替えをしないといけないのです。
杉板の使い方を間違えなければ、長持ちする材料なのです。使う釘は真鍮もしくはビスならステンレス。
また、ここはプロ向けの話しですが、木のおもてはどちらを使うか?というのはいろんな説がありますが、僕は実家や地元の江戸末期の古民家と同じ木裏をおもてに使います。それは先人たちがそうしていたからです。

また、本物の木ですから反りますしヒビが入ったり、節が抜けたりします。真鍮釘を打っても釘が浮いてくることもあります。それも味です。またどうしても気になったらその部分だけ張り替えれば大丈夫。最初は色が違いますが半年くらいで馴染みます。僕らは50年、100年の中でのたった半年と考えています。

本物の木ですからデニムのように色も変わります。
これらは全て味なのでこの味が嫌な方は杉板を利用しないほうがミスマッチを起こさず良いかと思います。杉板を使わない場合は左官仕上げかガルバリウムを使います。
ただ、何度も言いますが杉板がオススメです。(しつこい)

江戸末期に建てられた石田所有の古民家
何十年もそのままの古民家の杉板外壁
魚沼杉板を縦張りで建築した準防火地域に立つコートハウス
家と庭で家庭をつくる。この言葉を特に大切に建てていただいた神道寺の家
杉板の経年優化が美しい上泉の平屋
魚沼杉を縦張りと横張りとルーバーの縦とルーバーの横を利用した大きなデッキテラスのある家。
魚沼杉無塗装の外壁の2年後。
グレーに変わってきています。
無塗装の杉もとても風合いがよいです。
魚沼杉無塗装の外壁の3年後。
よりグレーに変わってきています。


ちなみにスイスやオーストリアでは木の外壁がポピュラーです。そして、無塗装が多いです。
また樹齢は80年から100年の木を利用している建物が多かったのも、僕の考えと一緒でした。

オーストリア西部の村の保育園
スイス東部の農業大学校
オーストリア西部のビオホテル
オーストリア西部の村の学校
オーストリア西部の村の建物

ヨーロッパでは住宅の他に公共の施設まで木の外壁かつ、木造でした。

■インテリアについて
室内も自然素材、本物の素材を使います。

木、ガラス、鉄、石、ステンレスといった素材を活かしながら建築します。
木目調や石目調などのプリント品、いわばフェイクは使わず、本物を使うことで流行り廃りに左右されないインテリアのご提案をします。



無駄をなくし、余白は大切に。


続いて、広がる空間のための間戸と家と庭の一体設計をすることについて。

余計なラインを消し、庭とリビングが一体になるように。
木製造作ペアサッシをつくり、
マドの高さを1.8mにすることで和室の襖や障子の間に合わせた美しい比率(白銀比)で建築。
枠の存在も消すように設計しています。
窓でなく、『間戸』を作ったのがこの住宅です。
トリプルガラスを採用し、南側の間戸は1.8mの高さで縦横比率が白銀比になるように。
北側の窓は目線の高さに窓を切り取り抜けるようにしています。
庭と一体になるようにできるだけラインを消し、ブラインドを天井を掘り込み隠しています。
窓はトリプルガラスを採用し、カーテンなどのウインドウトリートメントをつけない設計。
天井のレッドシダーがそのまま庇と繋がるように設計しています。そうすることでより空間に伸びが出て広く見えます。また両脇から庭に出れるシンメトリーデザインとし、
間戸と一体に見える設計にしています。
トリプルガラスを採用し両脇に外壁があることで囲われた空間をつくり、天井を掘り込みハニカムブラインドが見えないように設計し、ダイニングからお庭に出れるようにしてリビングからの2面のガラスはFIXとしピクチャーウィンドウとして庭を見るための間戸にしています。
トリプルガラスを採用し、白銀比1.8mの高さの間戸とし、見る窓と庭にでる窓を分け、広い庭と借景を室内から感じれるようにしています。
間戸を閉めブラインドも閉めたら閉鎖的な空間も作れ、間戸を開けたら開放的な住居となる。

寒冷地だからこそ高気密、高断熱で建築し、全館冷暖房による家中がほぼ同じ温度になる温度差のバリアフリー、そして間戸から庭が見える開放的な暮らしをご提案します。



広がる空間づくりとして、スイッチの高さ、引き手の位置、建具デザイン、窓の位置にこだわる。

日常は建具は開けっぱなしにすることが多いので、できるだけ引き込み戸を推奨しています。
上吊り戸とすることで下にレールを入れずに、存在を消すことができます。
開けた時に美しい。
そんな建具をオススメしています。
削ぐデザインを推奨しています。
巾木や周り縁、建具枠、窓枠をつけないので床・壁・天井が綺麗につながります。
スイッチの高さを900ないしは1000にし、
建具の引き手とスイッチの位置を合わせることで、日常の使い勝手からデザインしています。


天井までのフルハイトの建具の場合でも引き手の位置は900にし、スイッチプレートの位置も合わせる。
建具の高さが1800でも2000であっても同じくスイッチプレートと引き手の位置をあわせる。


ノイズレスデザイン
住んでからのアングル


室内と庭を一体化させる。
風景を切り取る。




ディテールに神は宿る。

例えば外壁を取ってみてもこのように違う。

杉板の幅を225にすることで、垂木と綺麗にそろう。
樹齢80年オーバーの大径木の杉があるからこそこのデザインが可能となる。


敷地に対して雁行させることで連続した印象的な連続した壁となる。
建物を雁行させることで壁が連続して連なるカタチをつくり、押縁を倍にすることでよりモダンな雰囲気にしている。


このほかにもたくさんこだわりがあります。
ぜひそのこだわりはYouTubeか、実際の見学会や住んでいる家の見学会でご確認ください。


お問い合わせは
InstagramのDMもしくは、401ishida@gmail.com  へのメールをお待ちしております。

401ishida@gmail.com


最後に、弊社のことを。

株式会社石田伸一建築事務所(SIA inc.)は2018年7月から新潟県新潟市にて設計事務所として活動をし、株式会社UC Factoryは2020年11月に新潟県十日町市にて『魚沼杉の工場』という意味で、Uonuma Cedar Factoryという思いを形にするためスタートし、2024年1月から大工の会社、 MtRiverSeaを設立し、現在は、

伐採士が木を切り出し、製材士が製材し、建築士が設計し、大工が施工する。

というものづくり一貫で建築をしています。

株式会社石田伸一建築事務所のメンバー
一級建築士3名、二級建築士2名、グラフィックデザイナー1名、
照明デザイナー1名、設計アシスタント3名、総務経理1名
株式会社UC Factoryのメンバー
建築士2名、伐採士2名、製材士2名、総務経理1名


株式会社  MtRiverSeaのメンバー
石田の他、手刻みできる大工3名の合計4名の会社


石田が、西暦2000年、20歳のときに地元十日町市で大地の芸術祭がスタートしそれをキッカケで建築デザインを志して将来、設計事務所を起業するぞ!と考えていたので地元の木を使った設計事務所はしたかったのですが、まさか木こりさんを雇用し製材所を始めるとは考えていませんでした。

UC Factoryを始めるキッカケは、お世話になっている製材所が廃業を考えている。ということからでした。

その地域から製材所がなくなる。これはその地域の山と森、建築のことを考えると絶対にそうならないようにしなければいけません。

よく木造建築業は川に例えられ、林業は川上、製材所は川中、設計事務所と工務店は川下といいます。
川中が無くなったら水は流れません。その地域のことを考えたらどれも無くせないのです。

2020年の春にお世話になってる製材所の廃業をお聞きし、そこから担い手を探しましたが誰も手を挙げず、だったら僕がやるといったらどうですか?とお話しをしたところご了解をいただきその年から社員さんの再雇用と建屋と機械、車などの資産を最初は賃貸借して、2024年3月に完全売買することでスタートしました。

設計事務所が製材所を始めるなんてうまく行くわけがない!といわれ、前代未聞で日本で僕だけだったみたいでした。

でも
しっかり思想を持ってぶれずにやっていれば道はひらけると思っています。


SIA inc.とUC Factoryと MtRiverSeaではこのような思いを持って活動をしています。

これからもずっとずっと大切にしていきたい思想です。

美しい山と森と棚田を守る。
戦前、戦時中、戦後に植えられた人工林をしっかり人の手で
こどもの未来のために循環させる。
手仕事で伐倒する
手仕事で造材
MtRiverSeaによる手仕事
こども達に、ものづくりの楽しさを伝えていきたい。
全ては持続可能な未来にむけて。


地材地建、Long Loved Designで100年後も美しい風景をつくる。


そのために建築思想を大切に。

みなさまからの建築ご相談お待ちしています。

お問い合わせは
InstagramのDMもしくは、401ishida@gmail.com  へのメールをお待ちしております。

良く、ハードル高いー!って言われるけどそんなことないです。
全然ハードル高くないのでお気軽にご連絡ください。
弊社は本当にスタッフが優秀なので絶対にご満足、感動できる暮らしのご提案できると思います。


暮らしに心地よさと愛着をご提案します。

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